カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに怒らない人はいませんか?
またはあなた自身、ほとんど怒らない人ではありませんか?
喜怒哀楽の一つである“怒り”という感情はなかなかコントロールするのが難しく、この感情のせいで社会において問題を起こしてしまう人が度々います。
しかし、世間には周囲から怒らない人だと認識されている人も時折います。
“怒り”という感情は誰しも持っているはずなのですが、一体なぜその人たちは怒らないのでしょうか。
そこで今回は、怒らない人の心理や、怒らない人になるための方法についてお話ししていきます。
たしかに世の中には、ちょっとしたことで「すぐにキレる人」とか「すぐに怒る人」がとても多いけど、それとは逆にまったくと言っていいほど「怒らない人」っているわよね。怒らない人は「温厚で優しい性格」のようなイメージがあるけど、そんな「怒らない人」にはいったいどんな心理が隠されているのかな?「怒りっぽい人」が「怒らない人」に変わるにはどうすればいいのかな?
今回は「怒らない人」に共通する「7つの心理」や「怒らない人になるための4つの方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「怒らない人の心理」を自己分析できるから、「キレたり怒ったりすることが多い」という人や「身近に短気ですぐに怒る人がいる(迷惑している)」という人にはぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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あなたのその「怒り」で人生を無駄にしていませんか?
近年よく耳にする言葉として、“アンガーマネジメント”があります。
このアンガーマネジメントとは、怒りなどの強い感情が湧き起こりそうになっても、状況を自分で整理し客観視することで、適切に感情をコントロールするスキルのことを言います。
パワハラ、モラハラをはじめ、条例や罰則などが厳しくなっている現代で、怒りをコントロールできない人は、会社や学校を辞めさせられたり警察のお世話になってしまったりと、信頼を失い居場所がなくなり、生きづらさを感じることがあると思います。
自分ではそれほどではないと思っている人もいるかもしれませんが、案外周囲からすると大変に思われている可能性もあるでしょう。
私たちにとってアンガーマネジメントは必要なスキルだといえます。
そこでまずは、怒らない人の心理について学んでいきましょう。
「ポジティブ思考」「平和主義」「他人に興味がない」!?「怒らない人」に共通する「7つの心理」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「怒らない人の心理」
それでは、怒らない人の心理を7つ説明していきます。
この7つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
【怒らない人の心理①】細かいことを気にしない
大らかな性格でポジティブな思考の持ち主です。細かいことは気にならないので、寛大に対応ができます。
そもそも鈍感で気づいていない可能性もあります。
【怒らない人の心理②】優しすぎる
思いやりがあり優しい性格の人です。
人を疑ったり悪く思ったりすることが少なく、見返りを求めることもそれほどないので、怒りを感じることが少ないでしょう。
また、優しすぎるあまり、自分に責任があると思い込みやすいところもあります。
【怒らない人の心理③】平和主義
人と争うことなく穏やかに生活したいと思っているので、怒りを他人にぶつけることをしない人です。
事なかれ主義で、物事を真剣に捉えていなかったり面倒なことから避けたりしている人もいるでしょう。
【怒らない人の心理④】冷静すぎる
論理的思考の持ち主で、常に生産性や効率を重視している人です。
他人に感情をぶつけたところで意味はなく、時間の無駄だと思っているところがあります。
冷たい人だと思われやすく、少々人間味に欠けたところもあるでしょう。
【怒らない人の心理⑤】他人に興味がない
人は人、自分は自分という意識が強く、他人に興味を持っていない人です。
他人に期待をしないので、怒りを感じることも少ないのでしょう。
怒っても意味がない、というような相手にしていないところもあります。
【怒らない人の心理⑥】怒り方がわからない
怒りの感情を昔からしまい込んでいたせいで、怒りの表現の仕方がわからなくなってしまった人です。
怒りの感情をごまかしたり押さえつけたりするのがクセになっているので、どのように怒ったらいいのかがわかりません。
【怒らない人の心理⑦】余裕がある
心が豊かで生活も安定しているため、ストレスを感じにくい人です。
精神的に余裕があるので、何かが起こった際でも感情に左右されず冷静に対処することができます。
そのため、怒りの感情に繋がりません。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、怒りという感情に対しどのように対処しているか思い返してみて、改善が必要な場合は自分と向き合い感情のコントロールを学んでいきましょう。
「怒りっぽい人」をそろそろ卒業してみませんか!?心理カウンセラー直伝の「怒らない人になるための4つの方法」を徹底解説!!
「怒らない人」になるための4つの方法とは!?
それでは続いて、ついよく怒ってしまう人のために、気持ちの転換の仕方や怒りを感じない思考について説明していきます。
【怒らない人になるための方法①】人に期待をしない
怒りっぽい人によく当てはまるのは、人に対して期待感が強いことです。
「やってくれると思ったのにやってくれなかった」、「言わなくてもわかってほしい」など期待するがゆえに裏切られたと感じ、怒りを覚えます。
ですから、はじめから勝手な期待はしないことです。
【怒らない人になるための方法②】価値観を押し付けない
自分の持つ価値観や常識を、他人にも当てはめようとしてはいけません。
その価値観や常識は自分や家族など、近しい間柄の人にのみ通用するものであり、万人に受け容れられるものではありません。
時には親子、きょうだい、夫婦でも異なります。
相手の価値観を受容し合わせることは難しいかもしれませんが、この人は異なる価値観なのだと認識できるだけでも、感情の乱れはおさまるものです。
【怒らない人になるための方法③】ポジティブ思考になる
物事を悪い方向に考えてしまうからこそ、怒りや悲しみが湧き起こります。
同じ出来事が起こっても捉え方を変えると、その後に湧く感情も変わるのです。
例えば、道端で転んで膝をすりむいたとします。
「今日は最悪な日だ」と思うか、「この程度で済んで良かった」と思うかで、その後の展開も変わります。
出来事も多角的な視点で捉え、ポジティブに変換していきましょう。
自分だけでは難しいと感じる場合には、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして、改善していきましょう。
【怒らない人になるための方法④】深呼吸、または6秒数える
怒りを感じそうになった時には、深呼吸をしましょう。
まず肺に入っている空気を吐き出し、その後ゆっくり吸い込みます。
脳に酸素がたっぷりいくことで冷静に、そして思考もハッキリします。
または、怒りを感じそうになった時に6秒数えるのも手段の一つです。
怒りの感情はずっと続くわけではなく、ピークは約6秒だと言われています。
心の中で1.2.3…と数えることで冷静さを取り戻し、怒りを抑えやすくできます。
【まとめ】「怒りっぽい人」から「怒らない人」へ!大切なことは「相手を尊重すること」と「怒る=時間と感情の無駄遣い」に気付くこと!!
人は「怒った顔」より「笑顔」の方が100%魅力的です
いかがでしたか?
チャレンジできそうな方法はありましたか?
感情を上手にコントロールしてストレスを減らし、人間関係も円滑にしていけるといいですね。
ただし、怒らないことが絶対に良いとは限りません。
怒りの感情を押し殺すのがクセになりすぎて、感情を表に出せなくなってしまう人がいます。
“怒らない人”は良いのですが、“怒れない人”にはならないでください。
自分自身がそうだ、周りにそのような人がいる、という人は専門のカウンセラーに相談してみてください。
怒りも大切な感情だということを、忘れないでくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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