イライラが原因で部下の女性をいじめている女性

 

代表カウンセラーの遠藤まなみです。

▶ 遠藤まなみのプロフィール

 

時代や文化を問わず、あらゆる場所で見受けられる「いじめ」、人の集まる所では必ずと言っていいほど「いじめ」は存在します。

 

社会問題となっているパワハラも、その一つだと言えます。

 

我がカウンセリングルームにも「姑さんからいじめをうけている」」「娘からいじめられている」などの相談が毎日のようにあります。

 

前回はいじめられやすい人の特徴他を書かせていただきました。
※「いじめられやすい人」に共通する「9つの特徴」とは!?

 

今回は、いじめをする人の特徴や対処法について書かせていただこうと思います。

 

弱い者いじめをする人には、男女問わず共通する特徴があります。

是非、セルフカウンセリングしながら読み進めて頂きたいと思います。

 

ムック♂ムック♂

世の中にはあらゆるところで「いじめ」が横行しているよね。本当に「いじめ」ほど辛く苦しいものはないよね。でもどうして人は、自分より弱い立場の人をいじめてしまうのかな?「いじめをする人」にはいったいどんな心理が隠されているのかな?

ベル♀ベル♀

今回は「いじめをする人」に共通する「9つの特徴」や「7つの対処法」が詳しく紹介されているみたいね。またセルフカウンセリングで「いじめをする人の心理」を自己分析できるから、過去(現在)いじめを受けた人もいじめをしてしまった人も、しっかりと読んでぜひ参考にして欲しいわね。それではまなみ先生よろしくお願いします!


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いじめには様々なケースがある

まず、いじめの定義について。

「いじめ」とは相手に苦痛を与える行為で、悪質な場合は傷害罪、暴行罪、強要罪、侮辱罪に相当する犯罪行為にもなります。

 

一定の人間関係のある人物から精神的、物理的な攻撃を受けたことで苦痛を感じていることであり、自尊心を損なわせ弱体化させることを目的とした、執念深い冷酷な悪意のある企てによる長期に渡って繰り返される不快な行為のことをいいます。

 

 

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セルフカウンセリングで見えてくる「いじめの心理」

それでは、いじめをする人の特徴から書かせていただきます。

 

いじめをする人の多くは「自分が相手を傷つけている」という感覚が鈍っているケースが多く、相手がどれほど辛く苦しい思いをしているかを理解できていません。

 

過去に(現在も含めて)、いじめを受けた人、いじめをしてしまった人も、この部分を意識し、セルフカウンセリングをしながらじっくりと読み進めてみてください。

 

【いじめをする人の特徴①】ストレスが溜まっている

弱い者いじめをする人はストレスが溜まっていると言われています。

 

人生や社会、学校や会社、自分自身など全ての現状で自分の思い通りにいかないことに不満を感じています。

 

そして、その原因を人のせいにします。

誰かをいじめることで、ストレスを発散しています。

 

【いじめをする人の特徴②】気が小さい

弱い者いじめをする人の特徴として気の小ささがあります。

気が小さく臆病なので自分に自信がありません。

 

他の人をいじめることで、自分を強く見せようとしています。

 

また、強い思い込みが激しく、自分に向かってくる人のことを「生意気」と思い、いじめのターゲットにしてしまうこともあります。

 

【いじめをする人の特徴③】過去にいじめられた経験がある

いじめをする人の特徴として、過去にいじめられたことがある人です。

自分が過去にされた仕打ちを他人にしています。

 

自分が辛い思いをしたから、他人に優しくすることができず自分がされたのと同じようなことをしてしまいます。

 

【いじめをする人の特徴④】強い嫉妬心

強い嫉妬心がある人も、いじめをする人の特徴と言われていて特に女性に多い特徴とも言われています。

 

他人の幸せや境遇に強い嫉妬心を抱きます。

自分より幸せそうな人に嫉妬して、いじめのターゲットにします。

 

【いじめをする人の特徴⑤】相手を区別する

いじめをする人の特徴として敵と味方を区別するがあります。

「あの人は味方、この人は敵」と区別します。

 

