カウンセラーの杉本もゆるです。
仕事でもプライベートでも、あなたの周りに会話をしていて「最後まで話を聞いてくれない人」っていませんか?
話は途中で遮られてしまうし、結果として重要な伝達事項をきちんと伝えられなくて困ることがあると思います。
関わらずに済むのなら、その人と会話をしないという選択肢もありますが、そうはいかない関係性もあるでしょう。
そんな人と嫌でも関わっていかないといけない、という人のために今回は、人の話を最後まで話を聞けない人の心理と対処法についてお話ししていきます。

人の話を聞けない人っていると思うけど、相手に対して明らかに失礼な行為だよね。でもその原因は性格的なものだけじゃなくて、なんらかの病気が関わっている可能性もあるみたいだよ。

今回は「人の話を最後まで聞けない人」に共通する「5つの心理」や、話を聞いてもらうための「5つの対処法」も紹介されているみたい。「人の話を聞けないことがあるかも…」と感じている人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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あなたは人の話を聞けていますか!?実は想像以上に難しい「人の話を聞く」ということ!!
まず、自分自身に問いかけてみてください。
あなたは日頃、どの程度人の話を聞けていると思いますか?
「実際のところ、自分も人の話は聞けていないかも…」という人もいれば、「自分は人の話をきちんと聞けている!」と思っている人もいるでしょう。
“人の話を聞く”という行為は案外難しいものです。
ただ相手の話を遮らずに同意していれば“聞いている”になるとは限りません。
それは“聞いている”のではなく“聞き流している”のかもしれません。
相手が伝えようとしている話の内容を、できる限り相手の伝えたいまま受け取ることができているでしょうか。
また、相手が話しやすいように、相づちや姿勢などで雰囲気を作ってあげられているでしょうか。
“話を聞く”という行為は実は簡単なことではなく、自分が「聞きたい」「聞かなければ」という気持ちと、ある程度のコミュニケーション能力があってこそ成り立つものなのです。
自分は話を聞けていると思っている人も、今一度、自分の“聞く力”について再確認してみてください。
「人の話を最後まで聞けない人」に共通する「5つの心理」とは!?コミュニケーション能力不足が招く人間関係の悪循環!!
話を聞くことが案外難しいことだとはいえ、人の話を遮らない、取り上げない、というのは会話において最低限のマナーです。
それができず、相手の話を最後まで聞けない人がいます。
その人たちはなぜ、人の話を最後まで聞くことができないのでしょう。
それには、代表的なものとして以下の理由があげられます。
【人の話を聞けない心理 その1】自分が優位になっていたい
このタイプの人は、話を最後まで聞くことが負けだと潜在的に思っています。
話を最後まで聞かなくとも、自分は理解できている、知っている、と相手に思わせたいのです。
人から賢く見られたいあまりに、知ったかぶりをしたり、わかったような口ぶりをしたりします。
【人の話を聞けない心理 その2】物事に対する興味や好奇心が極端に薄い
自分の好きな事、関心のあること以外には意識が向かない人です。
話題が自分の知りたいことではなかったり、興味のないことだったりすると話を最後まで聞いていられず、違う話題に急に変えたり、途中で話を切り上げたりしてしまいます。
【人の話を聞けない心理 その3】集中力が欠けている
このタイプには悪気はないのですが、自分自身の集中力が続かず、ついつい最後まで話を聞けない人です。
自分が話している時は集中できても、聞く側になると会話に集中できず他のことが気になりだしてしまいます。
【人の話を聞けない心理 その4】とにかく自分が話したい
女性に多いのがこのタイプです。
相手の話を聞いてあげたい気持ちもあるけれど、口から言葉が溢れ出し、止められない人です。
人間、特に女性は人とコミュニケーションを適度にとらないとストレスを感じやすい生き物です。
日頃、話を聞いてもらえる人が周りにおらず、ストレスが溜まっているのかもしれません。
【人の話を聞けない心理 その5】知らないことが恥だと思っている
自分の知らない話だと、テキトーにあしらったり、話をすり替えたりするような人です。
知らないことは恥ずかしいことだという意識があるため、知らないことをさとられないようにしたり、知っている話にすり替えたりしようとします。
人からの評価を過剰に気にするタイプです。
相手を変えようとしないことがポイント!?話を聞いてもらうために今すぐ実践できる「5つの対処法」!!
