カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに人を傷つけても罪悪感のない人はいませんか?
またはあなた自身、人を傷つけても罪悪感のない人ではありませんか?
言葉や行動で相手を傷つけた時、嘘をついてだました時、迷惑をかけた時など、人は罪悪感を覚えるものです。
傷つき悲しんでいる相手を見れば心が痛み、後悔をしたり申し訳なさを感じたりするでしょう。
ところが、人を傷つけても罪悪感を覚えない人がいます。
自分で公言する人もいますし、ふりはするけれど本当は罪悪感を持っていない人もいます。
そのような人は、一体どんな心理なのでしょうか。
今回は人を傷つけても罪悪感のない人の心理や対処法についてお話ししていきます。
たしかに世の中には、人に迷惑をかけたり悲しい思いをさせても何も感じない「人を傷つけても罪悪感のない人」って男女を問わず沢山いるわよね。もちろん本人的には意識していない、故意ではない、深い理由があるといったような意見があるのかも知れないけど、結局はやられた側がどう感じているかが問題で、そういった相手側の気持ちを理解できていないケースがとても多いみたい。そんな「人を傷つけても罪悪感のない人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?身近に「人を傷つけても罪悪感のない人」がいる場合はどうすれば良いのかな?
今回は「人を傷つけても罪悪感のない人」に共通する「5つの心理」や「4つの対処法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「人を傷つけても罪悪感のない人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分は人を傷つけても罪悪感がないことがある(そもそもそういう感情が生まれない、自分も傷ついているからプラマイゼロ、できれば今の自分を改善したい)」という人や、「身近に、人を傷つけても罪悪感のない人がいる(人の心を持たない残念な人、人生すべての場面で関わりたくない、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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「相手は誰でも良い症候群」「サイコパシーな反社会的思考」「自分の行為は常に正しい」!?なぜ人は「人を傷つけても罪悪感のない人」になってしまうのか!?
あなたはどうですか?ひょっとして「人を傷つけても罪悪感のない人」ではありませんか?
悪いことをしたはずなのに反省のない人や謝らない人がいます。
何かの理由があったからそうしている人もいますが、中には罪悪感という感情を持たない人もいます。
人に迷惑をかけたのにケロッとしている人、とても不快な思いをさせたのに笑って謝る人、反省しているふりをする人、などあなたの身近にもいるのではないでしょうか。
自分勝手、子どもっぽい、性格が悪い、サイコパス、、、?など色々その人に対しての印象を持つと思います。
果たして、そのような人は何を感じているのでしょうか。
気になりませんか?
以下に詳しく説明しますので、チェックしていきましょう。
「お互い様だと思っている」「優越感がある」「自分が優先」!?「人を傷つけても罪悪感のない人」に共通する「5つの心理」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「人を傷つけても罪悪感のない人の心理」
それでは、人を傷つけても罪悪感のない人の心理を5つ説明していきます。
この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①お互い様だと思っている
相手のことを傷つけたという自覚はありますが、自分も傷ついたり悲しい思いをしたり損をしたりしているので、お互い様だと思っています。
その相手にされたことであるパターンもあれば、他の人からかつてされたというパターンもあるでしょう。
自分もそのような思いをした経験があるのだから、相手も傷ついて当然だと思っています。
いつも人と比較をしていて、自分だけが損をするのは許せない人です。
“平等”や“優劣”、“差別”に対して過剰に反応しやすい人です。
②優越感がある
人を傷つけることで優越感を覚えるタイプの人です。
人が傷ついたり悲しんだりしている様を見て、自分が加害者であることに優越感を覚えます。
自分が相手よりも強い、優れている、などと感じることができて心地が良いので、あえて人を傷つけるような言動をします。
強い劣等感を持っていて、潜在的に自分は劣った人間だと思っているため、そのような行動をして劣等感を埋めようとしています。
③相手が悪いと思っている
相手のことを傷つけたという自覚はありますが、傷ついたりだまされたりする相手の方が悪いと思っています。
自分には目的があったりわざとでなかったりしたのだから仕方がないと思っていて、なおかつ相手には信じた方が悪い、知識のない方が悪いなどと思っているため、罪悪感は湧きません。
自分の行為と相手の感情を結びつけることが難しく、そうなった相手に責任があると考えやすい人です。
人のことをよくバカにする傾向があります。
④自分が優先
罪悪感を覚える場面もある人ですが、基本的にはいつも自分を優先したがるため、相手の気持ちまで思いが行き届かない人です。
自分ファーストな思考の持ち主なので、自分が損をしたり傷ついたりすることは許せません。
自分が損をしたり傷ついたりするくらいなら、相手がそのようになってもしかたがないと思うので罪悪感は湧きません。
精神的に幼く、譲ったり妥協したりすることができません。
いつも自分中心の思考をしているわがままな人です。
⑤罪悪感という感情がわからない
そもそも罪悪感という感情をほとんどもしくはまったく感じたことがなく、よくわからない人です。
人が罪悪感にさいなまれたり深く反省したりしている様を見ているので、その真似をして罪悪感を覚えているふりをすることはできますが、心の底から罪悪感が湧いているわけではありません。
共感力に欠けていて、人の気持ちを察することがとても苦手な人です。
幼少期の家庭環境に大きな問題があったり、発達障害を持っていたりするケースが多いでしょう。
罪悪感に限らず、人間関係の様々な場面で問題を起こしやすい人です。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、人が自分と同じ考え方や価値観を持っているわけではないこと、共感力の強い人もいれば薄い人もいるということを知っておきましょう。
そして、罪悪感のない人だからといって悪い人というわけではなく、環境や病気がそうさせてしまっているケースもあるので、すべてにおいて悪い人だという認識はしないことです。
そのようになった背景まで考える必要があります。
「人を傷つけても罪悪感のない人」が身近にいる場合はどうすれば良い!?ブレない自分を身に付けるための「4つの対処法」を徹底解説!!
