カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに食べるのが遅い人はいませんか?
またはあなた自身、食べるのが遅い人ではありませんか?
食事を共にするという行為は、人間関係の親密度を上げるためにとても効果的です。
しかし、親密度を上げるはずの食事が、相手の食事のスピードがあまりにも遅すぎて唖然としたりイライラしたりしたことはないでしょうか。
合わせる側はストレスがかかりますし、対応にも困ってしまいますね。
そんな食べるのが遅い人には、一体どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は食べるのが遅い人の心理や、食べるのが遅い人との関わり方についてお話ししていきます。
たしかに世の中にはびっくりするほど「食べるのが遅い人」っているわよね。もちろん「食べるのが早い人」もいるので、どちらが良い悪いというわけでなないけど、中には食事のスピードを気にする人もいるみたいね。そんな「食べるのが遅い人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?身近に「食べるのが遅い人」がいる場合、どのように関わっていけば良いのかな?
今回は「食べるのが遅い人」に共通する「6つの心理」や「4つの関わり方」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「食べるのが遅い人の心理」を自己分析できるから、「周りと比較すると自分は食べるのが遅い方だ(自分のペースを守りたい、早食いできない理由がある)」という人や、「身近に食べるのが遅い人がいる(イライラしてしまう、時間がもったいないと感じる)」という人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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あなたはどう?食べるのが遅いのは幼少期の習慣が影響しているかも!?
食べるのが遅い人の傾向として、一人っ子などの兄弟が少ない環境で育った人や、過保護に育てられた人に多いと言われています。
兄弟が少なければ競い合うこともありませんし、食べるのが遅いからといって奪われてしまうこともありません。
また、過保護に大切に育てられたのであれば、急かされることなく本人のペースに合わせた生活が送られてきたのでしょうから、ゆっくり食べても指摘されません。
兄弟が少なくとも過保護に育てられようとも、学校や社会に出た際に人と会わせることの重要性を察した人は、その後食事のスピードを見直します。
しかし、そのまま協調性の重要性を学べなかった人は食べるのが遅いままです。
空気の読めない人、と言われないように食べるスピードには気を付けましょう。
「健康志向」「マイペース」「こだわりが強い」!?「食べるのが遅い人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「食べるのが遅い人の心理」
それでは、食べるのが遅い人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
【食べるのが遅い人の心理①】食べるより話したい
あなたと一緒に居られて会話できることが嬉しいばかりに、食事への意識がおろそかになっている人です。
会話をしながら食事をするという両立が上手くできない不器用な性格のため、つい会話に夢中になり、食べるのが遅くなってしまいます。
【食べるのが遅い人の心理②】マイペース
マイペースでのんびりやな性格のため、食事のスピードを人に合わせようとする感覚がない人です。
協調性に欠けていて、自分は自分という考え方を持っています。
自分の食事のスピードが遅いことや相手を待たせていることには気づいていません。
【食べるのが遅い人の心理③】こだわりが強い
食事に対してのこだわりが非常に強いため、結果的に遅くなってしまう人です。
食べる順番や料理の減り具合、噛む回数など、自分流の譲れないこだわりがあって、そのこだわりを実行しないと気が済まないとても神経質な性格の人です。
【食べるのが遅い人の心理④】気が散りやすい
好奇心旺盛で色々なことに意識が向いてしまうため、目の前の食事に集中することが難しい人です。
例えば、テレビや隣の席の人の会話、人の動きなどが気になってしまうため、注意散漫になり食べるのが遅くなってしまいます。
【食べるのが遅い人の心理⑤】健康志向
ダイエットをしていたり、胃腸に負担をかけない食事の仕方を意識していたりする人です。
自分の体のことが第一なので、他人に合わせようとする気持ちは働きません。
融通の利かない自己中心的なところがあります。
ただし、病気などの理由でゆっくり食べなければいけないという人もいるので、その場合は理解や配慮が必要です。
【食べるのが遅い人の心理⑥】食欲がない
お腹が空いていなかったり、緊張していたりするせいで、食事がなかなか思うように進まない人です。
心身に不調があって食事が進まない場合や、相手に対して緊張や怒り、不安など何かしらの感情があるために食べるのが遅くなってしまっています。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、テーブルマナーやクチャラーだけでなく、スピードも意識して、食事を共にする相手に居心地よく過ごしてもらえる工夫をしていきましょう。
「食べるのが遅い人」が身近にいる場合はどうすれば良い!?コミュニケーションスキルも身に付く「4つの関わり方」を徹底解説!!
