代表カウンセラーの遠藤まなみです。
先日も、小学校の先生数名が同僚の先生にいじめをした動画が放映され問題になりました。
いじめは子どもから大人まであり、なかなかなくなりません。
そして、世の中には「いじめられやすい人」とそうでない人がいます。
その違いはいったい何なんでしょう?
我がカウンセリングルームにおいても、会社でパワハラを受けている、友達からいじめられているといった相談が大変多くあります。
そこで、今回はいじめられやすい人の特徴と原因などを書かせていただこうと思います。
もし、自分がいじめられているかも?いじめてしまっているかも?と感じた人はセルフカウンセリングしながら読み進めていただきたいと思います。

学校や会社など、どの世界でも「いじめ」は問題になっているよね。人は辛いことがあったり面白くないことがあったりすると、他人(自分より弱い存在)をいじめる習性があるといわれているけど、どうしてそうなってしまうのかな?また「いじめられやすい人」にはいったいどんな特徴があるのかな?

今回は「いじめられやすい人」に共通する「9つの特徴」や「5つの対処法」などが詳しく紹介されているみたい。またセルフカウンセリングで「いじめられる心理」を自己分析できるから、今までいじめを受けた経験のある人には特に参考にして欲しいわね。それではまなみ先生よろしくお願いします!
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まず、いじめられやすい人の特徴から書かせていただきます。
①コミュニケーション不足
いじめは子どもばかりではありません。
大人になってからもあります。
職場・学校・ママ友・ご近所さんと意外に沢山あります。
いじめる人が悪いというのが前提ですが、いじめられやすい人にもそれなりの原因があるようです。
その一つにコミュニケーション不足が考えられます。
- 挨拶がきちんとできない
- 質問に的確に答えられない
- 雑談に参加しようとしない
挨拶ですが、たかが挨拶と思う人はいるかもしれません。
されど挨拶です。挨拶はとても重要です。
挨拶は人間関係を円滑にするコミュニケーションの1つです。
いじめられやすい人も挨拶はしているかもしれませんが、小さな声だったり仕方なくしているのでは相手は気持ちよくありません。
自分は明るい声で、相手に聞こえる声で挨拶をしているか自問してみてください。
職場やママ友(PTA)などで事務的な要件以外にも、コミュニケーションをとることは人間関係の軸になります。
円滑なコミュニケーションがとれないというのは、いじめられやすい人に多い特徴です。
挨拶はきちんとできているか、質問に的確に答えているか雑談などに参加しているか自問してみて下さい。
②目立つ
日本では「みんなが同じ」ということを安心と思う文化があります。
いじめられやすい人の特徴として、目立つタイプの人が挙げられます。
- 極端におとなしい
- 自己主張が強すぎる
- 服装が派手
いじめられやすい人の特徴として、個性的な存在の人も多く、人と同じなのを嫌うことが多いようです。
仕事には一切関係ないのに派手なメイクやネイル。
職場は仕事をする場所ですので過度なオシャレは周りの人の顰蹙(ひんしゅく)を買ってしまいます。
自分を主張することばかりではなく、周りの人との調和を考えることが大切になります。
見た目だけではなく、会話や発言もいじめの原因になります。
場にそぐわない自己主張だったり、大きな声だったり、調和を乱すような言動はいじめられる人の特徴です。
逆にリアクションがなさすぎ、おとなしいタイプもいじめの対象になってしまいますから気をつけてください。
目立つ言動や会話はしていないか・服装は派手でないか・調和を乱していないか自問してみて下さい。
③環境にも原因がある
ストレス社会と言われて、職場などでは改善を求められていますが、依然としてストレスの多い職場というのは存在しています。
ノルマが厳しかったり、ミスが許されなかったり、上司の機嫌がいつも悪かったり、そのような職場は皆がストレスを抱えています。
そのストレスをどこかで発散したいという状態にありますから、少しでも足を引っ張るような人がいるとその人がターゲットになる可能性はあります。
- 忙し過ぎて仕事が多い
- ノルマが厳しい
- 閉鎖的な職場
文部科学省では、いじめの定義を「一定の人間関係のある者から心理的物理的攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」としています。
あなたがいじめられていると感じたら、我慢するだけではなく自分自身を振り返ってみて下さい。
そしてきちんと今後のことを考えなくてはいけません。
④周りの空気が読めない
これは職場やママ友、ご近所さん全てに言えることだと思います。
いじめられやすい人の特徴として周りの空気が読めない人が多いようです。
その場所の人間関係の空気というものが、どこにでもあります。
空気を読むことなくマイペースでいると、周りが皆引いてしまうという可能性があります。
- 真面目過ぎて冗談が通じない
- 空気が読めないことに気づいていない
- 自我が強すぎる
場の空気を読むということは、難しい方も多いかもしれません。
和気あいあいとした中で自己主張が強すぎる人、おしゃべりな人、反対に一人何も話さない、冗談なのに真面目に受けてしまう人、空気が読めないタイプの人はいじめられやすい人の可能性があります。
⑤気が弱い人
いじめられやすい人の特徴として、気の弱い人が対象になります。
この人なら反撃されない、この人なら何を言っても大丈夫という気弱なタイプの人がターゲットになってしまいます。
- 何を言っても大丈夫だろうと相手に思われる
- 反撃はしない
- 優しい
気が弱いというのは繊細で優しい性格でもありますが、それでは世の中は生きていけません。
性格そのものを変える必要はないと思いますが、自己開示はきちんとできるようにしてほしいと思います。
⑥被害者意識が強い人
いじめられやすい人の特徴として、性格的に暗い人、ネガティブな人がいます。
