カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに話を戻そうとする人はいませんか?
またはあなた自身、話を戻そうとする人ではありませんか?
他愛のない話の中では、話題はコロコロと変化していくものです。
恋愛の話から急に仕事の話になったり、家族の話に変わったりすることはありますし、面白い話をした後に真剣な話に切り替わったりすることもあります。
人との会話はすべてが議論ではありませんから、話題は山の天気のようにあっという間に流れるように変化していきます。
そんな中でも話を戻そうとする人には、どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は話を戻そうとする人の心理や改善方法についてお話ししていきます。
たしかに世の中には、会話の流れに逆らい自分のしたい話ばかりするような「話を戻そうとする人」っているよね。もちろん本人的には、自分のしたかった話を消化できずにモヤモヤしている状況だからこその行動だと思うけど、周りの人にとっては「話を独占している」「自己中心的」「ストレスに感じる」というケースも多いみたい。そんな「話を戻そうとする人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「話を戻そうとしてしまう自分」を卒業するにはどうすれば良いのかな?
今回は「話を戻そうとする人」に共通する「6つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「話を戻そうとする人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、話を戻そうとしてしまうことがある(悪いことだとは思っていない、他人に指摘されたことがある、自分を改善したい)」という人や、「身近に、話を戻そうとする人がいる(ただの会話泥棒、ガチでイラッとする、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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あなたはどうですか?「話を戻そうとする人」ではありませんか?
会話というものは、すべてが議論のようなものではありませんから、内容がコロコロと変わることもあります。
話題が全く違うことになることもありますし、話し手が違う人に代わることもあります。
そんな中で、「さっきの話に戻るけど、」と話し始めたり、急に話を戻してきたりする人がいます。
もう話題は変わっているはずなのに…と他の人は驚いてしまいます。
自己中なのか話を聞いていないのか、周りの人は不思議に思ってしまうでしょう。
話していても楽しくない人だと思われて、避けられてしまうこともあるかもしれません。
周りにそのような人がいる人や、そのような指摘を受けたことがある人は、これから説明する話を戻そうとする人の心理について学び、対策をしていきましょう。
「さっきの話をまだしていたい」「中途半端にできない」「ないがしろにされたと思っている」!?「話を戻そうとする人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで見えてくる「話を戻そうとする人の心理」
それでは、話を戻そうとする人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
【話を戻そうとする人の心理①】大事な内容だと思っている
本人の中ではさっきしていた話は大事なことだと思っています。
そのため、話がそれてしまったと思って戻そうとします。
悪意はなく、むしろ自分が戻して話し合わなければ、とリーダーシップを発揮しようとしている感覚もあるでしょう。
物事を真剣にとらえやすく、あまり冗談は通じないタイプです。
【話を戻そうとする人の心理②】話が変わったことに気付いていない
さっきの話題からもう変わっていることに気付けていない人です。
自分勝手なところがあるので、自分が興味のない話にはあまり耳を傾けません。
そのため、話が変わってもさっきの内容のことを考えていて、相手の話は聞いていないのです。
気づいていないから、さっきしていた話をそのまま続けようとします。
【話を戻そうとする人の心理③】さっきの話をまだしていたい
話が変わっていることは認識しているのですが、わがままなところがあるので自分のしたい話を続けようとします。
自分が盛り上がれない、参加できない話をされるのは苦痛なので、自分が輪の中に入れる話や自分が中心になれる話をいつまでもしようとしてしまいます。
【話を戻そうとする人の心理④】変わった先の話をしたくない
話が変わっていることには気づいていて、話もきちんと聞いているのですが、変わった先の話は自分に都合が悪い内容だったり面白くない話だったりするため、話を戻そうとします。
ごまかしたり嘘をついたりするのが下手で、空気を壊してでも話題を変えようとします。
【話を戻そうとする人の心理⑤】中途半端にできない
話は結論まできちんと終えないと気が済まない性格で、中途半端に終わらせたり濁したままにされたりするのは許せない人です。
受け流すことが苦手で真面目なところがあるので、コロコロと話が変わっていくのは好きではありません。
会話ではなく議論や話し合いが好きな人です。
【話を戻そうとする人の心理⑥】ないがしろにされたと思っている
話を変えられてしまって、自分のことをないがしろにされた、テキトーに扱われたと思ってしまう人です。
話を変えられて納得がいかないのでまた戻そうとします。
悔しさや苛立ちを感じているので、空気が壊れるとわかっていながらもあえて話を戻し、また自分の話を再開させます。
被害者意識の強い人だといえます。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、話題に固執することなく、お互いが楽しめる話ができるよう意識しましょう。
また、話というのは流れでどんどん変わっていくものであることを理解する必要があります。
「話を戻そうとしてしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?相手から好印象を持たれる会話力(聞く力と話す力)が身に付く「4つの改善方法」を徹底解説!!
