カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに唆(そそのか)す人はいませんか?
またはあなた自身、唆す人ではありませんか?
人が真剣に悩んでいたり相談していたりするのに、本人のことをきちんと考えているのか怪しく感じさせてしまう唆す人。
「あなたならいけるって!早く告白しなよ!」とか「そんな会社とっとと辞めちゃえよ!」なんて言われて、根拠もなく軽々しく言われているような気分になることもあると思います。
本気で背中を押してくれているのか、それともからかっているだけなのか。
良い人なのか悪い人なのか、疑ってしまうこともあるでしょう。
そこで今回は唆す人の心理や、対処法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、お節介の如くその気になるように仕向けてくる「唆(そそのか)す人」っているよね。たとえば誰かを唆して犯罪行為を実行させたり、興味のない人に無理やり株式取引やFXをやらせたり。もちろん本人には人を唆しているつもりはないというケースがあるのかも知れないけど、唆す行為というのは人と人との信頼関係にも大きく影響するものだよね。そんな「唆す人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?身近に「唆す人」がいる場合、どんな風に接していけば良いのかな?

今回は「唆す人」に共通する「6つの心理」や「3つの対処法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「唆す人の心理」を自己分析できるから、「誰かを唆したことがある(おだてるのが得意、悪いことをしているつもりはない)」という人や、「身近に何かと唆してくる人がいる(迷惑している、困っている)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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まずは「唆す」という言葉の意味から学び直してみましょう。
唆す(そそのかす)
1.その気になるように仕向ける。特に、おだてて悪いほうへ誘い入れる。
2.早くそうするように勧める。せきたてる。引用元: goo辞書「唆す(そそのかす)」
似た言葉には、「仕向ける」「おだてる」などがあります。
唆すという言葉は、基本的に良い意味では使われません。
相手のことを思いやってする行動ではないと言えます。
あなたも人生で一度や二度、誰かに唆されて失敗したり恥をかいたりしたことがあるかもしれませんね。
そんな唆す人、どんな心理からそのような言動に至っているのか、色々なパターンがあるので詳しくチェックしていきましょう。
「勇気づけている」「期待している」「バカにしている」!?「唆す人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「唆す人の心理」
それでは、唆す人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①バカにしている
相手を自分よりも下に見ていて、バカにしています。
あからさまにイジメているようには見えないものの、心の中では意地悪な気持ち、からかうような気持ちで相手に接しています。
親切心を装い、人をバカにして優越感を得ているような人です。
②高を括っている
一見応援して、相手の成功を願っているように思わせていますが、心の中ではどうせ無理だと思って高を括っています。
相手をバカにしているわけではありませんが、一度恥をかいたり失敗したりするといいと思っています。
その恥や失敗から学べる何かを得させたい、と考えている場合もあります。
③期待している
唆しているわけではなく、相手に大きな期待を寄せているため、無理そうな内容でも「できるよ」「大丈夫だよ」などと応援しています。
相手のことを尊敬していたり信頼していたりすると、このパターンは多くなるでしょう。
まったく悪意はなく、純粋な心の持ち主だと言えます。
④流されやすい
周りに流されやすく、ノリのいい人です。
真剣に考えることなく、軽々しく言葉を発します。
また、人の意見にもすぐ賛同するので、誰かが唆す発言をすると一緒になって唆します。
その場のノリで発言しているので、後日同じ話をしても「そんなこと言ったっけ?」などと覚えていないことがしばしばあるでしょう。
⑤自分の分も頑張ってほしい
自分には勇気がなかったりできなかったりすることを相手がしようとしていると、自分の分も頑張ってほしいと思いを乗せてくる人です。
他力本願のようなパターンもありますが、自分と相手を重ねて、心から成功を願っている純粋な心のパターンもあります。
⑥勇気づけている
できるかできないかはわからないけれど、相手にとにかく頑張ってもらいたいという気持ちから、背中を押すような言葉で勇気づけている人です。
親や先生、先輩のような目上の立場で、相手に成長してもらいたいと思っているパターンが多いでしょう。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、唆しているような人の普段の性格や言動を観察して、あなたのことを真剣に考えてくれる人かどうか見抜けるようになりましょう。
「唆す人」が身近にいる場合はどうすれば良い!?メンタルトレーニングとしての効果もある「3つの対処法」を徹底解説!!
知っていると必ず役に立つ!「唆す人」への「3つの対処法」とは!?
続いて、唆す人との接し方に困っている人のために、3つの対処法を説明します。
①流されないようにする
人に相談することは、新たな発見があったり経験談を聞けたりするので良いことではありますが、人の意見をそのまま鵜呑みにすることはあまりおすすめできません。
人の意見を参考にして、その後じっくり自分でも考え、そして自分の意思で決断する。
この流れが重要です。
人の意見に流されないようにしましょう。
②自信を持つ
自信のない人は、自分の実力を見誤っていることが多いです。
また、自分の考えよりも他人の意見の方が正しいと思い込んでしまうこともあります。
そのため、唆す人にあそばれてしまうことがあるのです。
自信を持つことで、自分の実力をきちんと把握することができるようになり、唆されたとしても自分で決断できるようになります。
また、物事を冷静に合理的に考える力も身につきます。
そうなることで自分と相手、どちらの方が良い判断かも惑わされずに判断できるようになるでしょう。
③唆す人には相談しない
自分や周りの人を唆してくるような人には、まず相談しないことです。
相談したところで真剣には考えてくれないでしょうし、回答もおすすめできるものではありません。
根拠のない勇気づけや軽々しい勧めには惑わされないように、相談する相手をきちんと選びましょう。
時には厳しいことを言ってくれるような人こそ、あなたのためを思って話してくれている人です。
【まとめ】「唆す人」には流されず柔軟に対応する!大切なことは「精神的自立」と「冷静な判断力を身に付ける」こと!!
唆されても動じない!そしてあなた自身が「唆さない人」になること!
いかがでしたか?
実践できそうな対処法はありましたか?
あなたの周りにも唆してくる人はいるかもしれませんが、簡単に唆す人だと決めつけるのはこれまた良くありません。
相手の応援や励ましが信用できず、よく疑ってしまうようであれば、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして人を信じる心を養っていきましょう。
また、自分が人のことを唆してしまうと自覚している人も、カウンセリングを受けるなどして唆してしまう理由や心理を分析し、心のわだかまりをほぐしていきましょう。
素直な気持ちで人と接することができるようになっていくでしょう。
そして、自分は人のことを唆したりしないと思っている人も、他人から勘違いされることのないように、軽々しい発言は避け、思いやりを持って人と接していきましょう。
人間関係は信頼の上に成り立ちます。
一人でも多くの人から信頼され、愛される人になれるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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