お互いを束縛しあう新婚夫婦

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

▶ 杉本もゆるのプロフィール

 

夫婦間や恋人同士、場合によっては友達同士の間柄でも、嫉妬心という感情は沸き起こるものだと思います。

 

相手を愛しているからこその感情ですが、その気持ちが強すぎるあまり相手を過剰に束縛したいと思うことはありませんか?

 

またはそれが行動に出てしまってはいませんか?

 

束縛したいほどに愛されているという考え方もできますが、激しい束縛は関係破綻の原因にも非常に関連します。

 

今回は異常なまでの束縛心がどのような心理で起こるものなのかを踏まえながら、束縛したい気持ちを緩和させ、相手と円満な関係を保てるよう改善策をお話ししていきます。

 

チャチャマル♂チャチャマル♂

「束縛する人」は相手を束縛することが「愛のカタチ」だと思っている人が多いみたいだね。でもそれは大きな勘違いで「束縛される側」にとっては非常に迷惑に感じていると理解する必要があるね。ところで「束縛する人」の考え方には、いったいどんな心理が隠されているのかな?

リン♀リン♀

今回は「束縛する人」に共通する「6つの心理」と「改善方法」が詳しく紹介されているみたい。またセルフカウンセリングで「束縛したい心理」を自己分析できるから、恋人やパートナーを「束縛してるかも?」と感じている人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


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過剰な束縛は不信感へつながる

人によってどこからが束縛になるのかは、価値観が違います。

 

似たような価値観同士であれば、お互いがされて不快だと思うレベルの束縛はだいたいなら避けられると思います。

 

ただ、まったく同じ価値観を持っている人たちはいません。

ですから、自分が相手を束縛したいと思う気持ちもある程度は抑えていかねばならないでしょう。

 

嫉妬心がなく束縛もゼロという関係では、お互い物足りなさを感じるかもしれませんが、片方からの激しい束縛は不信感が徐々に募っていきますし、お互いが束縛し合っていては共依存となりお互い疲弊してしまいます。

 

相手を大切に思っているからこそ、信頼し合い過度な束縛のない関係を保つことが大切です。

そして、それが長続きの秘訣です。

 

相手を束縛したくてたまらない気持ちが強い人や、束縛しすぎて関係がうまくいかない人、また自分は束縛していないと思っている人も、束縛がどのような心理からくるものなのか学んでいきましょう。

 

 

「束縛する人」に共通する「6つの心理」とは!?セルフカウンセリングであなたの「束縛したい心理」を自己分析してみよう!!

セルフカウンセリングで自己分析!

それでは「束縛する人の心理」を6つ説明していきます。

 

この6つの心理をゆっくりと読み進めながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

あなた自身に共通するものがあるかをイメージするとても効果的です。

 

【束縛する人の心理①】支配したい

自分の方が相手よりも優位に立っていたいという気持ちが強い人です。

 

プライドが高く、相手をある意味所有物のように思っているところもあります。

 

自分が相手を支配していることで優越感を得ています。

また、束縛することで浮気されるなどの自尊心が傷つけられるようなことを防ごうとしています。

 

【束縛する人の心理②】自分に自信がない

不安感が強く、劣等感を抱えている人です。

 

自分に自信がないので、相手を束縛していないと捨てられてしまう、離れていってしまうという不安感が増してしまいます。

 

しかし、束縛したからといって不安感が軽くなるわけではなく、たくさんの新たな不安が溢れ出し、束縛もどんどん激しくなっていく傾向があります。

 

【束縛する人の心理③】共有したい

相手と何でも共有したいと思っている人です。

 

気持ちや時間、物までも共有したい、同じでありたいという思いが強く、いつも一緒に居たがるだけでなく同じものを使いたがることもあります。

 

例えば、同じ香りの香水、洋服などから始まり、中にはハブラシまで共有したがるような人もいます。

 

ペアルックやペアリングなどおそろいの物を好む人はここに少なからず当てはまります。

 

【束縛する人の心理④】愛に飢えている

相手から強く愛されていると感じたい人です。

 

自己肯定感が低く、自分で自分を愛することが苦手なため、他人から愛情を余計にもらいたがります。

 

