カウンセラーの杉本もゆるです。
2019年10月1日に消費税が増税されましたね。
増税前に話題になっていたのは、買い溜めをする人。
特に洗剤やトイレットペーパーなどの日用品を大量購入して、部屋にたくさんストックする人たちが多くいたようです。
また、そのような時だけでなく、日頃から買い溜め癖がある人も案外多くいます。
割引になっているのを見つけるとついついたくさん買ってしまったり、強いこだわりのある商品が切れないようにいくつもストックしてしまったり。
さて、あなたはどうですか?
今回は、買い溜めしてしまう人の心理と注意点、改善策についてお話ししていきます。
世の中の動向やニュースなどの情報に踊らされて、ついつい大量の商品を購入する「買い溜めしてしまう人」って以外にたくさんいるようだけど、どうして人は「買い溜め」をしようとするのかな?「買い溜めしてしまう人」には、いったいどんな心理が隠されているのかな?
今回は「買い溜めしてしまう人」に共通する「4つの心理」やその対策方法などが詳しく紹介されているみたいだよ。またセルフカウンセリングで「買い溜めしてしまう心理」を自己分析できるから、普段から買い溜めしてしまう癖のある人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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「何かあった時のために…」という危機感が原因!?なぜ人は「買い溜め」してしまうのか!?
買い溜め行為は「日本の歴史」がさせている!?
多くの人が買い溜め行為をして、お店の陳列棚がガラ空き…という光景、たま~に見ると思います。
記憶に新しいところで言えば、巨大台風接近前後や巨大地震が来た後などでしょうか。
円相場が大きく変動した時にも、一部の店舗で多少見られる光景かもしれません。
また、“タイムセール”や“期間限定”という言葉につい飛びついて、同じ物を何個も購入している人、たまに見かけますね。
いつか使う物かもしれないけれど、その量を使い切るのはいったい何年後…?というようなレベルの人まで。
この買い溜めをしてしまいがちな人たちの年齢は、50代以降に多いのではないかと噂されています。
なぜかというと、1973年に起こった第一次オイルショック(石油危機)を体験した人々は、お店からトイレットペーパーなどの日用品がなくなる現象を目の当たりにしているからです。
オイルショック時も紙の生産は安定しており、その他の商品も入荷されないような事態はなかったようですが、危機感を覚えた主婦たちがトイレットペーパーをはじめとした日用品などを過剰に買い溜めしたため品薄、価格高騰してしまったそうです。
これらの記憶が根強くあるせいで、何かあった時のために…と買い溜めをしてしまう人が多くいるのかもしれません。
「買い溜めしてしまう人」に共通する4つの心理とは!?セルフカウンセリングで「買い溜めしてしまう心理」を自己分析してみよう!!
セルフカウンセリングで分析する「買い溜め心理」
それでは、買い溜めしてしまう人の心理を4つ説明していきます。
この4つの心理を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりすると効果的です。
①不安感がある
いつも使っているものがなくなってしまったらどうしよう…買い忘れてしまったらどうしよう…急な販売中止や災害が起こった時どうしよう…などと、起こるかどうかわからない未来のことを不安に思い、つい必要以上に買い溜めしてしまいます。
このような人は、一個のストックだけでは不安が解消されず、2個も3個もないと不安になってしまいます。
また、気に入った洋服やアクセサリーなども、汚れてしまったり壊れてしまったりした時のために同じものを2個購入する癖があるなどします。
②快感を得たい
欲しい物をお得に購入することができて、快感を得ています。
人、特に女性は買い物をすると神経伝達物質のドーパミンというホルモンが放出され、快感を得ることができストレスが解消されます。
大量に購入して高額になったとしても、お得だったり何かあった時のためにと理由をつけたりすることで、合理的に欲求を満たせていると自分を納得させ、罪悪感をあまり抱きません。
本当はその商品が欲しいから購入するのではなく、買い物という行為を欲しているのです。
③めんどうくさがり
小まめに買い物するのが面倒で億劫だと思っている人です。
どちらかというと大雑把な性格で、一気にまとめ買いをしようとします。
買いに行くのは面倒だし、きっと使うだろう食べるだろうと思って大袋や増量サイズを選んだり、似たような物をいくつも購入したりしますが、結果的に良い状態ですべてを使い切ったり食べきったりすることはあまりないかもしれません。
また、本当に忙しくて買いに行く暇がないので仕方なく、というパターンの人ももちろんいます。
④物がたくさんあると嬉しい
買ってきた物がきれいに並べられていたり、山積みにされていたりするのを眺めることで快感を得ています。
物がたくさんあることで部屋の隙間が埋められるのと同時に、心の隙間も埋まったような気分になっています。
潜在的に物で寂しさを紛らわそうとしている人です。
買い溜めに限らず、コレクション癖がある人や物を捨てられない人などにも同じようなことが言えるでしょう。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
当てはまった人は下記の注意することや改善策をしっかりと読んで、買い物の仕方を見直していきましょう。
「自己満足」「お金の無駄遣い」「他人への迷惑」?!「買い溜めしてしまう人」が考えるべきこととは!?
