カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに病気自慢する人はいませんか?
またはあなた自身、病気自慢する人ではありませんか?
「私、〇〇体質で身体が弱くて…」とか「持病で〇〇病と△△病と××病がありまして…」などと聞いてもいないのに、まるで自慢のように自分の病気をアピールしてくる人がいます。
もちろん、病気なのは大変でしょうし、つらいこともたくさんあると思います。
しかし、アピールの仕方によっては、こちらの労わりの気持ちが薄れてしまうこともあります。
病弱自慢する人にはいったいどんな心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は病気自慢する人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、常に自分の身体の病弱さをアピールしている「病気自慢する人」ってたくさん存在しているよね。もちろん本人的には「本当に大変だった」という気持ちを伝えたいだけなのかも知れないけど、いつも病気の話ばかりされると、聞かされる側としては「だから何?」という気持ちになってしまうことも多いみたいだね。そんな「病気自慢する人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「病気自慢してしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「病気自慢する人」に共通する「6つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「病気自慢する人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば自分は病気関連の話題が多い(病気と闘っている、病気の話を誰かに聞いて欲しい、改善したい)」という人や、「身近に病気自慢する人がいる(ガチでウザい、シンプルに疲れる、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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学生時代に、寝てない自慢をする人や勉強してない自慢をよくしてくる友人はいませんでしたか?
聞いている側からすれば、まったく自慢にはなっていないのですが、話している本人は得意げに、誇らしげに話しています。
本来なら「大変だったね」とか「大丈夫なの?」と心配してあげたいところですが、頻繁でしつこかったりすると優しい声をかけてあげる気持ちも失せてしまいます。
そんなふうに、病気自慢をしてくる人も時折います。
単なる愚痴だったりアドバイスを求められたりするのなら真剣に話を聞いてあげたくなるのですが、そうでもない人がいます。
精神的な満足感、承認欲求を満たすために、病気自慢をする人がいます。
もちろん、辛い時には人に病気であることを打ち明けて認めてもらい、協力してもらうことも必要です。
しかし、それをしつこくアピールしてしまうと、かえって逆効果です。
病気であることは自慢になりません。
子どもっぽいアピールはやめて、建設的な人間関係を築いていきましょう。
「労わってほしい」「特別感を出したい」「頑張っていると思われたい」!?「病気自慢する人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで見えてくる「病気自慢する人の心理」
それでは、病気自慢する人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
【病気自慢する人の心理①】守ってもらいたい
自分は病弱だから、繊細でか弱い存在だとアピールしています。
アピールをして人から守ってもらいたいと思っています。
守ってもらったり丁寧に扱ってもらったりすることで、満足感を得ようとしています。
病気を理由に、相手の気を惹こうとしているようなところがあります。
【病気自慢する人の心理②】労わってほしい
自分は病気を持っていて、とてもつらい思いをしているということをわかってもらい、労わってほしいと思っている人です。
「大丈夫?」「大変だね」などと労わりの言葉を待っています。
人から優しくしてもらいたいがために、過剰にアピールしてしまいます。
【病気自慢する人の心理③】許してもらおうとしている
自分は病気を持っているから、失敗したりやらなかったりしたとしても仕方ないのだと、できないことで責められることへの予防線を張っている人です。
自分に甘い性格で、自分自身に言い訳しているようなところもあります。
【病気自慢する人の心理④】頑張っていると思われたい
自分は病気と闘いながらも一生懸命頑張っているということをアピールしている人です。
人と比べてハンデを負いながらも頑張っている自分はえらい!と自己陶酔しているところもあります。
「頑張っているね」「えらいね」などと声をかけてもらいたがっています。
【病気自慢する人の心理⑤】本気で治そうとしている
周囲に公言することで、本気でその病気と向き合い治そう、改善しようと思っている人です。
真面目で努力家、ストイックな性格だといえます。
目立とうとしていると勘違いされてしまうことがありますが、本人は強い意志で病気に立ち向かおうとしています。
【病気自慢する人の心理⑥】特別感を出したい
自分はこんな珍しい病気にかかっている、いくつも病気を抱えている、ということが個性のようになってしまっている人です。
他に秀でたところ、自慢できるところがなく、自分に自信がありません。
自分に特別感を出すために、病気をアピールしています。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、病気は自慢にならないことを認識し、自分だけでなく会話の中にいる人たちが楽しめる内容の話をすることを意識していきましょう。
病気に限らず、自慢ばかりしている人は人から愛されません。
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それでは続いて、ついつい病気自慢してしまう人のために改善方法を4つ説明します。
【病気自慢する人の改善方法①】人に期待しない
人はついつい他人に期待をしてしまうものです。
もっと優しくしてほしいとか、こんな言葉をかけてほしいとか、勝手にイメージをして期待を膨らませます。
ところが、そう期待通りにはいつもいきません。
人に期待をすると予想通りにいかなかった時、裏切られたと感じやすくなります。
ですから、あまり人に期待はしないようにしましょう。
病気だからと言って、いつも優しくしてもらえるわけではありません。
相手の都合や体調もあることを考えましょう。
【病気自慢する人の改善方法②】できることはやる
本当に調子が悪くてやるべきことが色々とできない時もあるでしょう。
そんな時は無理せず休んでいいと思います。
しかし、病気であることを盾にして楽をするのは少し違います。
今の自分にできることはきちんとこなしましょう。
それは仕事でもプライベートでもです。
人は本来、面倒くさがりにできています。
そこをどれだけ自分がコントロールできるかです。
本当はできるようなこともやらずに逃げたり先延ばしにしたりしていると、自信はどんどん失われていきます。
すべてをいつも通りにやる必要はありませんが、できることはやりましょう。
【病気自慢する人の改善方法③】自律する
精神的に今よりも自律を目指していきましょう。
もちろん、時には人に頼ることも必要です。
自分一人で無理をする必要はありません。
しかし、人に依存して、承認欲求を満たしてもらおうとばかりする言動は好ましくありません。
自分の心は他人にご機嫌をとってもらうのではなく、ある程度自分でコントロールできるようになりましょう。
【病気自慢する人の改善方法④】カウンセリングを受ける
病気自慢、アピールをついついしてしまう人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることで、あなたの病気自慢してしまう本当の心理や考え方のクセなどを見つけ出してもらい、改善がしやすくなります。
あなたの満たされない心の理由や、心を自分で満たす方法を教えてくれることでしょう。
メンタルが良くなることで自律神経は整い、免疫力などが上昇します。
すると、病気も早く良くなる可能性があります。
【まとめ】「病気自慢する人」から「今の幸せを感謝できる人」へ!大切なことは「精神面を自立させる」ことと「欲求を他人に依存しない」こと!!
確実に嫌われる三大トーク「自慢話、苦労話、お説教」をしない生き方してみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
病気を持っていたとしても、自分のことをかわいそうな存在だとは思わないようにしてください。
今日、生きていることに幸せを感じられるようになってください。
自慢などしなくても、あなたの調子の悪さ、頑張っていることに気付いてくれる人はいますし、あえてアピールせずに聞かれたら答えるくらいにしておけば、他人からの印象はアップします。
そのあと、労わってもらえるはずです。
病気で他人の気を惹こうとするのではなく、もっと違ったあなたの魅力で他人を引き付けてください。
あなたの持つ苦しみが、一日も早く良くなりますよう願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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