カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに、よく舌打ちをする人はいますか?
または、あなた自身舌打ちをする癖はありますか?
海外では舌で音を鳴らす表現が、「ナイス!」「感動!」というような意味になることもあります。
しかし、日本では舌で音を鳴らす、いわゆる舌打ちは、印象の悪い行為として受け取られます。
良い行為でないことをわかってはいるけれど、ついつい癖で出てしまう…、わざとやってしまう…という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、舌打ちする人の心理や改善策についてお話ししていきます。
たしかに男女限らず大人でも子どもでも「舌打ちをする人」はたくさんいるよね。でももちろん「舌打ちをしない人」もいる。「舌打ちをする人」にはいったいどんな心理が隠されているのかな?また「舌打ちをする人」を卒業する方法はあるのかな?
今回は「舌打ちをする人」に共通する「6つの心理」や「5つの改善策」が詳しく紹介されているみたいね。またセルフカウンセリングで「舌打ちをする人の心理」を自己分析できるから、普段からよく「舌打ちをしてしまう人」や「舌打ちをやめたい人」には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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日本では舌打ちしても損しかない!
イラッとしたことがあったり失敗したりした時、ついつい「チッ」と舌打ちをしてしまう、してしまったことがある、という人は少なくないでしょう。
海外では舌で音を鳴らす行為がポジティブな意味を持つこともありますが、日本ではマイナスなイメージを与えることがほとんどです。
品がないと思われたり、高慢だと思われたり、周囲の雰囲気も悪くしてしまいます。
日本で暮らしている限り、できることなら他人に悪い印象を与えずに済むので、舌打ちは控えた方が良いでしょう。
舌打ちには、他人に対してする場合と自分自身に対してする場合があり、自分に対して舌打ちするなら問題ないようにも思えますが、そうはいきません。
舌打ちは聞く人に不快感を与えますし、癖になると無意識で場所をわきまえず出てしまうこともあります。
どのような場合も、基本的にはプラスには作用しないのです。
舌打ちする人の心理を学び、改善策を試して、舌打ちの癖を直していきましょう。
「癖」「ストレス発散」「自己中心的」!?「舌打ちする人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで分かる「舌打ちする人の心理」
それでは、舌打ちする人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①相手にわかってほしい
周囲に自分がイライラしている、怒っていることをわかってほしいと思っている人です。
感情をすぐ表に出す傾向がありますが、コミュニケーション能力が高くないため、言葉で表現することができません。
②優位に立とうとしている
相手よりも自分の方が上だということをアピールしようとしています。
一種の威嚇のようなものです。
このような人は、プライドは高いですが実は小心者なことが多く、自分を大きく見せようと精一杯威圧しているのです。
③忍耐力がない
短気な性格で、小さなことにもすぐイラ立ちます。
我慢することが苦手で、なおかつストレスを自分で上手に発散させることもできません。
器の小さい人だとも言えるでしょう。
④癖になっている
舌打ちすることが既に癖になっており、何かあるたびに舌打ちしてしまいます。
自分では制御できず、無意識に出てしまっていることもしばしばあるでしょう。
周囲によく舌打ちをする人がいて、それが移ってしまったのかもしれません。
⑤ストレスを発散しようとしている
一時的にかかったストレスを発散させようと舌打ちをします。
行動に現わすことで溜まっているものを放出しようとしています。
このような人は、自分に対して舌打ちすることが多く、負けず嫌いや真面目な人に多い傾向があります。
⑥自己中心的
感情のコントロールが苦手で、自分の思い通りにならないと不満を感じる人です。
他人のことを思いやることができないため、自分に気に入らないことがあれば舌打ちをします。
他人への要求が多く、理想の高い人だとも言えます。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分に当てはまる項目があった人は、どのような時に、どのくらいの頻度で、舌打ちをしているのかを把握することから始めましょう。
そして、舌打ちの癖をやめることでかかるストレスを極力軽減できるように、以下の改善策をチェックしながら舌打ち卒業を目指しましょう。
「舌打ちする人」を卒業して誰からも好かれる魅力的な人に!今すぐ実践したい「5つの改善策」を徹底解説!!
舌打ちを減らしていくための改善策はとてもシンプル
それでは、舌打ちを減らしていくためにできる改善策を説明していきます。
特別難しい方法ではないので、自分に合ったできそうな方法から挑戦していきましょう。
①心身のストレスを減らす
基礎的にはなりますが、バランスのとれた食事、質の良い睡眠、そして適度な運動は、身体だけでなく心の健康にも強く影響します。
生活習慣を整え、できれば趣味などの時間も作れれば、日常知らぬうちに溜め込んでしまうストレスを軽減でき、イライラすることも少なくなります。
結果、舌打ちも減少していきます。
②コミュニケーション能力を向上させる
舌打ちが相手への感情表現の一つになってしまっていることもあります。
舌打ちで人を動かそうとするのは、とてもずるいことです。
言葉や舌打ち以外のポジティブな非言語(身振り手振りなど)で、気持ちを表現できるようになりましょう。
コミュニケーションセミナーに参加したり、思いやりの心を身に付けるために、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けたりすると効果的です。
③仲の良い人に協力してもらう
家族や恋人、よく会う友人がいれば、その人に協力を仰ぎます。
自分は舌打ちの癖を直したいから、舌打ちしてしまったら教えてほしいと伝えましょう。
舌打ちするといちいち指摘されるので、負けず嫌いな人ほど舌打ちの回数は減っていくでしょう。
④感情をコントロールできるようにする
自分自身で感情をコントロールすることができないために、舌打ちをしてしまう人が多いです。
ですから、気分が落ち着かない時やイラッとした時にも、すぐに我に返って冷静になれるように訓練していく必要があります。
他人の言動に左右されない心を持つために、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどしましょう。
⑤イライラの原因を解決していく
現状で大きなストレスを抱え込んでいる人は舌打ちをなくすことよりも、まずそのストレスの原因を解決していくことを考えましょう。
癖をなくすことは大きなストレスとなり得るので、その前に自分の重荷となっている環境や性格、トラウマなどを見直し、改善していきます。
そうすることで心も安定を取り戻し、舌打ちするようなタイミングが減少し、結果として舌打ちもなくなります。
専門のカウンセラーから認知行動療法を使ったカウンセリングを受けて、根本を見つめ直していきましょう。
いかがでしたか?
今日からチャレンジできそうな方法はありましたか?
一気に舌打ちをなくそうとは思わなくてもいいので、無理のかからないように周囲の協力も得ながら実践していきましょう。
【まとめ】「舌打ち人生」をやめるだけで人生すべてがプラス方向に!大切なことは「素直になること」と「冷静になること」!!
やっぱり温厚な人が他人から好かれる!
舌打ちという行為は、職場でもプライベートでも、プラスに働くことはほぼありません。
それなのに舌打ちする人が絶えないのは、自分の気持ちに素直に向き合えていない人や、感情のコントロールができない人が大勢いるからだと思います。
舌打ちに頼らなくとも、相手に気持ちは伝えられます。
自分を冷静にさせることもできます。
周囲に不快感を与えず、温厚な人だと思われるように、舌打ち人生は卒業しましょう。
舌打ちをやめれば、今よりも良い人間関係の輪が築いていけることは間違いありません。
そう、今のあなたならそれを理解し実践することができるはずです。
人生とは「成長し続ける」ということでもあります。
人として成長し、魅力的になることが「人生の課題」でもあります。
少しずつでも、ゆっくりでもまったく問題ありません。
あなたのペースで、徐々にあなた自身を変えてみて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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