カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに過去を話したがらない人はいませんか?
またはあなた自身、過去を話したがらない人ではありませんか?
関係の浅い人との会話や話の流れなどで、お互いの過去について話をする機会は度々あると思います。
関係を深めていくためには過去の話をするのも必要に思えますが、中には過去を話したがらない人がいます。
そんな人と会話しているとイマイチ盛り上がらず、距離をとられているような感覚になり、気まずい雰囲気になることもしばしば…。
過去を話したがらない人には、一体どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、過去を話したがらない人の心理や改善方法についてお話ししていきます。
たしかに世の中には、男女を問わず秘密主義の「過去を話したがらない人」って大勢いるよね。もちろん人は様々な環境の中で生きているから、他人に話したくないこともたくさんあるとは思うけど、明らかに壁や距離を感じてしまって会話が困難になってしまうケースもあるよね。そんな「過去を話したがらない人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?もしそれが原因で生き辛さを感じていて、「過去を自然に話せるようになりたいなぁ」と思ったらどうすれば良いのかな?
今回は「過去を話したがらない人」に共通する「6つの心理」や「4つの改善策」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「過去を話したがらない人の心理」を自己分析できるから、「人との会話では過去の話はしたくない(辛かった、嫌だった経験がある)」という人や、「身近に過去を話したがらない人がいる(会話が弾まない)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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「生まれ育った環境」「家族構成や出身校」「恋愛経験や職歴」!?人と仲良くなるために「過去の話」は必要なのか!?
あなたは「過去を話したがらない人」ですか?
人と関係を深めていく上では、その人のことをもっと知っていく必要があります。
そうなると、現状や将来の夢にとどまらず、その相手の生い立ちや経験なども知りたいと思うものです。
生まれ育った場所や環境、家族構成や学生生活、恋愛経験、職歴など、気になるところはたくさんあるでしょう。
そのすべてを話してもらおうとは思わなくとも、多少深いところまで聞きたくなるのが人の性(さが)というものです。
ところが、中には過去のことを聞こうとするとはぐらかしたり、あからさまに嫌な態度をとったりする人がいます。
すると、そうされた側はその相手に不信感を覚えたり、精神的な距離を感じたりしてしまいます。
つまり、ある程度は自身の過去を相手に開示しなければ、通常の人間関係はうまく進んでいかないのです。
表面上のお付き合いはできたとしても、深い仲にはなれません。
仲良くなるために、過去の話は必要な内容と言えるのです。
「嫌われたくない」「思い出したくない」「信用していない」!?「過去を話したがらない人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「過去を話したがらない人の心理」
それでは、過去を話したがらない人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
【過去を話したがらない人の心理】嫌われたくない
自分に自信がなく、他人からの評価をいつも気にしている人です。
過去のことを話すことで、変に思われたり引かれたりしてしまうのではないかと不安になり拒みます。
ネガティブ思考で自己開示の苦手な人です。
【過去を話したがらない人の心理】思い出したくない
過去につらく悲しい経験をしてきているため、人に話すことで嫌な過去を思い出したくないと思っている人です。
過去の出来事を未だ克服できておらず、トラウマのようになってしまっている、心を閉ざした人です。
【過去を話したがらない人の心理】ミステリアスだと思われたい
周囲の人から個性的な人だと思われたがっている人です。
過去を話さないことで、つかみどころのない独特な雰囲気を醸し出そうとしています。
プライドが高く、注目を浴びるのが好きな人です。
【過去を話したがらない人の心理】自慢だと思われそう
過去の経歴が華やかだったり、人並外れていたりするせいで、そのままを話すと自慢話に聞こえてしまうのではないかと心配している人です。
実力はあるのに遠慮がちで、目立つことを嫌うような人です。
【過去を話したがらない人の心理】めんどうくさい
自分の話をするのは面倒だから嫌だと思っている人です。
根掘り葉掘り質問されるのも、わざわざ過去を思い出すのも面倒で、そもそもあいてからそれほど好かれようと思っていないので、あえて話そうとしません。
【過去を話したがらない人の心理】信用していない
相手を信用していないため、自分の過去の話をしたくないと思っている人です。
人に話したら言いふらされそう、バカにされそう、どう思われるかな、などと不信感や不安感を相手に抱いています。
人をあまり信用しない、ガードの堅い人です。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、人に過去のことをしつこく聞いてしまってはいないか、また、過去のことを質問されて強い拒絶をしてしまってはいないかなど、振り返ってみましょう。
自信を持って「ありのままの自分を」オープンにしてみませんか!?心の壁を取り外し、人間関係を円滑にしてくれる「4つの改善策」を徹底解説!!
過去を話したがらない人にチャレンジして欲しい4つの改善策とは!?
それでは続いて、自分が過去を話したがらない人だという人のための改善方法についてお話ししていきます。
【過去を話したがらない人の改善策①】自信をつける
自分の過去を話すことで嫌われたりバカにされたりするのではないかと思ってしまう人は、自分に自信をつけて自己肯定感を上げていきましょう。
自信がつけば、たとえ過去の話をして離れていくような人がいても、その人とはその程度だったと思うことができ、悲しまずに済みます。
自信をつけていくメンタルトレーニングをしていきましょう。
【過去を話したがらない人の改善策②】過去を受け容れる
自分の過去を認めることができていなかったり、つらい過去に未だとらわれたりしているのであれば、早急に改善が必要です。
過去のせいで今が生きづらくなってしまっていることは間違いないでしょう。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして、過去のトラウマから解放されましょう。
インナーチャイルドや認知行動療法などの観点から、カウンセラーがあなたの心を解きほぐしてくれます。
【過去を話したがらない人の改善策③】自己開示の練習
自分のありのままを他人に表現できるようにしていきましょう。
人からどう思われるかばかり気にしていてはいけません。
自分の意見はきちんと伝えたり、決断力を身に付けたりして自己開示をしていきましょう。
隠したりごまかしたり嘘をついたりするよりも、素直にそのままの過去を話せば、相手は理解を示してくれるはずです。
【過去を話したがらない人の改善策④】話し方を学ぶ
以前に過去の話をして、相手が変な顔や返事をしたりしたのであれば、それはあなたの過去自体に原因があるのではなく、あなたの話し方に問題があったのかもしれません。
話しがグダグダと長かったり、回りくどい言い方だったり、誤解を招くような表現をしたりしてしまった可能性があります。
話し方や伝え方、話のまとめ方などをまなび、気持ちの良い会話ができる人になりましょう。
【まとめ】「過去を話したがらない人」から「過去を笑顔で話せる人」へ!大切なことは「過去すべての経験は今の自分を作り上げた宝物」ということ!!
過去の記憶を「良い思い出」にするか「悪い思い出」にするかはあなたの考え方次第
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
人には色とりどりの過去があります。
そして、誰にでも明るい過去があれば、暗い過去もあります。
そのすべてを他人に話す必要はもちろんありません。
本当に話したくないところは、話さなくてもいいと思います。
ただし、その他の部分は人と親交を深めるためにも、あえて隠したりせず素直な気持ちで過去を話せると良いですね。
その過去が、今のあなたを作っているのですから。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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