代表カウンセラーの遠藤まなみです。
あなたの周りに「自分に都合のいい解釈をする人」はいますか?
もしくはあなたが「自分に都合のいい解釈をする人」ではありませんか?
わが相談室にも、
- 「彼女が自分に都合のいい解釈をする人で困る」
- 「部下が自分勝手な解釈をしてしまい、ミスが多くてストレスが溜まる。どうしたらいいのか?」
というような相談が多数あります。
では、どうして自分の都合のいい解釈をしてしまうのでしょうか?
そこで、今回は「自分の都合のいい解釈をする人」について書かせていただきます。
あなたが自分に都合のいい解釈をする人だったり、周りに自分に都合のいい解釈をする人がいたりする場合は、セルフカウンセリングしながら読み進めていただくことをオススメします。
たしかに世の中には、「ミスを認めない」「謝らない」「反省しない」といったような図太い神経を持った「自分に都合のいい解釈をする人」って結構沢山いるわよね。もちろん本人的には自分なりの考えや理由があるのかも知れないけど、周囲の人からは「自分勝手」と判断されてしまうケースが多いみたい。そんな「自分に都合のいい解釈をする人」の心の奥には、いったいどんな心理が隠されているのかな?「自分に都合の良い解釈をしてしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?
今回は「自分に都合のいい解釈をする人」に共通する「10の特徴」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「自分に都合のいい解釈をする人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分に都合の良い解釈をしてしまう方だ(間違っているとは思わない、指摘されたことがある、できれば改善したい)」という人や、「身近に、自分に都合のいい解釈をする人がいる(ガチでイラッとする、できるなら関わりたくない、どんな心理なのか知りたい)」という人には特に参考にして欲しいね。それではまなみ先生よろしくお願いします!
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「好きな言葉は我田引水」「自己中心的な理論武装の達人」「歪んだ認知バイアス」!?なぜ人は「自分に都合のいい解釈をする人」になってしまうのか!?
あなたはどうですか?「自分に都合のいい解釈をする人」ではありませんか?
学校や職場、サークルやママ友に必ず1人はいる自分に都合のいい解釈をする人。
周りからしたら、本当に迷惑な話です。
きちんと話を聞いていれば、そのような解釈にはならないはずなのに、自分のこだわりや、自分がそうしたいと思っていることが強いと、いかにも人がそう言ったかのように、勝手な解釈をしてしまいます。
なぜ、そのような捉え方をしたの?と聞くと「○○さんがそう言ったから…」ということを平気で答えます。
そうではなくて、「このように言ったよね…」と言うと「○○さんはそう言った…」と聞き入れようとはしません。
自分の考えが正しいのです。
しかし、人間はそんなに立派ではありません。
間違えることもあります。
間違えた時は素直に認めることができないと、いつまでたっても成長はできません。
では、なぜ自分に都合のいい解釈をしてしまうのでしょうか?
その心理知りたくありませんか?
