リセット癖のある女性

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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あなたの周りにリセット癖のある人はいませんか?

またはあなた自身、リセット癖のある人ではありませんか?

 

2022年頃から、「人間関係リセット症候群」という言葉を耳にするようになりました。

 

今ある人間関係の縁を突然切ったり、引継ぎなどすることもなく突然仕事を辞めたりする人が、あなたの身近にもいるのではないでしょうか。

 

急に連絡がとれなくなった友人、急に職場からいなくなった同僚、、、そのような人たちの心理、気になりませんか?

 

そこで今回はリセット癖のある人の心理や、リセット癖のある人の改善方法についてお話ししていきます。

 

リク♂リク♂

たしかに世の中には、突然連絡が取れず音信不通になったり、突然仕事を辞めてしまうような行動をする「リセット癖のある人」って結構たくさんいるよね。もちろん本人的には、悩んだり苦しんだりした中での判断なのかも知れないけど、その自分勝手すぎる行動によって周囲の人に多大な迷惑や影響を与えてしまっているケースも多いみたい。そんな「リセット癖のある人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「リセット癖のある自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

コハク♀コハク♀

今回は「リセット癖のある人」に共通する「8つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「リセット癖のある人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分はリセット癖のある方だ(嫌なものは嫌だから仕方ない、悪いことだとは思っていない、今の自分を改善したい)」という人や、「身近に、リセット癖のある人がいる、いた(自己中心的思考で残念な人、信頼関係は絶対に築けない、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


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人間関係リセット症候群とは?あなたは「リセット癖のある人」ではありませんか?

近頃話題になっている、人間関係リセット症候群という言葉があります。

これは、今ある人間関係を突然断ち切ってしまう傾向のことを意味する言葉です。

 

今まで関係のあった友人の連絡先を削除したり、自分の連絡先を変更して周りに知らせなかったり、中には何の連絡もなく突然会社を辞めてしまう人もいます。

 

人間関係リセット症候群は正式な病名ではないものの、本人は何かしらの心の悩みや病気を抱えていたり、コミュニケーションにおいて生きづらさを感じていたりするケースが多いです。

 

このような行為は、本人に社会的にも精神的にも大きな影響が起こりますし、周囲の人も不安や迷惑を感じてしまう問題です。

 

以下にリセット癖のある人について詳しく説明しますので、チェックしていきましょう。

 

 

「人を信頼できない」「面倒くさがり」「完璧主義」!?「リセット癖のある人」に共通する「8つの心理」とは!?

セルフカウンセリングで見えてくる「リセット癖のある人の心理」

それでは、リセット癖のある人の心理を8つ説明していきます。

この8つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

【リセット癖のある人の心理①】人を信頼できない

人に対して信用・信頼ができない人です。

社会に対してはもちろんのこと、親しいと思える友人のことも信頼することができません。

 

どれほど良い扱いを受けても仲良くなっても、次は裏切られるのではないか、嫌われるのではないかという不安が常にあるため、ことあるごとに人間関係をリセットしてしまいます。

 

【リセット癖のある人の心理②】人の目が気になる

人の目が気になって仕方のない人です。

 

自分が他人からどのように思われているのかいつも気になっていて、ネガティブな方へ考えてしまいます。

 

自分は本当は嫌われているのではないか、必要とされていないのではないかと不安になり、不安の要素となる人間関係を断ち切ってしまいます。

 

とても自信のない人です。

 

【リセット癖のある人の心理③】面倒くさがり

とても面倒くさがりな性格の人です。

 

人間関係を継続させていくためには多少の忍耐や配慮が必要になりますが、面倒なことが嫌いなので楽しい時は継続できても、そうでなくなると面倒に感じて縁を切りたくなってしまいます。

 

人と関係性を深めていこうという意識の薄い人です。

 

【リセット癖のある人の心理④】被害者意識が強い

人間関係において被害者意識の強い人です。

 

自分の思い通りの反応や言動が相手から返ってこなかった際に、裏切られたと感じることが多く、ストレスを過剰に感じて人間関係をリセットしようとします。

 

人に対しての期待値がとても高いので、自分で自分を苦しめているようなところがあります。

 

【リセット癖のある人の心理⑤】完璧主義

多くのことにおいて完璧主義、白黒思考な人です。

折り合いをつけたり妥協したりすることが苦手なので、人間関係もなかなかうまくいきません。

 

失敗したり恥をかいたりした際、謝ったり次につなげたりすることを難しく感じ、そんな自分も許せません。

 

人に悪い印象を持たれていたくないので、人間関係をリセットしてしまいます。

 

【リセット癖のある人の心理⑥】過去にとらわれている

現在や未来を見ることができず、過去にとらわれることの多い人です。

環境と共に付き合い方の変わる人間関係や、人の変化に柔軟に対応することができません。

 

