カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りにスポーツ観戦好きな人はいませんか?
またはあなた自身、スポーツ観戦好きな人ではありませんか?
野球やサッカーなどをはじめとしたスポーツ観戦、好きな人のイメージとしては男性に多いように思えますが、最近では女性にも熱狂的なファンが多いようです。
応援しているチームや選手が勝てば自分のことのように大喜びし、負ければこの世の終わりのように悲しむスポーツ観戦好きな人。
そんなスポーツ観戦好きな人には、一体どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回はスポーツ観戦好きな人の心理や、上手な関わり方についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、男女を問わず「スポーツ観戦好きな人」ってたくさんいるわよね。もちろん自分の地元のチームを応援したり、夢中になることでストレス発散できたりとメリットも多いと思われるけど、中には勝ち負けにこだわりすぎてイライラしたり、大声で怒鳴ったり、勝てばご機嫌で負ければ不機嫌になるような人もいるみたい。当然周りにいる人は不愉快に気持ちになるし、そもそも頑張っている選手に対するリスペクトは感じられないわよね。そんな「スポーツ観戦好きな人」の心の中には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?身近に「スポーツ観戦好きな人」いる場合、どんな風に付き合っていけば良いのかな?

今回は「スポーツ観戦好きな人」に共通する「5つの心理」や「4つの上手な付き合い方」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「スポーツ観戦好きな人の心理」を自己分析できるから、「自分はスポーツ観戦が大好きだ(夢中になれる趣味、スリルがたまらない)」という人や、「身近にスポーツ観戦好きな人がいる(イラッとする、感動を共有しようとするからウザい)」という人にはぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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あなたはどうですか?「スポーツ観戦好きな人」ではありませんか?
スポーツ観戦というととても健康的な趣味に思えますが、実はギャンブルと似ているところがあります。
勝つか負けるか、誰にもわからないドキドキ感が人にドーパミンを出させるのです。
ドーパミンはやる気や幸福感に関わる重要なホルモンですが、依存症にも大きく関わっているホルモンでもあります。
もしも、スポーツ観戦で勝ち負けに非常に強いこだわりを持っている人や、負けた時の悲しみ方が異常、またはイライラ感がすごいなどの場合は、スポーツ観戦が心に良い作用をもたらしているとあまり言えないので、関わり方を見直した方がいいかもしれませんね。
勝ち負けのこだわり以外にも、スポーツ観戦好きな理由は他にもありますので、以下の心理を詳しくチェックしていきましょう。
「勝ち負けにこだわる」「自分と重ねている」「頑張っている姿を応援したい」!?「スポーツ観戦好きな人」に共通する「5つの心理」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「スポーツ観戦好きな人の心理」
それでは、スポーツ観戦好きな人の心理を5つ説明していきます。
この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①勝ち負けにこだわる
競争心の強い性格で、“楽しむ”というより勝敗にこだわるタイプの人です。
勝負は勝たなければ意味がないと考えていて、普段自分自身は勝負をするような機会がないため、スポーツ観戦をすることで、自分が勝ったような気分になろうとしています。
②仲間意識が強い
自分が応援しているチームや選手のことを、同じように応援している人たちとの一体感がとても気持ちいいと感じています。
寂しがり屋な性格で、仲間を求めているところがあります。
同じ趣味、好みを持つ人達と繋がっていたい、共感したいという思いが強い人です。
③自分と重ねている
例えば同じ出身、年齢が近い、地元が一緒、外見や境遇が似ている、などの共通点をチームや選手に見つけ出し、自分と重ねているようなところがある人です。
チームや選手が自分の代わりに代表として戦ってくれているという感覚を持つ、感受性の強い人です。
④ドキドキ感、ワクワク感を味わいたい
日常の生活が単調でつまらないと感じているため、スポーツ観戦をしてドキドキ感、ワクワク感を得たいと思っている人です。
自分にはスポーツをする時間や能力、仲間などがいないため、スポーツ観戦をすることでストレスを解消しようとしています。
普段の生活に大なり小なり不満を抱えているのかもしれません。
⑤頑張っている姿を応援したい
選手が一生懸命頑張っている姿を見て心を動かされ、応援したいと強く思う人です。
勝ち負けにあまりこだわりはなく、選手の人間性や感情の動きなどに意識が向きます。
どこか親心のような、温かい目で見守っている感覚です。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、スポーツ観戦好きな心理から性格を見抜いていったり、日常生活で欠けている何かを認識したりしていってみましょう。
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続いて、スポーツ観戦好きな人との上手な付き合い方について説明します。
①話を聞いてあげる
自分の好きなことを人が興味を持って聞いてくれるのは、誰だってとても嬉しいことです。
「このチームはこうでああで…」「あの選手は昔から…」などとよくわからないことを話していても、うんうんと相づちを打ち、時には質問を投げかけてあげると、相手はとても喜ぶでしょう。
「そうなんだ~」と返事をしてあげるだけで、相手は大抵満足してくれます。
②共感してあげる
相手の応援しているチームや選手が勝ったら「よかったね!」、負けてしまったら「残念だったね…」と声をかけてあげましょう。
チームや選手の勝敗は、もはや自分の勝敗のようなものなので、ここでテキトーに対応すると自分自身の勝利や敗北をテキトーにあしらわれたと感じてしまい、信頼を失いかねません。
相手の心の動きに共感してあげましょう。
③邪魔しない
誰だって、趣味の時間を邪魔されたら嫌な気分になってしまいます。
相手のスポーツ観戦の時間は邪魔せず、そっとしておいてあげましょう。
あまりにもその時間が長かったり、頻度が多かったりして関係性に支障が出るようなら、その時ではなく落ち着いて話せるときにきちんと話し合いをしましょう。
相手に優先順位をつけてもらうことも大切です。
④ストレスを解消させてあげる
スポーツ観戦にしか楽しみを見出せなくなっている人や、その他のことが手に付かなくなっている人、観戦の勝敗でその後の感情が激しく変化してしまう人などは、日常生活や精神面の改善が必要だと思われます。
大きなストレスや心の不調があるようなら、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして改善を図っていきましょう。
自分たちでは見落としていた大切な何かを、カウンセラーが見つけてくれるかもしれません。
【まとめ】「スポーツ観戦好きな人」を「理解・共感・見守れる人」へ!大切なことは「相手の個性を尊重する」ことと「広い心で自分も楽しむ」こと!!
勝ち負けだけでなく「頑張っているすべての選手を尊敬する心」を持ってみませんか?
いかがでしたか?
参考になる付き合い方はありましたか?
スポーツ観戦ができているからといって、心も健康だろうと思うのは少し間違いです。
うつ病の一種で、好きなことには没頭できるけれど、その他のことになるとやる気が一切出なくなってしまう、気分が憂鬱になってしまう、といった“仮面うつ”なるものも存在します。
あなたの大切な人がスポーツ観戦好きなら、共感してあげるのはもちろんのこと、日々の変化にも敏感に気づいてあげられるように気を配ってあげましょう。
困った時には、専門のカウンセラーにアドバイスをもらうこともおすすめです。
とはいえ、胸躍るスポーツ観戦は心の健康にもとても良いとされていますから、そんな素敵な趣味を大切にしていきたいものですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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