代表カウンセラーの遠藤まなみです。
あなたの周りに「自己憐憫(じこれんびん)な人」はいますか?
もしくはあなたが「自己憐憫な人」ではありませんか?
我がカウンセリングルームにも、「夫が自己憐憫で直ぐに仕事を辞めてしまい困る」「妻が自己憐憫で生活していて苦しい」というような相談が多数あります。
その自己憐憫な人はなぜ、そのような考え方になってしまうのか?
その心理、知りたくありませんか?
そこで、今回は「自己憐憫な人」について書かせていただきます。
自分が自己憐憫な人だったり周りに自己憐憫な人がいたりする場合は、セルフカウンセリングしながら読み進めていただければと思います。
たしかに世の中には、自分を哀れんだり悲しんだりしてばかりいる「自己憐憫(じこれんびん)な人」ってたくさんいるよね。もちろん生きてきた中で色々と辛く悲しい経験をしてきたからという理由もあると思うけど、同じような経験をした人でも明るい性格だったり、メンタルが強くてポジティブ思考な人もいる。そんな「自己憐憫な人」の心の奥には、いったいどんな心理が隠されているのかな?「自己憐憫になってしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?
今回は「自己憐憫な人」に共通する「8つの特徴」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「自己憐憫な人の心理」を自己分析できるから、「自分は何かと自己憐憫になってしまうことが多い(原因を知りたい、自分を変えたい)」という人や、「身近に自己憐憫な人がいる(付き合いにくいと感じている、何とかしてあげたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではまなみ先生よろしくお願いします!
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あなたは大丈夫ですか?「自己憐憫な人」になっていませんか?
まずはじめに、自己憐憫とはどのような意味なのでしょうか?
自己憐憫(じこれんびん)
自分で自分をかわいそうだと思うこと。自分に対して憐憫の情(不憫に思う気持ち)を抱く事。
「自己憐憫な人」と聞いて、あなたはどんな人をイメージしますか?
ネガティブな人だったり、被害妄想の人をイメージしたりするのではないでしょうか?
一言で「自己憐憫な人」と言っても色々な人がいます。
多少、誰でも人は被害妄想的になってしまったり、自分が可哀想だと思うことはあると思います。
しかし、それが酷くなってしまうと生活に支障が出てしまいます。
その自己憐憫が酷い人とそうでない人の違いは何なのでしょうか?
人と何かが起こるとそれを、ポジティブにとるか、ネガティブにとるかで分かれます。
ポジティブに捉えることができる人は、自己憐憫にはなりませんが、ネガティブに捉える人は自己憐憫になると言われています。
特に女性に多いと言われていますが、今は男性もこの自己憐憫で苦しんでいる人が増えてきています。
そこで今回は、「自己憐憫な人の心理」を深掘りしていきたいと思います。
あなたが自己憐憫な人だったり、周りに自己憐憫な人がいたりする場合は、セルフチェック項目にいくつ当てはまるか確認しながら読み進めていただくことをオススメします。
「被害妄想」「親が厳しかった」「褒められた経験が少ない」!?「自己憐憫な人な人」に共通する「8つの特徴」とは!?
セルフカウンセリングで発見「自己憐憫な人の心理」
それでは自己憐憫な人の特徴を紹介していきます。
①満足がない
自己憐憫の特徴として、満足がないと言われています。
満足がないということは、不満が多いということで何事にも納得できません。
いつも自分に対して後悔があり、自分はダメな人間だと思っています。
②自信過剰
自己憐憫の特徴として、自信過剰だと言われています。
自分が大好きで、過大評価をしています。
自分が他人からどう思われているかを常に気にしています。
それにより予期不安に陥りやすくなってしまいます。
③被害妄想
自己憐憫の特徴として、被害妄想になってしまうと言われています。
予期不安による起こってもいない出来事で、自分は被害に遭っていると思い込んで哀れな自分を演じてしまい、「自分は可哀想な人間」といつも思っています。
④親が厳しかった
自己憐憫の特徴として、親が厳しかったと言われています。
親が過干渉で常日頃から細かいことを指摘してきたり、何事も出来て当然、できないと怒られるという環境の元で育てられると自己肯定感が低くなり、自分に自信が持てなくなってしまいます。
今、流行りの毒親に育てられると自己憐憫な人になりやすいようです。
⑤自己解決ができない
自己憐憫の特徴として、自己解決ができないと言われています。
これは、4番にも関連しますが、親が何でもかんでも子どものすることに口や手を出してきますから、何か問題が起きても自分で解決する方法を知りません。
子どもに考えらせる前に親が問題解決をしてしまいますから、いざ大人になって親から離れると何もできなくなります。
⑥ストレスの解消方法を知らない
自己憐憫の特徴として、ストレスの解消方法を知らないと言われています。
人はストレスが溜まってくると、自分の好きなことをしてストレス解消をしようとします。
しかし自己憐憫な人は解消方法を知りませんから溜まる一方です。
無趣味の人が多いようです。
⑦承認欲求が強い
自己憐憫な人は承認欲求が強いと言われています。
周りの人から認められたい、感謝されたいという欲求が強く、認められないと欲求が満たされません。
そのために、人の気を引くような行動をとるようになります。
⑧褒められた経験が少ない
自己憐憫の特徴として、周りの人から褒められて経験が少ないと言われています。
褒められることはとても嬉しいことですし、成長にとても大切なものです。
しかし、自己憐憫な人は幼少期を始め、親からも周りからも大人になってからも褒められることの経験があまりありません。
いかがでしたか?