そこで、今回は「自分に都合のいい解釈をする人」について深掘りしていきたいと思います。
あなたが自分に都合のいい解釈をする人だったり、周りに自分に都合のいい解釈をする人がいたりする場合は、セルフチェック項目にいくつ当てはまるか確認しながら読み進めていただきたいと思います。
「自分に甘い」「責任感がない」「我が強い」!?「自分に都合のいい解釈をする人」に共通する「10の特徴」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「自分に都合のいい解釈をする人の心理」
それでは、自分に都合のいい解釈をする人の特徴を書かせていただきます。
【自分に都合のいい解釈をする人の特徴①】自分に甘い
自分に都合のいい解釈をする人の特徴として、自分に甘いと言われています。
自分を甘やかすことが大好きで、人からアドバイスや指摘を受けても真剣に話を聞くことはせず、私の考え方が合っていると耳を傾けようとしません。
【自分に都合のいい解釈をする人の特徴②】防衛本能
自分に都合のいい解釈をする人の特徴として、防衛本能だと言われています。
自分を守りたい一心で、自分の都合のいい解釈をしてしまいます。
それが、間違っていても認めることができず、「わからない」と言って認めることを絶対にしません。
【自分に都合のいい解釈をする人の特徴③】被害者意識強い
自分に都合のいい解釈をする人の特徴として、被害者意識が強いと言われています。
いつも自己中心的な考えをします。
それが、間違いであっても認めることはせず、「自分は悪くない。○○さんがそのような言い方をしたから私はそう思った」と責任転嫁をして逃げます。
【自分に都合のいい解釈をする人の特徴④】わがまま
自分に都合のいい解釈をする人の特徴として、わがままだと言われています。
何でも自分の思い通りになると勘違いしているところがあり、自分の思い通りにならないと、自分に都合のいい解釈をして勝手なことをしてしまいます。
【自分に都合のいい解釈をする人の特徴⑤】責任感がない
自分に都合のいい解釈をする人の特徴として、責任感がないと言われています。
人は成長をしていけば、物事に責任を持つようになりますが、自分に都合のいい解釈をする人は、責任を持つことが苦手で、子どもの頃から逃げることしか考えていません。
【自分に都合のいい解釈をする人の特徴⑥】思い込みが激しい
自分に都合のいい解釈をする人の特徴として、思い込みが激しいと言われています。
自分が「こうしたい」と思ったら、人が反対しても考えを変えることはしません。
人を攻撃してまでも、自分の考えを押し通そうとします。
【自分に都合のいい解釈をする人の特徴⑦】自信過剰
自分に都合のいい解釈をする人の特徴として、自信過剰だと言われています。
自分のすることは、全て間違っていないと思い込んでしまい、人が間違っていると思いこみます。
人がいくら説明しようとしても、絶対に自分は合っていると聞き入れようとはしません。
【自分に都合のいい解釈をする人の特徴⑧】能天気
自分に都合のいい解釈をする人の特徴として、能天気だと言われています。
このくらいなら許してもらえるだろうとか、何とかなるだろう…と物事を深く考えません。
相手のことなど考えず、面倒なことは後回しにする正確性のない人です。
【自分に都合のいい解釈をする人の特徴⑨】我が強い
自分に都合のいい解釈をする人の特徴として、我が強いと言われています。
ミスはミスとして認めればいいものを、負けたくない気持ちが強いため、何とか言い逃れをして、その場を逃れようとします。
自分の考えを曲げることができません。
【自分に都合のいい解釈をする人の特徴⑩】人の話を聴けない
自分に都合のいい解釈をする人の特徴として、人の話を聴けないと言われています。
人の話を聴く時は、自分の考えを頭の中から消して話を聴きます。
ですが、自分に都合のいい解釈をする人は、人の話を聴く時に自分の考えを入れ込んでしまいます。
結果的に、相手が言っている内容と全く変わってしまっています。
いかがでしたか?
自分に都合にいい解釈をする人の特徴10個を書かせていただきました。
少しは理解できましたか?
人間は優れた脳を持っていますが、それゆえに人間関係で大切なコミュニケーションに問題が起きてしまいます。
同じものを見ても人それぞれの価値観だったり、捉え方だったりが全く違いますからトラブルが起きてしまいます。
ここで、問題なのが思い込みです。
この、思い込みによって、本来全てを見なくてはいけないものも、一部分だけを見て判断してしまう。
これが、トラブルの元になります。
自分に都合のいい解釈をする人は、話の内容を聞きながら、自分の都合がいいように話を変えてしまうわけです。
本人的には、自分に都合のいい解釈に変えているので満足かもしれませんが、周りにいる人たちは、振り回されたあげくに嫌な思いまでしなくてはいけません。
そのことにいち早く気づいて改善をしていかなければいけません。
「自分に都合の良い解釈をしてしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良い!?自己中心的な思考から抜け出すための「3つの改善方法」を徹底解説!!
「自分に都合のいい解釈をする人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
あなたは自分に都合にいい解釈をする人と聞いて、どのような人をイメージしますか?
