代表カウンセラーの遠藤まなみです。
あなたの周りに「毒親」の人はいますか?
もしくは、あなたが毒親ではありませんか?
世間で問題になっている「毒親」について、あなたはどのくらい知っていますか?
我がカウンセリングルームにも「母親が毒親で助けてほしい」「父親が毒親で逃げたくなる」という相談件数が非常に多いです。
では、「毒親」とはどのような育て方や考え方をするとなってしまうのでしょうか?
知りたくないですか?
そこで、今回は「毒親」について書かせていただきたいと思います。
自分が毒親だと思ったり、周りに毒親がいたりする場合は、セルフカウンセリングしながら読み進めていただくことをオススメします。
たしかに世の中には子どもを苦しめている「毒親」がたくさんいるみたいね。たとえば虐待や過保護をはじめとして、過度な管理、精神的支配、価値観の押し付けなど、子どもにとっては地獄のようなとても辛い経験よね。そして一番の問題は、親自身が子どもにとって「毒親」になっていることに気がついていないこと。これは本当に残念なことだし犠牲なってしまっている子どもが可哀相でならないわね。そんな「毒親」には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?毒親を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?
今回は「毒親」に共通する「9つの特徴」や「3つの対処法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「毒親の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば自分は毒親かも?(思い当たるフシがある)」という人や、「身近に毒親がいる(子どもに悪影響を与えている)」という人にはぜひ参考にして欲しいね。それではまなみ先生よろしくお願いします!
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大人になった今でも「心に刻まれた深い傷」で苦しんでいませんか?
毒親とは
毒親(どくおや)は、毒になる親の略で、毒と比喩されるような悪影響を子供に及ぼす親、
子どもが厄介と感じるような親を指す俗的概念である。引用元: ウィキペディア「毒親」
「毒親」には明確な定義はありません。
一般的に、子どもを支配したり傷つけたり、子どもにとって「毒」となってしまう親のことを言います。
この毒親という言葉はスーザン・フォワード氏の本、「毒になる親、一生苦しむ子ども」の本が話題になり、ここから生まれた俗語と言われています。
毒親とは価値観の押し付けや過干渉など、子どもにとってはストレスになる言動です。
たとえば、虐待やネグレクトのように誰が見ても虐待と思われる行為とは違い、子どもの気持ちを無視したり、親の考えを押し付けたりと、子どもが安心して暮らせる環境を作らない毒親が多いようです。
このような毒親について、心理面から色々と深掘りしていきたいと思います。
あなた自身が毒親だと思ったり、周りに毒親がいたりする場合は、セルフチェック項目にいくつ当てはまるか確認しながら読み進めていただくことをオススメします。
「子どもを支配する」「自分の所有物だと思っている」「劣等感」!?「毒親」に共通する「9つの特徴」とは!?
セルフカウンセリングで見えてくる「毒親の心理」
それでは「毒親」の特徴を書いていきます。
【毒親の特徴①】子どもを支配する
毒親の特徴として、子どもを支配すると言われています。
「あなたが心配、だってママがいないと何もできないから…」
「あなたがいなくなったら、ママは死んでしまう…」
このような言葉を常に子ども言うことにより、子どもは自分に母親がいないと何もできない人間なんだと、思い込んでしまったり、母親のそばに自分がいてあげなければいけないと思い込んでしまったりします。
【毒親の特徴②】プライドが高い
毒親の特徴として、プライドが高いと言われています。
プライドが高いために、子どもの個性を伸ばすのではなく「あれはだめ、これはだめ」「しっかりしなさい、みんなが見ているんだから」と自分の願望を押しつけてきます。
褒めることよりも、ムチを打つことが日常的になります。
【毒親の特徴③】子どもを常に観察
毒親の特徴として、子どもを常に観察していると言われています。
一見すると子どもをとても愛しているように見えますが、実は親の期待通りに子どもを育てたいと思っているので、親の枠組みの中に入れようとします。
子どものためというより、自分のためと言っても過言ではありません。
【毒親の特徴④】子どもを自分の所有物だと思っている
毒親の特徴として、子どもを自分の所有物だと思っていると言われています。
学校生活をはじめ、交友関係や、見るもの食べるものすべてに口を挟んできます。
子どもも一生懸命に親の期待に応えようと頑張りますが、親はハードルをどんどん上げていき、子どもにストレスを与えてしまいます。
【毒親の特徴⑤】人を信用できない
毒親の特徴として、人を信用できないと言われています。
人を信用していませんから、子どものことも信用できません。
だから、親が子どもを所有物のように管理しなければいけないと思い込んでしまいます。
できていてもできていると認めることが出来ず、過干渉になってしまいます。
【毒親の特徴⑥】劣等感
毒親の特徴として、劣等感があると言われています。
自分に劣等感があるから、自分だけでは勝負できません。
そのため、子どもの母親としてどういう風に母親をしているかばかりを気にして生活しています。
自分の劣等感の低さを、子どもを使って解消しようとします。
母親である自分を守ろうとしますから、子どもを無理矢理にでも自分が理想とする子どもでいて欲しいと思っています。
【毒親の特徴⑦】短気
毒親の特徴として、短気だと言われています。
自分の気に食わないことがあると、ヒステリックになり、泣いたりわめいたりします。
しまいには、自分の思い通りにならないと「子どもを産むんではなかった」、「自分はもう死にたい」など平気で言葉にします。
ですから、子どもは親に逆らえません。
【毒親の特徴⑧】コミュニケーションが下手
毒親の特徴として、コミュニケーションをとることが下手だと言われています。
自分勝手ですから、人とコミュニケーションをとることができません。
コミュニケーションとは、一方的に話をするのではなく、言葉のキャッチボールです。
自分勝手に話をするのではなく、相手のことも考えて話をするのがコミュニケーションだと思います。
これが一番の苦手のようです。
【毒親の特徴⑨】人を脅す
毒親の特徴として、人を脅すと言われています。
自分の言うことを聞かないと、何もしてあげない。
いう事をきかなかったから、お弁当を作らない。
いう事を聞かないから、洗濯をしてあげない。
といったようにいつも交換条件を持ち出して、支配しようとします。
いかがでしたか?