自己憐憫な人の特徴が少しは理解できましたか?
色々な自己憐憫な人がいることがわかったと思います。
自己憐憫な人になってしまうと「なぜ」「どうして」が増えてきて、最終的に自分の思い通りにならないと「自分は不幸だ」「自分可哀想だ」という思いが湧いてきます。
そこから、悲劇のヒロインが生まれてしまいます。
悲劇のヒロインになってしまうと人に依存をしたり、人に対してかまってちゃんをしてしまったりするようになります。
そして、一番問題なのがその悲劇のヒロインに酔ってしまう事です。
「自己憐憫になってしまう自分」をそろそろ卒業してみませんか!?メンタルトレーニングとしての効果もある「3つの改善方法」を徹底解説!!
「自己憐憫な人」にチャレンジしてほしい「3つの改善方法」とは!?
自己憐憫と同じような言葉に、自己卑下や自己否定があります。
自分のことを嫌い、自分は価値がない人間だと思い込んでしまうものです。
その反面、自己愛が強かったり自信過剰だったりとマウントをとりたがる一面もあります。
理想を高く持ち理想を追いかけ、自分ならできると思い込み、傲慢(ごうまん)な態度や言葉使いをしてしまいます。
そのため、人の話を聴くことができません。
かまってはしてもらいたいが、指摘や否定は受け付けません。
曲がったことが嫌いで正義感も強いと言われていますが、それも自分の物差しで測った正義感なので人と合わせることができず、協調性には欠けてしまいます。
自分は特別だと考えている子どもっぽい面もあります。
ただし、自分ルールは通用しません。
正義感が強く真面目な部分はそのまま残し、ネガティブ思考や自分を哀れむようなことは卒業しなければいけません。
そうでないと、あなたの周りから人が離れてしまいます。
そこで、あなたが自己憐憫な人を卒業できるようになるために改善方法を書かせていただきます。
自分が自己憐憫だったり、周りに自己憐憫な人がいたりする場合は、この改善方法を参考にしていただければと思います。
それでは、自己憐憫な人の改善方法を書かせていただきます。
①自分の感情と向き合う
自己憐憫な人の改善方法として、自分の感情と向き合うことが必要だと言われています。
何か問題が起きた時に、ネガティブ思考で物事を考えることをせず、ポジティブ思考で考えるようにすることが大切です。
そして、問題解決をする時に、被害妄想を起こさずきちんと問題に向き合うことが必要になります。
自分が自分がではなく、周りの人のこともきちんと考えるようにしなければいけません。
②コミュニケーションセミナーに参加する
自己憐憫な人の改善方法として、コミュニケーションセミナーに参加するのが良いと言われています。
なぜ、コミュニケーションセミナーに参加するのが良いのかと言えば、自己憐憫な人は人のことが考えられません。
コミュニケーションというのは人と人の関わりです。
人の事を考えて話をしたり、行動を学べたりする場所がコミュニケーションセミナーです。
自己主張ばかりしていては、誰もセッションしてくれる相手がいなくなりますから、知らず知らずのうちに改善されていきます。
③カウンセリングを受ける
自己憐憫な人の改善方法として、カウンセリングを受けることが良いと言われています。
自己憐憫な人は、インナーチャイルドがあったりアダルトチルドレンがあったりします。
そこを取り除かないと、生きやすい人生にはなれません。
もちろん、本を読んだり周りの人にアドバイスしてもらったりしながら改善していく方法もありますが、専門のカウンセラーに相談することがいち早い近道だと思います。
カウンセラーの先生と一緒にどこをどう改善していくのかアドバイスをもらいながら、少しずつ無理をしないように変わっていくことが大切になります。
【まとめ】「自己憐憫な人」から「肯定的でポジティブな人」へ!大切なことは「物事をすべて受け入れる」ことと「前向きに捉える」こと!!
「朝目覚める、目が見える、食事ができる」自分は幸せだということに気付いて下さい
いかがでしたか?
自己憐憫な人の8個の特徴と3個の改善方法を書かせていただきました。
参考になりましたか?
私たちは社会生活の中で生きていかなければいけません。
ネガティブ思考で自己憐憫な人である以上、生活が成り立ちませんし、人と合わせていくことがとても難しくなります。
人と合わせていけないと生活ができません。
自己憐憫な人を否定しているわけではありませんが、そのまま自己憐憫を続けていると精神疾患「うつ病」になってしまうことが往々にしてあります。
そうなると簡単には治せません。
そうならないためにも、改善はしなければいけません。
どうせ生きるのであれば、生きやすい生活をした方が良いと思います。
「直せたら苦労はいらない…」「今さら…」という風に思うかもしれませんが、そんなことはありません。
気づいた時がチャンスなのです。
考え方、捉え方を変えるだけで人生が変わります。
変わることができるのに変わらないのは、宝くじが当たったのに換金にいかないくらいもったいないことです。
自分だけのことを考えるのではなく、自分の身近にいる人のことも考えていただきたいと思います。
もちろん、簡単なことではありません。
少しずつ自分に合った改善方法で始めていけば良いと思います。
自己憐憫な人というレッテルを卒業することで、あなたの人生は大きく変われると思います。
変わることで自分も生きやすく、あなたに関わっている人たちも幸せが待っています。
もっと楽な人生を手に入れませんか?
あなたが、これからの人生を楽に楽しく人から愛されて過ごせるように願っています。
今回書いたブログがあなたにとって「自己憐憫な人」を見直すキッカケになれたら本当に嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
遠藤まなみでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ
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