また、自分の過去に起こした失敗や恥ずかしい出来事を、忘れたり気持ちを切り替えたりすることができず、自己嫌悪に陥ってしまうため人間関係をリセットしようとします。

 

【リセット癖のある人の心理⑦】理想が高すぎる

人間関係や自分の人生においての理想が高すぎる人です。

 

理想が高すぎるため、自分の思うように人間関係が進まなかったり、自分の基準で付き合う人の価値を決めつけ価値のない人だと判断したりするとリセットしたくなります。

 

色々と期待値が高く、人を利用しようとするようなところがあります。

 

【リセット癖のある人の心理⑧】距離感が近い

人間関係での距離感がとても近い人です。

 

本来なら、人間関係は徐々に深まり近づいていくものであり、また親しくなったとしても一定の距離感を保つ必要がありますが、その感覚が薄かったり一般よりも近すぎたりする人です。

 

そのため、自分の考えている人間関係とズレが生じ、ストレスを感じて人間関係をリセットしたくなってしまいます。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、人との関わり方や考え方、とらえ方に意識を向けて、どのような時にストレスを感じやすいか深堀りしてみましょう。

 

人間関係をリセットする以外の方法が本当にないのか、考える必要があります。

 

 

「リセット癖のある自分」を卒業するにはどうすれば良い!?冷静な判断力を養い良好な人間関係を構築するための「4つの改善方法」を徹底解説!!

「リセット癖のある人」にチャレンジして欲しい「4つの改善方法」とは?

それでは続いて、リセット癖のある人にならないための改善方法を4つ説明していきます。

 

【リセット癖のある人の改善方法①】実行は翌日以降にする

人間関係に難しさを感じ、連絡先を消したくなったりその場からいなくなくなったりした時には、すぐさま衝動的に行動に移すのではなく、翌日に持ち越しその日は就寝しましょう。

 

翌日になれば、大概はその時よりも抑えられて冷静な判断ができるようになります。

 

決断は一晩寝かせる習慣を作るのがよいでしょう。

 

【リセット癖のある人の改善方法②】アンガーマネジメントに取り組む

衝動的な言動をしてしまったり、感情のコントロールが難しいと感じたりする場合には、アンガーマネジメントに取り組むことをおすすめします。

 

アンガーマネジメントを学ぶことで、冷静さや合理的な思考、判断力を身に着けることができます。

 

人間関係をリセットするような極端な行動に至らなくとも、別の手段で対処ができるようになるでしょう。

 

【リセット癖のある人の改善方法③】コミュニケーションスキルを向上させる

人間関係においてリセット癖のある人は、大概コミュニケーションスキルの低い人だといえます。

 

人との関わり方を学ぶことで、過度な期待をしなくなったりお互いにストレスを感じる場面が少なくなったりします。

 

すると、リセットしなくとも解決できる手段が見つかったり、そもそもリセットしたくなる状況が起こらなくなったりします。

 

コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりすることをおすすめします。

 

【リセット癖のある人の改善方法④】心理カウンセリングを受ける

リセット癖のある人は心の病を抱えていたり発達障害を持っていたり、認知の歪みがあったりすることが多いです。

 

専門のカウンセラーからカウンセリングを受けて、これらの改善をしていきましょう。

 

見捨てられ不安や孤独感を和らげていったり、上手な自己開示の仕方を学んだりすることができるでしょう。

 

発達障害の場合は根本を治すことはできませんが、今よりも生きやすい考え方や行動の仕方を学んでいくことで、生きづらさの改善が見込めます。

 

 

【まとめ】「リセット癖のある人」から「周りから信頼される人」へ!大切なことは「人との距離を適切に保つ」ことと「ポジティブ思考を身に付ける」こと!!

どんな人間関係でもあなたを成長させる貴重な経験と財産!選択肢として「人間関係のリセット」のカードを持っておくことも重要!

いかがでしたか?

実践できそうな方法はありましたか?

 

人生はテレビやスマホのゲームではありません。

 

ボタンを押してリセットをして最初からスタート、やり直し、なかったことにする、ということはできないのです。

 

失敗や恥も、すべてがあなたの経験となり力になります。

人間関係をリセットしても、今のままでは同じことの繰り返しになる可能性が高いでしょう。

 

今まで時間をかけて築いてきた人間関係を切らず大切につなげていくことができるよう、あなたの心を強くしていきましょう。

 

一人では難しいと感じるようなら、専門のカウンセラーがあなたをサポートし、カウンセリングで生きやすい方へ導いてくれるはずです。

 

まずはカウンセリングで相談してみると新たな道が開けます。

 

自分が社会の一員であることを感じ、一つ一つの人間関係を大切にしていけるように変わっていきましょう。

 

豊かな人間関係の中で生きていけるといいですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

リク♂リク♂

もゆる先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!あなたのお役に立てれば幸いです!良かったら「いいね」「ツイート」などよろしくお願いします!!

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