お金の使い方が上手な人は「貯金上手」
突然の災害や停電などが起こった時のためだったり、忙しくて買い物に行けない時のためだったり、セールで欲しい物がお買い得になっていたりだとすれば、適度な量のストックは必要かもしれません。
しかし、余裕のある日に家の中の日用品などを一度チェックしてみてください。
何がいくつあって、その品はどのくらい重要でどのくらいの頻度、量使うのか。
そうすると適切なストックの量が見えてくるはずです。
物がたくさんありすぎると、せっかくのお部屋も清潔に見えません。
また、買い溜めをすることにより、本当にその商品を求めている人の手に届かなくなってしまう可能性もあります。
他の人の迷惑になりかねないのです。
そして、お得だと思っていっぱい購入しても、結果的にお得になっていないこともあるでしょう。
全部使い切れず捨ててしまったり、使う前に劣化してしまったりすることもあります。
まとめ買いするよりも、必要な物を必要な分だけ購入する人の方が貯金上手なことが多いのです。
目先のお得感に惑わされないようにしましょう。
【まとめ】「買い溜めしてしまう人」を卒業するには!?大切なことは「依存症や不安症」の改善とコントロール!!
甘く見てはいけない!「買い溜め癖」を改善するためには?
買い溜めすることは、間違ったことではありません。
きちんと計画的にまとめ買いをするのであれば、全く問題はないのです。
ただし、買い溜め癖のある人の中には、心の病気を抱えている人もいます。
自分では気づいていなくとも、依存症や不安症になっていたり、発達障害を持っていたりするかもしれません。
ADHDは治すことはできませんが、トレーニング次第で上手な付き合い方ができるようにある程度コントロールすることはできます。
また、依存症や不安症は日常生活の他の場面でも、生きづらさを感じていることがほとんどなので、改善させていく必要があります。
本気で改善させるなら専門家へ相談するのがベスト!カウンセリングを受けて原因を探り出すのもおすすめ!!
その「買い溜め癖」は心の病気が原因かも!?
病名はつかなくとも、大きなストレスが買い溜め衝動を増長させていることもあります。
ストレスの原因を探り、解決もしくは緩和の方向へ持っていけるようにしましょう。
ストレスが軽減されれば、買い溜め癖も少しずつ落ち着かせられるはずです。
心の病気もストレスも、わからないことがあれば専門のカウンセラーからカウンセリングを受けてみましょう。
一人でがむしゃらに頑張るよりも、無理なく改善できるでしょう。
そして、買い物をする時は安いから買うのではなく、購入する前にどのくらい先で使うのかを考えるようにしましょう。
お得感につられて、いくつも買ってしまうことは避けましょう。
違う方法として、断捨離に挑戦してみてスッキリとした快感を味わってみるのも良いでしょう。
“物を買う”という行為について、今一度考え直すチャンスだと思います。
買い溜め癖を見直して、本物の買い物上手な人を目指しましょう。
無駄も後悔もない、楽しいお買い物ができるようになるといいですね。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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