カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに要領の悪い人はいませんか?
またはあなた自身、要領の悪い人ではありませんか?
世の中には要領のいい人と要領の悪い人がいて、例えば同じ内容の仕事量で同じ仕上がりなのに、周りからの評価が違っていたり本人の疲労感が全然違ったりします。
要領の悪い人は一生懸命にもかかわらず、努力が報われなかったり周りからの評価が低かったりします。
他人からするともっとうまいことやればいいのに…とか要領よく生きられないのかな…なんて思われてしまう要領の悪い人、そこにはどのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、要領の悪い人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、学業や仕事においても、いつもキャパオーバーになってしまうような「要領の悪い人」って結構たくさんいるわよね。もちろん本人的には一生懸命に取り組んでいるケースが多いみたいだけど、物事に優先順位をつけたり人に頼ったりするのが苦手な人が多くて、それが心の悩みや苦しみになっているみたいね。そんな「要領の悪い人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「要領の悪い自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「要領の悪い人」に共通する「6つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「要領の悪い人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば自分は要領の悪い方だ(指摘されたことがある、とても悩んでいる、改善したい)」という人や、「身近に要領の悪い人がいる(シンプルにイライラする、助けてあげたい、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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あなたはどうですか?「要領の悪い人」ではありませんか?
そもそも「要領」とはどのような意味なのでしょうか。
よう‐りょう〔エウリヤウ〕【要領】 の解説
1 物事の最も大事な点。要点。「質問の―がはっきりしない」
2 物事の要点をつかんだ、うまい処理の仕方。「―が悪くてなかなか覚えない」「―よく話をする」引用元: goo辞書「要領(ようりょう)」
では、「要領が悪い」とは、どのような意味でしょうか。
要領が悪い
読み方:ようりょうがわるい
物事の扱い方が下手であるさま。やりかたが悪いさま。うまく処理できないさま。心得がなく、もたついたり失敗したりする様子などを表す表現。「要領」は上手く物事を行う手段や方法などを意味する表現。
やはり、良い意味では使われないようですね。
あなたは「要領が悪い」と人から言われたことがありますか?
おそらく、言われたことがある人は、言われて傷ついたと思います。
ですから、周りに要領の悪い人がいても、本人には直接言わないか、違う言い方をしてあげるのがいいと思います。
「真面目すぎる」「計画性がない」「人を信用していない」!?「要領の悪い人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで見えてくる「要領の悪い人の心理」
それでは、要領の悪い人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
【要領の悪い人の心理①】真面目すぎる
とても真面目な性格の人です。
何事にも一生懸命に全力で取り組もうとします。
そのあまり、周りの空気や状況を読めず、一人で突っ走ってしまうところがあります。
他人に頼るのも苦手です。
常に完璧を求めてしまうので、キャパオーバーしてしまい結果として相手の要求に応えられない事態になりがちです。
【要領の悪い人の心理②】自信がある
自分に根拠のない自信を持っている人です。
自意識過剰ともいえます。
自信があるため、できもしないようなことを請け負ったり、予定を詰め込んだりしてこなそうとしますが、結果的には上手くいきません。
うまくいかなかったときには、自分の責任ではないと言い訳をして、周りを困らせるようなところもあります。
【要領の悪い人の心理③】人を信用していない
自分以外の人間を信用していない人です。
そのため、すべてを自分一人でこなそうとします。
人に任すより自分でやった方がマシだ、安心だ、と考えているので他人に頼ろうとしません。
自分一人でもその場はこなすことができますが、体調を崩してしまったり、後輩が育たなかったりして良い影響はあるとあまり言えません。
【要領の悪い人の心理④】こだわりが強い
こだわりが強く妥協ができないため、他人に任せずすべて自分でやろうとする人です。
他人のすることには納得がいかなかったり自分一人でやり遂げたいという思いがあったりします。
結果として周りを振り回すことになりがちですが、そんなことはあまり気にしません。自分優先な人です。
【要領の悪い人の心理⑤】臨機応変が苦手
臨機応変な対応が苦手な人です。
マニュアル通りのことならそつなくこなせるのですが、イレギュラーな出来事が起こった際には思考停止したりパニックになったりするので、うまく対処できません。
頭の回転が速い方ではないので、トラブルの処理などにはとても時間がかかってしまいます。
【要領の悪い人の心理⑥】計画性がない
計画性がなく、思い立ったままに行動するタイプの人です。
情動的で、物事を深く考えません。
論理的な思考が苦手なので、物事の優先順位をつけるのもあまりうまくありません。
そのため、とにかく目の前の問題から先に取り組もうとし、効率が悪くなります。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、人の話をよく聞き、素直に提案を受け入れたり協力してもらったりするよう心がけましょう。
独りよがりでは、他人に迷惑をかけてしまいます。
「要領の悪い自分」を卒業するにはどうすれば良い!?自分の限界を把握し、効率的な決断力を身に付けるための「3つの改善方法」を徹底解説!!
「要領の悪い人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
それでは続いて、要領の悪い人から卒業するための3つの改善方法について説明します。
【要領の悪い人の改善方法①】行動する前に考える
行動に起こす前に、まず考えましょう。
計画を立てましょう。
考えるのが面倒、先に動いた方が早い、などと思うかもしれませんが、それで幾度も失敗しているのであれば改善が必要です。
紙に書きだしてチェックリストを作ったり、順番を決めたりしましょう。
脳は使っていけば、いくつになっても成長してくれます。計画性を学習しましょう。
【要領の悪い人の改善方法②】人を信じる、頼る
人一人の力には限界があります。
そして、あなたよりも分野によっては優れている人がたくさんいます。
それを認める必要があります。
そして、人を頼ること、信じることを学びましょう。
【要領の悪い人の改善方法③】100%ではなく80%の気持ち
要領の悪い人は、何でもかんでも全力で取り組もうとし、完璧な仕上がりを求めるところがあります。
ところが、いつも100%、100点ばかりは取れません。
本当に大切なところ以外は80%を目指すくらいの気持ちでいましょう。
そうすると余裕ができて、思ったよりも良い出来になったりもします。
【まとめ】「要領の悪い人」から「要領の良い人」へ!大切なことは「自分の能力を見極める」ことと「無理なく計画する」こと!!
状況に応じてベストな対応ができる「要領の良い生き方」してみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
要領の悪い人は、完璧主義だったり自意識過剰だったり人間不信だったりと、なにかしら改善すべきところがあると思います。
そこを改善できれば、仕事の効率が上がったり人間関係が良好になったりと、良いことがたくさん起こるはずです。
また、今よりも生きやすい人生が送れることでしょう。
自分だけで改善するのが難しいようであれば、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどするのもおすすめです。
カウンセリングを受けて認知の歪みを変えていくことで、強いこだわりから抜け出すことができます。
要領の悪い人にも良いところはたくさんありますが、できることなら今よりももう少し柔軟になってストレスを減らしたりトラブルが起こらないようにしたりするといいと思います。
今より、明るい人生を送れることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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