知っているだけで心理的に楽になる「4つの関わり方」とは!?
続いて、食べるのが遅い人との4つの関わり方について説明します。
【食べるのが遅い人との関わり方①】コース料理は避ける
少しずつ順番にやって来るコース料理は、可能な限り避けましょう。
基本的にコース料理は遅い人に合わせて料理が運ばれてくるので、待つ側にとっては大きなストレスがかかってしまいます。
食べるのが遅い人と食事をする際には、極力コース料理ではなく、一品料理を選択しましょう。
【食べるのが遅い人との関わり方②】食事そのものを避ける
そもそも、食事を共にすること自体を避けましょう。
ランチやディナーをするのではなく、カフェでお茶をしたり食事以外の楽しみ方をしたりして、食事はしない方がいいでしょう。
食事をする以外にも人間関係を深める方法はあるので、その人と楽しめる方法を探しましょう。
【食べるのが遅い人との関わり方③】食事に集中させる
食事から意識がそれてしまうような人には、食事に集中できるような環境を作ったり声掛けをしたりして食事に適度に集中させましょう。
例えば家でなら、テレビはつけず、会話は食後に。外食なら、注意散漫を防ぐために相手の視界が通路側でなく壁側になるように座ったり、静かなお店を選んだりする。
また、「冷めちゃうよ」「美味しいうちに食べよう」などと声掛けをして促す。
このように、食事に意識を向かせるように工夫しましょう。
【食べるのが遅い人との関わり方④】合わせすぎない
場合によっては、相手に遅いことを気づかせるのも必要です。
いつも相手に合わせてゆっくりのんびり食べるのではなく、自分のスピードで進めて、食べ終えてしまうのも手段の一つです。
毎回毎回空気の読めない人なら、人を待たせているという自覚を持たせましょう。
合わせすぎるのは良くありません。
【まとめ】「食べるのが遅い人」を「共感・理解・受容できる人」へ!大切なことは「相手の個性を尊重する」ことと「食事そのものを楽しむ」こと!!
人生はすべてが学び!相手に指摘されて気付くことも学び!
いかがでしたか?
取り組めそうな関わり方はありましたか?
食事の仕方はその人の性格がダイレクトにあらわれます。
人の食べ方を見て、その人の性格について考えるのもおもしろいと思います。
ただし、中には精神的な病気を抱えているために人に合わせて食べることができない人や、身体的な病気をしていて早く食べることができない人もいます。
一概に食べるのが遅い人を空気の読めない人、マイペースな人と決めつけることのないようにしましょう。
また、自分自身食べるのが遅いという自覚がある人や、遅いかもしれないと思った人は、食事の仕方を見直したり、食事に集中する練習をしたりする必要があるでしょう。
そして、食事に限らず空気を読むことも大切です。
コミュニケーションセミナーに参加するなどして、協調性を学ぶのがオススメです。
強いこだわりや注意散漫がある人、人に合わせるのが苦手な人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして、その原因を見つけたり改善したりしていくとよいでしょう。
自分では気づけなかった心理的な理由が見つかるかもしれません。
食事は人間関係の親密度を上げるのに効果的なのはもちろん、人生における幸福度にも繋がります。
あなたが毎日楽しく食事ができますことを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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