自分の意見に同意してくれれば味方、意見を言われれば敵になります。

自分にとって都合がいい人ばかり味方にします。

 

【いじめをする人の特徴⑥】不平不満を抱いている

不平不満を抱えている人がいじめをする人の特徴として挙げられています。

 

ストレスを解消することができないため、不平不満を常に抱えておりそれを発散するためにいじめをするのが日常的になっています。

 

そのためにイライラしたり嫌なことがあったりするといじめをするルーティンになります。

 

【いじめをする人の特徴⑦】自己愛が強い

自分は特別だという仮想的有能感を持ち合わせています。

対等な関係であるはずなのに、勝手に優劣をつけて自分は特別な人間だと思い込んでいます。

 

外面は非常に良く第一印象も良いために非常に厄介です。

 

このような人は肩書がある人や人望のある人、自信満々の人などを見るとターゲットにし、いじめたくなります。

 

【いじめをする人の特徴⑧】物事の本質を見極められない

「物事の本質を見極められない」というのもいじめをする人の特徴としてあります。

視野が狭く、物事を表面的、短格的に解釈しがちです。

 

また、思い込みが激しく、物事を真っ直ぐに見られません。

それを誰かが指摘や注意しようものなら、意地を張って相手を攻撃します。

 

そのため、見当違いや勘違いも多く失敗も多いです。

それが、ますます劣等感やストレスへと変わります。

 

【いじめをする人の特徴⑨】愛情に飢えている

「愛情に飢えている」というのもいじめをする人の特徴の一つです。

家庭環境に問題があり、幼い頃から愛された経験のあまりない人が多いと言われています。

 

また現在、親や配偶者、恋人など、本来愛を注がれるべき対象者から邪険に扱われていることも多いようです。

 

愛情を沢山得て育った人は、誰かをいじめようとはしません。

 

愛情に飢えている人は、寂しい心を癒すことができないため、いじめをすることで心のバランスをとります。

 

 

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いかがでしたか?

いじめをする人の特徴9個を書かせていただきました。

 

現在、いじめをする相手に困っている人もいると思います。

 

その人たちのために上記のような特徴を持つ、いじめをする相手にどう対処していけば良いのかを紹介していきたいと思います。

 

参考にしていただけたらと思います。

 

【いじめをする人への対処法①】劣等感を刺激しない

いじめをする人は劣等感を沢山持っています。

簡単に言えば劣等感の塊です。

 

相手の劣等感を刺激しないように、相手を否定しないことが一番です。

 

たとえ、否定しないといけない場面でも、まずは相手を肯定し、提案という形で話を進めることがよいと思います。

 

また、相手を否定しなくても、相手に嫉妬されたり標的にされたりすることもあると思います。

そのような時も相手の言葉をまともに受けず攻撃は絶対にしてはいけません。

 

嫉妬されているようであれば、意識して謙虚な態度をとるように心がけて下さい。

嬉しい話、楽しい話も相手をきちんと選んで下さい。

 

【いじめをする人への対処法②】その人に頼る

いじめをする相手には「相手を褒める、頼る」のも対処法の一つです。

褒められたり、頼られたりして嫌な人はいません。

 

照れ隠しな態度をとる人もいるかもしれませんが、内心は喜んでいるに違いありません。

 

自分を肯定してくれる相手を攻撃する人はいないはずです。

誰でも一つや二つぐらいはいい所はあると思います。

 

どんな些細なことでもかまいません。

それを探して褒めてみることをオススメします。

 

それと同時に頼み事をするなども良いかと思います。

 

【いじめをする人への対処法③】距離をとる

いくら努力をしても、人間関係を改善できない場合は仕方ありません。

「距離をとる」も対処法の一つになります。

 

距離をとりにくい相手の場合は、必要最低限の接触をしていただきたいと思います。

 

人間には合う人、合わない人が必ずいます。

一度こじれてしまった相手と関係を立て直すのは、とても大変なことです。

 

