カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたには何か特定の物を集める趣味、またはクセがありますか?
例えば、シリーズ物のマンガの本やアーティストのCD、グッズなど、種類はそれぞれですが、全部揃えないと気が済まない!という人は案外多いのではないでしょうか。
そんな収集癖、誰かに迷惑をかけているわけではないから平気、と思っているかもしれません。
しかし、収集癖のある人には性格の傾向があるといわれており、行き過ぎた収集癖は人間関係で悪影響を及ぼしたり、心の病気が隠れていたりする可能性もあります。
そこで今回は、収集癖のある人の深層心理と心の病気の可能性についてお話ししていきます。

切手やコイン、それに絵画や車など、様々なジャンルでコレクションをしている人はたくさんいるけど、度が過ぎるコレクター癖(収集癖)のある人には、注意しなければならないことがあるみたいだね。

今回はそんなコレクター癖(収集癖)のある人の、脳内で潜在的に働く「5つの心理」が紹介されているみたいよ。また行き過ぎたコレクター癖(収集癖)による悪影響なども紹介されているから、自分にちょっとこだわりのある人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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「何かを集めたい」というのは人間の本能!?コレクター癖(収集癖)人は男性に多い!!
特定の何かを集めたい、と思ったことのない人はおそらくそうそういないでしょう。
大人になって、金銭面や部屋の広さ、忙しさなどもあいまってコレクション欲が薄れていったかもしれませんが、子どもの頃、おもちゃやカードなどを一生懸命集めていた人は少なくないと思います。
裕福な人の中には、専用のコレクション部屋を作るなどして、趣味の時間を満喫している人もいますね。
男性女性ともに何かを集めたいという欲求が起こることはありますが、収集癖のある人は特に男性に多いそうです。
それは本能が関係しており、自分が欲しいと思った物を入手することで男性の太古昔からある狩猟の本能が満たされ、快感を得られるためなのです。
コレクター癖(収集癖)のある人の心理とは!?潜在的に働く「5つの心理」を徹底解説!!
何かを集めるという行為には多くの場合、潜在的な心理が働いています。
もし、あなたに「何かを集めたい」という強い欲望を持つコレクター癖(収集癖)があるとすれば、これから解説する「5つの心理」に当てはまる可能性が非常に高いと言えます。
以下が収集癖のある人に多い5つの心理です。
自分の心と正直に向かい合って、できるだけ素直な気持ちで読み進めてみてください。
【コレクター癖(収集癖)の心理1】完璧主義
例えば、ナンバーが記されている物、マンガやカードなどが代表的ですが、1.2.3…とナンバーが付けられているものは全部集めないとスッキリしないという性格です。
1.2.3.5はあるのに4は持っていない、、、という状態が完璧主義の人には許せないのです。
【コレクター癖(収集癖)の心理2】羨ましがられたい
レアな物や限定品などを好んで集める人は、人から羨ましがられたい、尊敬されたい、という意識が強い人です。
なかなか入手できない物や高価な物を持っているのを自慢することで、「すごい!」「羨ましい!」「いいな~」などと人から言ってもらいたいのです。
【コレクター癖(収集癖)の心理3】寂しがりや
女性にも多いのがこのタイプです。
物を購入したり部屋の中がコレクションでいっぱいになっていたりすることで、心に空いた隙間を埋めようとしています。
また、その物に没頭することで、寂しいという気持ちを忘れようとしているのです。
【コレクター癖(収集癖)の心理4】個性を求めている
ある特定の物(特にブランド物など)を集めることにより、周囲からこだわりのある人だと思われたい気持ちや、その収集物のような“かっこいい”“かわいい”“魅力的”といったイメージを自分と結び付けたいという気持ちがあらわれています。
自分の世界観を構成するために、物を集めているのです。
【コレクター癖(収集癖)の心理4】執着心が強い
特定の何かに対して執着心が強い人は、収集癖のある傾向があります。
何かに興味を持つととことん集めだしてしまいます。
このような人は物だけでなく人にも執着心が強い人であることが多いです。
「こだわりが強い」はストレスを溜め込みやすい!?ストレスによる負のサイクルと人間関係の悪循環!!
何かにこだわるということは、そこに集中ができて良い部分もたくさんありますが、時にはこだわりが強すぎて悩み事を抱えることもあります。
収集癖のある人は完璧主義で執着心が強く、周りの目を気にしすぎるところがあるため、普通の人よりもストレスがかかりやすいのです。
そのストレスをまた収集で解消しようとすると、安価かつ簡単に入手できる物ならよいですが、高価な物や入手が困難な物もあります。
それを手に入れるために予想外の出費が繰り返されたり、想像以上の労力がかかったりするため、そこでさらにストレスがかかり負のサイクルになってしまいます。
また、何かの事情で欲しい物が入手できなかった時、想像以上のストレスが心を占拠します。
収集癖のある人はストレスを溜め込みやすいのです。
また、収集癖のある人は、負けず嫌いで人にも依存しやすいため、人間関係でも問題が生じやすいといえます。
人に負けたくないという気持ちやこだわりが強いため、思わぬトラブルに巻き込まれたり、争いになったり、人から敬遠されたりしてしまうこともあります。
物だけでなく人にも依存心が強いため、家族や恋人、友人を束縛しがちな人も多くいます。
恋愛や友情がなかなかうまくいかなかったり、誰かに頼りすぎてしまったりするのは、その依存心からかもしれません。
【まとめ】その生きづらさの原因は「劣等感」という心の病かも!依存症の予防に必要なメンタルトレーニング!!
その生きづらさから抜け出すには?
収集癖のある人は自己評価が低く、劣等感の強い人に多いです。
コレクションと上手に付き合えている人は問題ありませんが、なんだか息苦しい、何かにとらわれているような気になる、収集することに本当は疲れている、という人は改善が必要だと思われます。
そんな人は自分自身のメンタルトレーニングをしていくと良いでしょう。
何かにこだわらずとも、自分は自分であるという意識をしっかり持ち、何も持っていなくとも自信を持てるように、精神面を訓練していきましょう。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして、自分の心を鍛えていきましょう。
また、何にでも執着しやすいという人は、依存症になっている可能性もあります。
依存症とはアルコールやギャンブルなどだけでなく、特定の物や人にも起こるものです。
自分が買い物依存症や恋愛依存症、共依存をはじめとした依存症でないか確認していきながら、依存心を取り除いていきましょう。
この場合もメンタルトレーニングが非常に有効です。
コレクター癖(収集癖)があると感じたら…「心の病気」が隠れている可能性を疑え!
そして、物を集めていないといてもたってもいられない、強迫にも似たような感覚がある人は、強迫神経症の可能性があります。
こだわりが過度に強いという面では、発達障害の一つであるアスペルガー症候群の可能性もあります。
このように、収集癖には自分では予想だにしない心の病気が隠れていることもあります。
自分、もしかして、、、と少しでも思ったあなたは、心療内科や精神科を一度受診してみたり、カウンセラーに相談してカウンセリングを受けてみたりしてください。
自分だけでは解決できそうにない悩みやクセも、専門の医師やカウンセラーと一緒なら少しずつ改善させていくことができるでしょう。
ただのクセ、、、と軽く見ずに、一度自分自身の収集癖がどの程度のもので、日常生活に支障が出ていないか、再確認してみてください。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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