カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに他人を利用する人はいませんか?
またはあなた自身、他人を利用する人ではありませんか?
自分を何様だと思っているのか、社内ではもちろんのこと家族や友人も、人のことを駒のように扱おうとする人っていると思います。
また、人をうまくだまして自分の立ち位置を良くしようとする人もいますね。
自分のために世界が回っているとでも思っているような、他人を利用する人。
そのような人には一体、どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、他人を利用する人の心理や対処法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、人の優しさや好意につけ込んで自分だけ得をしようとしている「他人を利用する人」ってたくさんいるよね。本来、人間関係は平等で、お互いが持ちつ持たれつ助け合いながらやっていくものだけど、残念なことに中には一方的に自分だけメリットを得ようとする人がいるみたい。そんな「他人を利用する人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?身近に「他人を利用する人」がいる場合は、どのように対処すれば良いのかな?

今回は「他人を利用する人」に共通する「6つの心理」や「4つの対処法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「他人を利用する人の心理」を自己分析できるから、「自分は他人を利用するのが得意だ(他人は利用するもの、お互いがWin-WinだからオールOK)」という人や、「身近に他人を利用する人がいる(ガチで迷惑している、関わりたくない、対処法を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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「他人の弱さは自分の利益」「人間関係より損得勘定が優先」「一生のお願い…が口癖」!?なぜ人は「他人を利用する人」になってしまうのか!?
あなたは本当に大丈夫?ひょっとしたら「利用されやすい人」かも?
- 「言われたことに、はいはい言っている方が楽だから…。」
- 「断ったらなんて言われるかわからないし…。」
などと、他人の言いなりになってしまってはいませんか?
はじめのうちはそれでもいいかもしれません。
しかし、他人を利用する人は限度を知りませんから、利用できると判断した人のことをとことん利用してきます。
自分が我慢すればいいんだ、と思っていたら大間違いです。
自分の心身に不調をきたす前に、他人を利用する人の心理を学んで上手に対処していく技を身に付けましょう。
「賢いと思っている」「楽がしたい」「自分のことしか考えていない」!?「他人を利用する人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで発見「他人を利用する人の心理」
それでは、他人を利用する人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①賢いと思っている
自分は周りの人間よりも賢くて優れていると思っている人です。
誰よりも賢く成果が出せるのだから、そのために他人を利用するのは当然、やっていいことだと思っています。
自分の中ではそれでうまく状況が回っていると思っているので、多少嫌な顔をされたくらいではへこたれませんし、満足しています。自信家で横暴な人だと言えます。
②楽がしたい
何よりも自分が楽することを優先に考えるので、そのために他人を利用しようとします。
自分がやりたくないこと、面倒なことは基本的に他人に押し付けようとします。
- 「今度○○奢るからさ!」
- 「今回だけ!お願い!」
などと口先だけのことを言って他人を動かし、恩をすぐに忘れます。
努力することが嫌いで、人から信頼されることのないちゃらんぽらんな性格の人です。
③相手が嬉しいと思っている
自分は周りから愛されている、必要とされていると思っているので、そんな自分が他人にお願い事をされたりやりたいようにしたりするのは、許されることだと思っています。
むしろ、それで人は喜んでいるとさえ思っているようなところがあります。
自分はどこか特別な存在だと思っていて、自分のために周りが動くのは当然だと思っている勘違いな人です。
育成者から過保護に育てられ過ぎてしまったのかもしれません。
④支え合いだと思っている
周りに対して、自分はいつも協力をしたり助けたりしていると思い込んでいるので、自分の時もやってもらうのが当たり前だと思っています。
本人の中では持ちつ持たれつの関係だと思っているので、無理な要求も吞んでもらえると思っています。
自分が他人にしてあげた行為を過大評価する傾向があるので、人に大きなことを望んできます。
⑤人の上に立ちたい
他人のことを利用してでも、上の立場にいきたい、目的を達成し成果を上げたいと思っています。
他人を蹴落とすことも悪びれず、どんどん上に上がっていこうとする上昇志向の強い野心家です。
人からバカにされたくないという劣等感が強く、誰かを陥れてでも自分の評価を上げたいと考える人です。
⑥自分のことしか考えていない
他人の迷惑や苦労などに一切意識が向かない、鈍感で自己中心的な人です。
いつも自分のことだけで精一杯で、自分の思い通りにしたことを進めるために他人を利用します。
人の気持ちを察したり物事の予測をしたりすることが苦手なので、いつも自分中心の思考、言動になってしまいます。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、他人を貶めるような言動、自分勝手な言動を慎み、多少は周りからどのように思われているかを気にするようにした方がよいでしょう。
身近に「他人を利用する人」がいる場合はどうすれば良い!?メンタルトレーニングとしての効果もある「4つの対処法」を徹底解説!!
「他人を利用する相手」に実践して欲しい「4つの対処方」とは!?
それでは続いて、他人を利用する人への4つの対処方法について説明します。
①主張する
相手に支持されたり頼まれたりしても、嫌なことやできないことはきっぱりと
- 「今は忙しいのでできません。」
- 「申し訳ありませんが、他の人に頼んでもらえますか?」
などと主張しましょう。
このような人は横柄ではありますが、案外断られることに慣れていないので、ズバッとお断りをした方がすんなりと引いてくれたりします。
下手(したて)に弱々しく言うのではなく、淡々と伝えた方が効果的です。
②こちらも替わりの要求をする
相手に指示されたり頼まれたりしたら、すかさずこちらも要求をします。
- 「○○やっといてくれない?」
- 「わかりました。では△△を今日中に仕上げなければならないので、××はお願いしますね。」
などと、同時に頼みごとをします。
人は要求した後に要求されると断りづらくなる心理が働きます。
あの人にお願いすると面倒だ、と思わせる作戦の一つです。
③偉い人の名前を出す
相手よりも偉い立場の人や相手が慕っている人の名前を頻繁に出すことで、相手をけん制します。
利用されそうになったら、
- 「○○課長から早急に仕上げる書類をお願いされているので、すみません。」
- 「これから○○先輩のところに行かないといけなくて…」
などと伝えましょう。
その人よりも上の立場の人と仲良くしておくことで、利用されにくい環境を作るのです。
④利用されにくいメンタルを作る
利用されやすい人は傾向として、主張できない人や自信のない人、流されやすい人、押しに弱い人などが挙げられます。
そのようなメンタルを変えていくことで、他人から利用されにくい人になるのです。
専門のカウンセラーからカウンセリングやメンタルトレーニングを受けるなどして、メンタルを強化していきましょう。
変わっていくあなたを見れば、利用しようとする人は利用しにくくなっているあなたから離れていくはずです。
【まとめ】「他人を利用する人」に「冷静・沈着・振り回されない人」へ!大切なことは「他人を利用する人の心理を見抜く」ことと「あなたも他人を利用しない」こと!!
きっぱりと断る勇気を持つ!あなたを利用しようとする「ずる賢い人」と離れるのがベスト!
いかがでしたか?
実践できそうな方法はありましたか?
人間関係は支え合いです。
お互いの協力が必要ですが、そのバランスが明らかに悪いようでは、どちらかに大きなストレスがかかります。
自分が他人を利用しすぎることのないように気を付けるのはもちろんですが、他人に利用され過ぎて自己犠牲することのないようにしましょう。
我慢しているといずれ、うつ病や自律神経失調症などをはじめとした様々な心身の不調が起こってしまいます。
自分の健康を守るためにも、利用される人は卒業しましょう。
あなたがバランスのとれた健全な人間関係を築いていけること、願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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