職場でミスをするのは誰でもありますし、落ち込みます。
しかし、それをずっと引きずって周りの空気を重たくしたり、「自分はダメな人間」などが口癖の人は周りから好かれません。
- ネガティブ
- 「自分はダメな人間」が口癖
- 被害者意識が強い
周りが一生懸命に仕事をしているのに、テンションを下げるようなことばかり発言していては皆も仕事をする気分になれません。
そうなると、皆から煙たがられていじめてやろうかという雰囲気になってしまいます。明るく前向きな姿勢を作るようにしなければいけません。
⑦仕事ができない
職場は基本的に働くところで、遊びに来ているわけではありません。
そこで仕事をしないでいると、いじめられやすい人になってしまうようです。
初めから仕事ができる人はいないと思います。
失敗もすると思います。
ただ、仕事ができる人とできない人を比べると、できる人は同じ失敗を繰り返しません。
一度聞いたことはメモを取り、同じ質問はしないようにするなど気を付けています。
- メモを取らないで、同じことを何度も聞いてくる
- 人の話をまともに聞かない
- 反省がなく何度も同じミスを繰り返す
仕事ができないと、周りの人のフォローが必要になります。
自分の仕事だって大変なのに、他の人の分までしなければならないとなれば八つ当たりの一つや二つはしたくなると思います。
そこが始まりで、エスカレートしていじめに発展してしまうと言われています。
⑧嫉妬されやすい
素敵なご主人や奥様がいる人、可愛いとか、頭がいいお子さんがいる人、ブランドのバッグや持ち物を始め、車など高級車に乗っている人は、周りから妬まれていじめられやすい人になってしまう可能性があります。
なぜなら、働いても生活が楽にならない人もいるわけですから気を付けなくてはいけません。
- 若い女子
- ブランド品が多い
- 家にお金がある
生活のために一生懸命働いている人がいる中、「暇だから仕事してます」みたいな言動は絶対にしてはいけません。
あなたには普通なことも、人によっては違います。
話す内容も気をつけないと全てが自慢話のように聞こえてしまいます。
嫉妬心がいじめにつながりますので注意して下さい。
⑨外見にこだわらない
外見に全くこだわらない人がいます。
それでも清潔感が出ていれば問題はありませんが髪の毛はぼさぼさ、ひげはぼうぼうでは近寄りたくありません。
そういう人もいじめられやすい人のタイプと言われています。
- 清潔感に欠ける
- 最低限の身だしなみができない
- サイズが合わない服を着ている
人は外見ではなく中身が大事とは言われていますが、ある程度の身だしなみをしないと人は不快になります。
いじめられやすい人の中には、清潔感に欠けていて、外見に無頓着な人が多いと言われています。
いじめられやすい人にならないように外見を整える努力をして欲しいと思います。
「いじめられやすい人」を今すぐ卒業したい!!いじめられないための「5つの対処法」を徹底解説!!
今すぐ実践できる「5つの対処法」
これまでは、いじめられやすい人の特徴を書かせていただきました。
ここからは、いじめられないようにするための対処法を書かせていただきます。
①努力をする
いじめられやすい人は自分の原因を改善する努力や人間関係をうまく築くことが大切です。
努力しているあなたを見て、いじめをしようとする人は少なくなると思います。
②気配りと笑顔
職場でもママ友でも、人間関係はある程度の気配りが必要になります。
あまり緊張すると、それがマイナスになってしまいます。
ほどほどで大丈夫です。
最低限の身だしなみや挨拶、ちょっとしたお土産、人の話をさえぎらない。そして笑顔があれば乗り切れます。
③冷静な態度
いじめられそうになった時には、落ち込んだ姿を見せてはいけません。
落ち込んだ姿を見せることで、ますますいじめはエスカレートします。
いじめの心理は、あなたの反応を楽しんでいることがあります。
ですので、冷静な態度で仕事を続けて下さい。
それでもダメな時はきちんと助けを求めて下さい。
④復讐心
いじめられやすいタイプの人は欠点があります。
でもいじめる方はもっと欠点があります。
いじめた人間より少しでも幸せな人生を送ることが一番の復讐になります。
自分なりの幸せを見つけて下さい。
⑤法テラスに相談する
いじめは辛いです。
記録をきちんとつけておいて下さい。
また、レコーダーなどを使うのも良いかと思います。
泣き寝入りしないためにも、自分にとって一番良い方法を探しましょう。
【まとめ】コミュニケーションが「いじめ問題」を解決する!大切なことは「いじめは人としてカッコ悪い」という真実を理解すること!!
セルフカウンセリングの自己分析結果を参考に!
いかがでしたか?
いじめられやすい人についての特徴を書かせていただきました。
参考になりましたか?
学生の頃は勉強ができれば褒められていましたが、社会人になるとそれだけではやっていけません。
事務的な仕事がいくらできても、職場や取引先の人とコミュニケーションが上手くとれない人は、いじめられやすい人になりやすいと言われています。
コミュニケーションの能力が低い人は、想像力が低いとも言われています。
職場だけでなく、ママ友、ご近所さんにおいてもコミュニケーション能力は必要になってきます。
自分にコミュニケーション能力がないと思う方は、コミュニケーションセミナーに参加したり、専門のカウンセラーに相談してどこがどう足りないのか、何を学べばいいのかをアドバイスしてもらうのも方法の一つだと思います。
コミュニケーションはうまく話すことはもちろん、きちんと話を聴くことなど大切になります。
どうか、それを身につけて、いじめに合わないようにしていただきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
遠藤まなみでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ

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