毒親の9個の特徴を書かせていただきました。
毒親と言っても色々な人がいることがわかったと思います。
自分が毒親だと気づいていながらも、直せない人もいたかと思います。
自分が毒親だとは思っていない人もいたと思います。
しかし、毒親だとわかった以上、そのままにしておくのは自分のためにも子どものためにもなりません。
毒親になってしまっている人は、子どもの心に取り返しのつかない傷を作ってしまっています。
早くそこに気づいてください。
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無限の可能性を秘めた子どものためにチャレンジして欲しい「3つの対処法」とは!?
私たちは競争社会で生きています。
その中で学生の時は学生の競争があり、社会に出れば社会での競争があります。
そこに親が心配して口を挟んでいく、干渉していくのはどうかと思います。
子どもに依存したい気持ちはよくわかります。
心配なのもよくわかります。
でも、子どもには子どもの世界があります。
そこまで立ち入るのはどうかと思います。
色々な失敗が成功につながります。
あなたの元で、子どもをダメ人間にしないでください。
子どもたちは、たくさんの可能性を秘めています。
その可能性を伸ばしてあげる、賢母になっていただきたいと思います。
それでは、毒親の対処法を書かせていただきます。
参考にして、毒親を卒業してください。
それでは毒親の対処法を書いていきます。
【毒親の対処法①】周りの人に相談する
毒親の対処法として、自分一人で考えず、周りの人に自分の考えを聞いてもらい、行き過ぎだと注意を受けたら、そこで改善していくことが大切になります。
ご主人様が毒親でない場合は、ご主人様のアドバイスを聞くのも良いと思います。
ご主人様も毒親の場合は、友達でも近所の人でもアドバイスを求めて、自分の考え方と照らし合わせてみてください。
【毒親の対処法②】コミュニケーションセミナーに参加
毒親の対処法として、コミュニケーションセミナーに参加すると良いと言われています。
毒親はコミュニケーション能力が低いと言われています。
そのために、狭い視野の中で生きています。
コミュニケーションを身につけることで世界観が広がり、相手の気持ちを読み取ることができます。
コミュニケーションセミナーに参加してたくさんの人と会話して、自分を磨き上げてください。
【毒親の対処法③】カウンセリングを受ける
毒親の対処法として、「カウンセリングを受ける」があります。
毒親の場合、認知の歪みがある場合と、親自体にインナーチャイルドがあったりアダルトチルドレンだったりする場合が非常に多いため、そこを改善していかないといけません。
その場合は、専門のカウンセラーに相談しインナーチャイルドやアダルトチルドレンを外してもらうことが重要になります。
自分ではなかなか外すことができないですが、専門のカウンセラーと一緒に原因を突き止め改善していく必要があります。
アドバイスをもらうことにより、改善の近道になります。
【まとめ】「毒親」から「信頼される親」へ!大切なことは「子どもを尊重する」ことと「アダルトチルドレンを克服する」こと!!
子どもは親の所有物ではなく、別々の人間であり平等なひとつの命
アダルトチルドレン(インナーチャイルド)とは
親や社会による虐待や家族の不仲、感情抑圧などの見られる機能不全家族で育ち、生きづらさを抱えた人。
機能不全家族の下で育ったことが原因で(大人になっても)深いトラウマ(外傷体験)を持つという考え方、
現象、または人(大人)のこと。引用元: ウィキペディア「アダルトチルドレン」
いかがでしたか?
毒親の9個の特徴と3個の改善方法と書かせていただきました。
参考になりましたか?
毒親になってしまう原因の一つに、毒親自身も毒親に育てられた可能性があるということです。
虐待を受けた子どもは、自分が大人になって子どもを持った時、ほとんどの人が自分にされてきた虐待を子どもにしてしまうと言われています。
それと同じで毒親の場合、自分がされてきたために自分もしてしまっているパターンが非常に多いようです。
ですが、考えてみてください。
そのままだとあなたのお子様も母親になったら、あなたと同じ毒親になってしまう可能性が高いということです。
そこは、阻止しないといけません。
自分の親が毒親で、辛かったことをきちんと思い出してください。
そうすれば、子どもが悲しんでいることがわかるはずです。
子どもはあなたの所有物ではありません。
あなたの価値観を押し付けるのも間違いです。
子どもには、価値観があります。
その価値観を認めて上手く伸ばしてあげるのが本当の愛情であり親だと思います。
自分の勝手な思い込みや勝手な判断で、子どもを辛い思いにさせないでください。
子どもは親を選んで生まれて来ません。
しかし、縁があってあなたの元に天使が舞い降りたのです。
大切に子どもを育ててあげてください。
子どもを苦しませるのはやめてください。
毒親になってしまっていてもまだ改善はできますので、決してあきらめずに頑張って、毒親を卒業していただきたいと思います。
子どもがあなたの子どもとして生まれてこられて、幸せだと言えるような環境を整えてください。
あなたがあなたらしく生きられますように願っています。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
遠藤まなみでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ
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