代表カウンセラーの遠藤まなみです。
近頃、世間で騒がせている「共依存夫婦」
この名前を聞いたことがありますか?
共依存に陥ると非常に恐ろしく、
その依存者と結婚生活を続ける
うちに、自分自身の性格や価値観も
変わってしまいます。
私のカウンセリングルームにも
沢山の相談が寄せられています。
苦しんでいる方にも、
もしかしてと思う方にも
読んでもらえたらと思い、
今回は共依存夫婦を
書かせていただこうと思います。
共依存夫婦は離婚の原因にもなっているみたい。いい夫婦関係が保てなくなってしまうというケースが多いみたいね。
共依存夫婦にならないためには、「支配・服従」の関係性に陥らないように注意する必要があるね。まなみ先生よろしくお願いします!
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共依存と相互依存はレベルが違う!?必要以上に干渉してしまうのは共依存のシグナルかも?
「共依存」の意味は、
「愛情という名の力を借りて
相手を支配すること」です。
夫婦なのだから愛情表現があって
当然といえば当然ですよね。
でもその愛情が、実は苦痛や
拘束に変わってしまい、
夫婦のどちらかが支配してしまう
というのは問題です。
たとえば、
既婚者や恋人を救わねばならない
という強迫観念に取りつかれ、
仕事もろくにできないし、
休みの日は一日中そばにいるなど、
その過干渉ぶりはいわゆる
「相互依存のレベル」をはるかに超えています。
(相互依存は主体性のある人間として
相手を尊重しながらお互いに支え合い
助け会う。相手と程よい間合いがある。)
克服への第一歩は「自分は共依存かも?」と疑ってみること!セルフカウンセリングで今すぐあなたの「共依存度」をチェック!!
自分が共依存になっているのって、
なかなか気が付かないものです。
気が付かないからこそ、
人生が辛いと感じてしまうのです。
まずは、あなたの「共依存度」を
セルフカウンセリングでチェックしてみましょう。
<共依存-セルフカウンセリング17>
1 | 自分を犠牲にしても相手への手助けや世話をしたいと思う。 |
2 | 相手の行動や感情、考え方など自分に合わせるようとコントロールする。 |
3 | 問題や危機に面している人間関係に巻き込まれていることが多い。 |
4 | 一人でやっていけるという自信がなく、見捨てられるかもしれないと不安になる。 |
5 | 特定の相手のことだけで頭がいっぱいになり視野が狭くなっている。 |
6 | 自分の問題はたいしたことはないと嫌なことを見て見ぬふりをして表面上は何でもないように装う。 |
7 | 相手との境界性がはっきりせず、相手が落ち込んでいると自分も落ち込んでしまう。 |
8 | 他人の問題に同時し、相手からの精神的、性的。身体的侵入を許してしまう。 |
9 | 罪の意識を感じてしまい、相手の問題は自分のせいだと思い込んでしまう。 |
10 | 過去の人間関係の間違いを反省することなく、同じ間違いを繰り返すことがある。 |
11 | 被害者意識が強くなり、自分は犠牲者だと思い込み弱々しくなる。 |
12 | 自分の周りに原因や問題があることに気付いていながら波風を立てないように問題を明らかにしない。 |
13 | 相手にしがみついていることを愛情と取り違えている。 |
14 | 「こうあるべきだ」「こうなるはずだ」という感情にとらわれやすい。 |
15 | 相手の気持ちを敏感に察して先読みし、相手のために頭を働かせたり心配したりする。 |
16 | [ノー]とはっきり言えず、すべてを引き受けて、疲れてしまってり恨みがつもったりする。 |
17 | 責任感が強すぎて全てのことをやりこなす。 |
共依存セルフカウンセリングの結果は
いかがでしたでしょうか?
該当する項目、
あなたはいくつあてはまりましたか?
該当する項目が4つ以下なら
まず問題ありませんが、
5つ以上ある場合は
共依存の疑いがあります。
大切なことは「自分は共依存だ」と認める勇気!専門家のカウンセリングを受けることで劇的に改善することが可能に!!
本当の愛情は、
相手が一人でも生きていけるように
サポートすることが大切です。
どこまでが愛情で
どこまでが依存なのかを
判断することが必要になります。
共依存は「自分で改善する」
という方法もありますが、
カウンセリングをうけることに
よって共依存は劇的に改善できます。
カウンセラーと話をしていくことで、
客観的に自分と相手の
関係性について見直すことができます。
心の安定のヒントが見つかる
一番の近道は、カウンセラーに
洗いざらい話してみることです。
カウンセリングを受けられる場所は
沢山ありますので、自分の合った
カウンセラーを見つけることを
おすすめします。
配偶者がカウンセリングを拒否する
場合や、同席が難しい場合でも
カウンセリングは受けることができます。
共依存の克服に向けて、
一日も早い第一歩を踏み出してください。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