「話を戻そうとする人」にチャレンジして欲しい「4つの改善方法」とは?
それでは続いて、話を戻そうとする人のための改善方法を4つ説明していきます。
【話を戻そうとする人の改善方法①】集中力を上げる
人との会話にきちんと意識を向け、あまり興味のない話でも注意散漫にならないようにする必要があります。
そのために、集中力を身につけましょう。
長い会話でも知らない内容でも相手の話を聞き、考えるために集中力は必要です。
心ここにあらずになったり、さっきの話をまだ考えていたりしていては、置いてけぼりをくらってしまいます。
【話を戻そうとする人の改善方法②】忍耐力を身につける
自分が興味のない話でも、あまり好ましくない話でも、聞き続けられる忍耐力を身につけましょう。
いつも自分の楽しめる話題ができるとは限りません。
大人ですから自分勝手にしたい話をするのではなく、つまらないと感じる話題でも時には我慢をして聞く必要があります。
衝動に流されず自分の欲求を抑えるべきところで抑えられるようになりましょう。
【話を戻そうとする人の改善方法③】相手の気持ちを考える
自分のことばかりでなく、相手の気持ちを今よりも考えられる人になりましょう。
話し手が楽しそうにしていたり周りが盛り上がっていたりするのをきちんと認識し、ここで話を遮ったら他の人がどう思うかを考えましょう。
自分がされて嫌なことは人にもしないことです。
自分主体ではなく、周りの空気感を優先して会話をしていきましょう。
【話を戻そうとする人の改善方法④】自信をつける
話題が変わってしまって、自分が取り残されている感覚やテキトーに扱われたと感じてしまう人は、自分に自信がない人だといえます。
自己肯定感の高い人は、他人を優先したり自分が目立てなかったりしても、不快感を覚えずにその場に合わせていくことができます。
自分の劣等感や無価値観に向き合い、マイナスな感情を取り除いていきましょう。
【まとめ】「話を戻そうとする人」から「相手が楽しめる会話ができる人」へ!大切なことは「相手を尊重する」ことと「コミュニケーション能力を身に付ける」こと!!
笑顔が素敵で愛のある心の広い人に!人から愛される生き方してみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
まずは自分が話を戻そうとしてしまう人だということを自覚することが大切です。
言い訳はいくらでも出てくるでしょうが、相手はきっとそれをすべては理解してくれません。
自分で意識をし、信頼できる人に協力してもらいながら改善していきましょう。
コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりするなどの、実践的な学びをするとより改善は早くなります。
また、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして他者への理解を深めたり、認知の歪みを改善していったりすることで、自分の欲求に振り回されることがなくなります。
人とのコミュニケーションでストレスも感じにくくなるでしょう。
人から、あなたと会話していると楽しい、もっと話をしたいと思ってもらえるようにコミュニケーションを学び、自分の大人になり切れない性格も成長させていきましょう。
どんな話題にも乗っていける、豊かで心の広い人を目指していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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