「触らぬ神に祟りなし」ということわざがあるように、どうしても合わない相手とは離れることをオススメします。

 

相手を変えようと思うことは状況を悪くするだけですからオススメではありません。

 

【いじめをする人への対処法④】周囲の目を利用する

いじめる人は、良心を捻じ曲げて、自分の都合のいい理屈を探していじめを働きます。

いじめる人がいつまでも「正しい人」としていられるはずがありません。

 

必ず公平な目で判断してくれる人が現れるはずです。

 

それまで辛くて苦しい時間かもしれませんが、一筋の光の存在を信じるのも一つ方法だとも言えます。

 

【いじめをする人への対処法⑤】冷静な態度

いじめをする人の対処法として冷静な態度をとることもオススメです。

いじめを受ければ落ち込むこともあると思います。

 

しかし、落ち込んでいる様子や慌てている様子を見せてはいけません。

いじめをする人は相手にダメージを与えていると感じて、優越感を得ます。

 

いじめをされても冷静な態度をとり、落ち着いて行動して下さい。

いじめる人の特徴を上記で書きましたように、いじめをする人の中には気の弱い人もいます。

 

あなたが冷静な態度を取り続けたなら、やめる場合があります。

そこが狙い目です。

 

【いじめをする人への対処法⑥】記録を残す

いじめをする人の対処法として記録に残すという方法です。

自分がどのようないじめをうけたかを記録したり、証拠を残したりしましょう。

 

これは、いじめを受けて体調不良を起こした時などの場合に必要になります。

 

【いじめをする人への対処法⑦】自分の悪い部分を直す

いじめられていることで、被害者意識が強くなっている可能性があります。

いじめる人が絶対的に悪いのですが、いじめられる理由が自分にもあるかもしれません。

 

もし、自分にも悪い部分があるのなら、それを直す努力はしなければいけません。

 

しかし、いじめられる人の特徴(※前回のブログ「いじめられやすい人」に共通する「9つの特徴」とは!?)に当てはまったからといって、いじめられても仕方ないということではありません。

 

自分を追い込む必要はありません。

 

 

【まとめ】いじめのない世界はあなたが作り出すもの!大切なことは「いじめをする人」にならないこと!!

受けたいじめから学ぶこととは?

いかがでしたか?

いじめをする相手の対処法を書かせていただきました。

 

いじめ受けていて困っている方に少しでも役に立てて頂けたら幸いです。

 

いじめは何があっても、それをする方が悪いと思います。

いじめをする人に出会ってしまったら、特徴をしっかり把握して対処法を活用して下さい。

 

自分の身は自分で守らないといけません。

いじめをする人は、いじめられる側に非があると言いますが、それは単なる言い訳に過ぎません。

 

いじめる人は、自分では解決できない何らかの劣等感や不安を抱えています。

 

まだ、間に合います。

もし、自分が誰かをいじめていると思ったなら、専門のカウンセラーに相談してカウンセリングを受けることをオススメします。

 

劣等感や不安を取り除き、あなたがあなたらしく生きられるようにカウンセラーがアドバイスをしてくれると思います。

 

では、最後に大切なことをひとつ。

 

人はなぜ「辛く苦しいいじめを受ける」という経験をするのでしょう。

それは「運が悪かったから」「自分に問題があったから」などと考える人は非常に多いと思います。

 

でも少しだけ考え方を変えてみてください。

 

人は「辛く苦しいいじめを受ける」という経験から「絶対に他人をいじめるようなことはしない」ということを学ぶのではないでしょうか?

 

だとしたら、過去にいじめを受けたからといって、今度は誰かをいじめるというのは、人として何も成長していないということになります。

 

これって人として魅力のない、すごくカッコ悪い行為だと思いませんか?

 

過去(現在)にどんないじめを受けたとしても、代わりに誰かを傷つけることなく、明るく幸せな人生を歩んでもらえる参考になれば幸いです。

 

どうか、いじめをしない素敵なあなたになって下さい。

応援しています。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

遠藤まなみでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ

 

ムック♂ムック♂

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