- 自己中心的
- わがまま
- 発達障害
- 変わり者
- 能天気
- 幼稚
色々なイメージがあると思います。
しかし、どれをとっても良いイメージのものは1つもありません。
ことわざに「我田引水(がでんいんすい)」というものがあります。
他人のことを考えず、自分の都合のいいように物事を解釈するというものです。
自分の都合だけを考えて物事を進める自己中心的な行動に対して批判的に使われる言葉です。
決していい意味ではありません。
「我田引水」の意味は字のごとく、
- 自分の田んぼだけ水を引き、他人の田んぼのことは全く考えない自己中心的な行為。
私たちは社会生活の中で生かされています。
その中で一番のストレスが人間関係だと言われています。
周りに、自分に都合のいい解釈する人がいたりする場合はストレスしかありません。
理解力がないのは仕方ないことかもしれませんが、勝手に自分に都合のいい解釈をしてしまうのは少し話が違うように思えます。
そのまま、今の自分に都合のいい解釈を続けていると周りから相手にされなくなり孤立してしまう可能性があります。
そうならないためにも改善が必要になります。
そこで、自分に都合のいい解釈をする人を卒業するための改善方法を書かせていただきます。
自分に合った改善方法で、自分に都合のいい解釈をする人を卒業していただきたいと思います。
それでは、自分に都合のいい解釈をする人の改善方法を書かせていただきます。
【自分に都合のいい解釈をする人の改善方法①】コミュニケーションを学ぶ
自分に都合のいい解釈をする人の改善方法として、コミュニケーションを学ぶことが良いと言われています。
コミュニケーションは相手とのキャッチボールです。
自分に都合のいい解釈をしていたら、相手とキャッチボールができません。
そのためには、コミュニケーションスキルを学び、人の話を聴く練習をしなければいけません。
セミナーのような場所に参加するのもいいですし、サークルに出て周りの人たちと会話を楽しむようにするのも良いと思います。
【自分に都合のいい解釈をする人の改善方法②】思い込みを捨てる
自分に都合のいい解釈をする人の改善方法として、思い込みを捨てることが良いと言われています。
思い込みが強いとトラブルの元になります。
誰でもトラブルは避けたいと考えます。
そのためにも、自分の我を捨てて、指摘やアドバイスをもらった時は素直に聞き入れることができるようにすることが一番です。
【自分に都合のいい解釈をする人の改善方法③】セルフモニタリングをする
自分に都合のいい解釈をする人の改善方法として、セルフモニタリングをすることが良いと言われています。
セルフモニタリングとは、自分の行動や考えや感情を自分で観察記録していく方法です。
自分で目標を作り、その経過を記録し、客観的に自分自身の行いを評価していきます。
- 今日はきちんと人の話をそのまま聞くことができたか?
- 自分に都合のいい解釈をしなかったか?
- 人からの指摘やアドバイスを素直に受け入れられたか?
どこができて、どこができなかったか?をきちんとフィードバックすることが大切になります。
【まとめ】「自分に都合のいい解釈をする人」から「協調性のある利他的な人」へ!大切なことは「常に自己内省する」ことと「現実から逃げない」こと!!
周りの人から信頼され愛される生き方してみませんか?
いかがでしたか?
自分に都合のいい解釈をする人の10個の特徴と3個の改善方法を書かせていただきました。
参考になりましたか?
人には色々な個性があります。
その個性を活かせば、素晴らしいものになりますが、活かされない場合は自分にとっても人にとってもマイナスでしかありません。
自分に都合のいい解釈をしたとしても、現実は違うわけですから、正さないといけません。
子どもなら仕方ありませんが、大人になった以上は、人に迷惑がかかることも理解できるようになっていただきたいと思います。
ただ、話をする側も、相手が自分に都合のいい解釈をする人だとわかった段階で、その人に対して話し方を変えていかないといけません。
根気強く、何回も聞き直し、相手が理解したかを確かめながら話をしていくことが大切になります。
お互いが良い関係を築けるようになることが一番です。
そのためにも、自分に都合のいい解釈をする人から、きちんとした解釈ができるようになっていただきたいと思います。
簡単ではありませんが、少しずつ頑張っていただきたいと思います。
あなたがこれからの人生を楽しく、人から愛され必要だと言われるようになって頂けることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
遠藤まなみでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ
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