「人を傷つけても罪悪感のない人」に対して実践して欲しい「4つの対処法」とは?
それでは続いて、人を傷つけても罪悪感のない人への対処法を4つ説明していきます。
①深く関わらない
現時点で自分と関係の薄い人であるなら、あまり深く関係を持たないようにするのも手段の一つです。
説教をしたり否定をしたりしても、関係の薄い人からの意見は耳に入りにくいものです。
このような人たちにとってはなおさらそうなります。
何かされたとしても、きちんと謝ってもらおうなどと思わず、世の中にはこういう人もいるのだと自分のとらえ方を変えて深く関わらず、適度な距離感でいた方がよいでしょう。
②よく考えさせる
相手があなたの話を聞いてくれるような関係にあるのだとしたら、相手に自分のしたことをきちんと考えさせてあげることも必要です。
感情的に怒ったり圧をかけたりせず、冷静に話をしましょう。
「自分が〇〇をされたらどのように感じる?」などと、よく考えさせてあげてください。
仮にそのことに罪悪感は覚えなかったとしても、やっていいこととやってはいけないことはきちんと教えてあげる必要があります。
相手が次も同じようなことをしないように、丁寧に教えてあげてください。
③人格を否定しない
人を傷つけても罪悪感のない人は、劣等感が強かったり人と比べるクセがあったりプライドが高かったりすることが多いです。
また、心から反省することもあまりないため、否定や批判は逆効果になる可能性があります。
その人の人格を否定するのではなく、やった行為に焦点を当てて話し合いましょう。
否定をしてしまうと、その行為にではなく自分という存在を否定したり問題視したりするようになりやすいですし、あなたに復讐心が湧いて敵視されてしまう可能性もあります。
④カウンセリングをすすめる
人を傷つけても罪悪感のない人には、カウンセリングをすすめてみましょう。
指摘をすれば理解し改善してくれるケースもありますが、皆がそうはいきません。
幼少期の環境のせいでそのような思考パターンになってしまっている場合もあれば、中には発達障害などを持っているために人の気持ちを察することが前提として難しい場合もあります。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどすることで、そのような結果となってしまっている原因を突きとめ、その人に合った改善策が見つかるでしょう。
【まとめ】「人を傷つけても罪悪感のない人」を理解して「思いやりを持って適切に対応できる人」へ!大切なことは「相手と適切な距離を取る」ことと「他人に流されない自分軸を持つ」こと!!
自分の身に起こることはすべて自分が引き寄せたこと!人も自分も傷つけない優しい生き方してみませんか?
いかがでしたか?
実践できそうな対処法はありましたか?
人は本来、喜びや悲しみと同じように罪悪感という感情も、そのような場面になれば湧きおこるものです。
しかし、すべての人が同じように同じくらいにその感情を持つわけではありません。
共感力は人によって違います。
ただ、このブログを読んだ方は人の痛みがわかる、またはわかりたいと思う人になっていただきたいと思います。
人を傷つけて、結果的に自分が得することはありません。
共感力を高めて、人が傷つきそうなことはしないようにする。
そして、万が一傷つけてしまったら反省をし、謝罪ができる人になってください。
自分にそのような気持ちが欠けていると思ったら、専門のカウンセラーからカウンセリングとよいでしょう。
カウンセリングを受けることで自分と真っ直ぐに向き合い、今よりも人との関わりを良くしていくことができるはずです。
人の痛みがわかる人のもとには、優しい人が集まってきます。
すると良い人間関係が築けます。
わからないことはこれから学んでいけばよいのです。
自分は人と違うとあきらめるのではなく、これから悩まずにすむために自分を変えていきましょう。
あなたならきっと変われます。人に優しい人になっていけるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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