カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに同情されたくない人はいませんか?
またはあなた自身、同情されたくない人ではありませんか?
人と悩みを共有し合いたい、自分が辛いのをわかってほしいと思っている人は世間にたくさんいますが、中にはその反対の人もいます。
こちらは悪意なく心からの労りで思いを伝えたのに、むしろ傷ついたり機嫌を悪くしたり、相手の受け取り方のせいで怒らせてしまうこともあります。
そんな同情されたくない人には、一体どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は同情されたくない人の心理や、同情されることに敏感な人の改善方法についてお話ししていきます。

確かに世の中には「他人に同情されたくない」と思っている人がたくさんいるみたいね。例えば「失恋や試験に失敗してしまった人に、色々と励ましの言葉をかけていたら激怒されてしまった」というケースはよくあるみたい。心が落ち込んでいる時に同情されたくないという気持ちは、ごく自然な感情だと言われるかも知れないけど、そんな「同情されたくない人」の心の奥には、いったいどんな心理が隠されているのかな?「同情されたくない」という感情を克服して、人としてひと回り成長するにはどうすればいいのかな?

今回は「同情されたくない人」に共通する「5つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「同情されたくない人の心理」を自己分析できるから、「とにかく同情されることが大嫌い」という人や「身近に同情されるのを嫌がる人がいる(いた)」という人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
【よく読まれているおすすめの関連記事】
共感はされたいけど同情はされたくない!?相手を不快にさせる「共感と同情の違い」とは!?
同情と共感は似ているけれど異なるもの
私たちは、他者とのコミュニケーションにおいて、時折同情と共感を混同してしまうことがあります。
しかし、この2つは似ているようで、受け取る側からすると大きな違いがあります。
厳密に言うと私たちの多くは、共感されたいのであって同情はされたくないのでしょう。
共感は相手の感情、立場で考えてお互いが繋がることです。
同情とは大げさに言えば、相手の不幸に哀れみを感じることです。
誰かから悩みを相談された際、共感ではなく同情してしまってはいませんか?
きちんと違いを把握して、相手を不快な思いにさせないよう気を付けましょう。
「惨めに思われたくない」「理解されたくない」「成長したい」!?「同情されたくない人」に共通する「5つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで明確になる「同情されたくない人の心理」
それでは、同情されたくない人の心理を5つ説明していきます。
この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①惨めに思われたくない
人からかわいそう…と思われることに過敏な人です。
劣等感が強いながらもプライドが高く、見下されることを極端に嫌がります。
同情の言葉をかけられると、バカにされているように感じてしまいます。
②価値を見出せない
人に相談をして同情されることは、意味がないことだと思っている人です。
人の感情をどこか軽視しているところがあり、合理主義的な人です。
③負けず嫌い
競争心が強く、傷の舐め合いをすることが嫌いな人です。
同情されて仲間意識を持たれるのは苦手で、周りの人たちよりも優位でいたいという意識が強い人です。
④成長したい
人に優しくされるのは嫌いではありませんが、自分を甘やかしてはいけないと思っているので、同情されないようにしています。
常に向上心があり、今の状態から卒業しようと思っているため、同情されてぬるま湯に浸かってしまうことを恐れています。
⑤理解されたくない
自分の痛みや苦しみは、他人にわかるわけがないと思っている人です。
中途半端にわかったような態度をされるのが嫌いで、自分自身が一番辛いと思っているところがあります。
孤独感が強く、どこか寂しさを抱えている人です。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、人の優しさを信じる心を持ち、疑う心を少しずつ手放していきましょう。
同情されることに敏感になっていたら自分を見直してみませんか!?メンタルトレーニングとしても効果的な「4つの改善方法」を徹底解説!!
「精神面の安定」にも繋がる4つの改善方法とは!?
では続いて、同情されることに敏感になってしまっている人のために、4つの改善方法をお話ししていきます。
①自分の幸せをたくさん見つける
同情されることに敏感な人は、心のどこかで自分自身が自分のことを不幸な人間だと思ってしまっています。
自分は不幸な人間なんかではなく、恵まれた幸せな人間であることに気付きましょう。
自分の幸せなところをたくさん見つけていきましょう。
②劣等感の克服
同情されることに敏感な人は、劣等感の強い人にとても多いです。
いつも他人と比較していて、自分に自信もありません。
自分が価値のある人間だということを再確認し、自己肯定感を上げていきましょう。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして、劣等感の克服を目指しましょう。
③相手を信じる
あなたが話したり相談したりしている相手は、おそらくあなたが少なからず信頼を置いている人なはずです。
まったく信頼していない相手に、自分の悩みや過去の出来事を話したりはしないでしょう。
あなたが信頼している相手なのだから、あなたのことを見下したり軽蔑したりすることはないはずです。
相手を信じる心を持ちましょう。
④共感力を身につける
同情されることに敏感な人は、自分自身が他人に対してかわいそうなどと思う人なのではないでしょうか。
他人に対して同情するのではなく、共感することを意識しましょう。
相手の立場になって感情を繋げるイメージを持ちましょう。
メンタルトレーニングやコミュニケーショントレーニング、コミュニケーションセミナーへの参加などに取り組むと良いでしょう。
【まとめ】「同情されたくない人」から「心の広い魅力的な人」へ!大切なことは「自分を尊重すること」と「今の自分の幸せ」に気が付くこと!!
同情されても気にならない精神的余裕と懐の深さを持つことがベスト
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
世の中には同情されたい人と、同情されたくない人がいます。
その相手がどちらなのかを見極め、上手に対応できるようになるといいですね。
どちらにせよ、共感力を身に付けることは様々なコミュニケーションで役立つので、トレーニングしていくことをおすすめします。
あなたが信頼できる相手と、痛みや苦しみも分かち合いながら笑顔で過ごせることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

もゆる先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!あなたのお役に立てれば幸いです!良かったら「いいね」や「ツイート」などよろしくお願いします!!

ほかの記事もたくさんあるので読んでもらえると嬉しいです!無料メルマガもぜひ登録してみてください!只今プレゼントキャンペーン中です!▶ 詳しくはココをクリック!!