いつも愛情に飢えていて、相手には絶対浮気して欲しくないと思いながらも、自分は愛情をもらえそうな相手に出会うと関係を持つなどすることもあるでしょう。

 

【束縛する人の心理⑤】浮気願望がある

自分自身に実は浮気願望がある人です。

 

自分にそのような思いがあるからこそ、相手にもその気持ちを投影して浮気されてしまうのではないかと不安になってしまいます。

 

浮気願望を持っていることには自分で気づいていない場合もあり、無意識に相手にも根拠なくそのような願望があるのでは…と思ってしまいます。

 

【束縛する人の心理⑥】日常生活に不満がある

日頃の生活でたくさんのストレスを抱えている人です。

 

信頼できる家族や仲間がいなかったり、趣味がなかったりするせいでいつも不満を抱えており、ストレスをうまく消化できていません。

 

そのため、相手が他の人と仲良くするのを許せなかったり、相手の趣味の時間を奪ったりします。人から自分だけを見て愛してもらうことで、ストレスを緩和させようとしています。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

「当てはまってるかも…」と思った人は、この後に紹介する改善策をしっかり読み進めていきましょう。

 

 

【まとめ】「束縛する人」を卒業するには!?大切なことは「ありのままの自分」を認め「自己肯定感」を高めること!

束縛したい気持ちを抑える改善策は?

好きな人を束縛したいと思う気持ちは、誰もが持つ感情だと思います。

 

しかし、この気持ちをストレートに行動に移してしまっては関係も悪化してしまいます。

ですから、束縛したいと思う気持ちが和らぐようにしていかねばなりません。

 

異常な束縛をしてしまう人は、自己肯定感がとても低い傾向があります。

自分に自信がなかったり、歪んだプライドを持っていたり、強い劣等感を持っていたりします。

 

自分だけでは日々の生活に充実感を得ることができず、他人からの愛情で心の隙間を埋めようとして安定を保とうとします。

 

しかし、それでは効率が悪く、喜んで付き合ってくれる人もそうそういません。

そのため、ありのままの自分を、自分が認めてあげる必要があります。

 

まず、自分の長所をできるだけ多く挙げてみてください。

最低でも10個以上。

 

初めから長所などないと諦めるのではなく、自分を見つめ直し、探して見つける作業が大切なのです。

 

長所をたくさん挙げたらその長所を胸に留め、もっと伸ばす努力をしてください。

常に自分はこんな長所がある、あんな長所がある、と頭に入れていてください。

 

短所のことは考えなくても大丈夫です。

長所のことだけ考えましょう。

 

自己肯定感を上げるメンタルトレーニングが効果的!セルフカウンセリングの自己分析結果も参考に!!

過度な束縛は自分も相手も不幸せ

そして、小さなことでも良いので目標を立ててください。

 

少し努力すれば届く設定にしましょう。

例えば、一ヶ月で1キロ痩せる、とか、一ヶ月で本を3冊読破する、など。

 

少し頑張ればできる目標を立て、それをクリアするのを繰り返すことで達成感を味わうことができ、自分に自信がついていきます。

 

この他にも、自己肯定感を上げるトレーニングは様々あります。

 

自己肯定感を上げるトレーニングをもっとしたいと思う人は、専門のカウンセラーからカウンセリングやメンタルトレーニングを受けることで、どんどんレベルアップしていけるでしょう。

 

自分の毎日のスケジュールを確認してみて、暇だ…と思う人は束縛に走ってしまう危険性があるので、毎日を充実させられる方法を考えましょう。

 

習い事を始めたり、友達を増やせる場に出かけてみたり。

行きつけのどこかを見つけるのも良いかもしれません。

 

過度な束縛は百害あって一利なし。

自分も相手も不幸せです。

 

お互いが円満で長続きするためには、自分を正しく愛してあげて、相手の存在や価値観もきちんと認めてあげることが大切です。

 

独りよがりで、相手の行動で感情を左右させられる日々から抜け出しましょう。

 

あなたは誰かに依存しなくても大丈夫なんです。

素敵な人と仲良く過ごしていけますように。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

チャチャマル♂チャチャマル♂

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リン♀リン♀

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