話を最後まで聞いてもらうためにできること
話を最後まで聞いてもらえないからといって、相手に聞くよう促してもなかなかうまくいくものではありませんし、立場上言えないこともあると思います。
コミュニケーションの中で何かしらの困難を感じた時、相手に変化を求めるのはできないと考えてもいいと思います。
一生懸命相手を変えようと努力するよりも、自分自身がその相手に対して適応していければ良いのです。
では、どうすれば相手に最後まで話を聞いてもらいやすくなるか、ご紹介していきます。
【話を聞いてもらうポイント①】話をできるだけ簡潔に述べる
長くだらだらと抑揚もなく話をされるのは、誰にとっても苦痛なものです。
最後まで話を聞けない人だとわかっているのなら、仕事中などは要件や重要なポイントを押さえて、余計な話や感情の言葉はできるだけ省き、わかりやすいように短く伝えましょう。
【話を聞いてもらうポイント②】「。」を上手に使って一文が長くならないようにする
一つの話を、「~で、~だけど、~の時に、~だったから、~~~」と永遠に一文で繋げる人がいます。
これでは聞いている側にしては内容が理解しづらく、聞いていても苦痛です。
一文を長くし過ぎず、「。」で話を区切ることにより、聞きやすく理解しやすくなります。
【話を聞いてもらうポイント③】身振り手振りを使ってこちらに気を引かせる
ただ淡々と言葉だけで話をしていては、相手が飽きてしまうこともあります。
少しオーバーなくらいに身振り手振りを使って会話することで、他に目がいきにくくなり、話にも興味を持ってもらいやすくなります。
【話を聞いてもらうポイント④】話を聞いてもらいやすい雰囲気を作る
集中力が途切れやすい人には、話す状況、雰囲気をしっかり整えてあげましょう。
にぎやかな場所や人通りの多い場所では、集中力を削ぐものが周りにたくさんあります。
眠くなりやすい昼食後はなるべく避け、できるだけ静かで落ち着いた場所、もしくは緊張感のある場所で話すことで、相手も話に集中しやすくなるでしょう。
【話を聞いてもらうポイント⑤】話し始めに「まずは話を最後まで聞いてください」と伝える
後から質問や疑問点など、あなたの意見は聞くから、まずは最後まで聞くように。と最初に促せば大抵の人は最後まで聞いてくれます。
自分の主張を後からきちんと聞いてくれるという安心感を与えることで、話が途中で遮られずに済みます。
【まとめ】それでも聞いてもらえない時は!?ひとりで抱え込まず身近な人に相談&コミュニケーション能力を身に付ける!!
話す側がどんなに工夫しても最後まで話を聞くことができない人は、もしかするとADHDやアスペルガー症候群などの発達障害の可能性があります。
そのような場合は、重要なことは会話だけでなく、書面やメールなどでも伝えるなどして、相手が理解しやすいようにやり方を根本から改善してあげるのもいいかもしれません。
また、発達障害でない人に対しても、相手を変えることはとても難しいことです。
まず、話を聞いてもらえるためにできることは、自分のコミュニケーション能力をあげることです。
コミュニケーションセミナーに参加、会話術や基礎から国語を学ぶなどして、自分自身も努力を怠らないでください。
あなたが変わることで、相手もいずれ変わってくれるはずです。
改善策を誰かと一緒に考えることも大切!カウンセリングを受けてみるのも選択肢のひとつ!!
そして、コミュニケーションでのトラブルや悩みがある場合は、抱え込まずにカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして改善策を誰かと一緒に考え、自分のストレスも浄化させてください。
コミュニケーション、会話で、時には辛く傷つくこともあると思いますが、私たちにとってはなくてはならないものです。
避けるのではなく、学び技術を向上させることで、人と触れ合う喜びは倍増します。
人と関わることを恐れず、様々な人と良好な関係を築いていってください。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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