カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに勝手に帰る人はいませんか?
またはあなた自身、勝手に帰る人ではありませんか?
さっきまで一緒に盛り上がっていたはずなのに、気付いたら一人いなくなっていた…。
定時のチャイムが鳴って、ふと振り向くともういなくなっていた…。
なんていうふうに、気付いたら勝手に帰っている人ってたまにいると思います。
単に早く帰りたかったからなのか、それともムードを壊さないよう気遣っての行為なのか…。
どんな心理で勝手に帰るのか、気になるところです。
そこで今回は、そんな勝手に帰る人の心理や対処法についてお話ししていきます。
たしかに世の中には、会社や学校、団体、イベント、集まりなどで、いつの間にかいなくなっている「勝手に帰る人」っているよね。もちろん本人にとっては正しい考え、正しい判断の結果としての行動だとは思うけど、人間関係や信頼関係、そしてコミュニケーション的にはあまり良い行動だとは言えないよね。そんな「勝手に帰る人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「勝手に帰る人」が身近にいる場合は、どう対処すれば良いのかな?
今回は「勝手に帰る人」に共通する「6つの心理」や「3つの対処法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「勝手に帰る人の心理」を自己分析できるから、「時と場合によっては勝手に帰ることがある(帰るのは自分の自由、何か問題があるの?)」という人や、「身近に勝手に帰る人がいる(あまり好きになれない、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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まるで忍者!?あなたは「勝手に帰る人」ではありませんか?
さっきまでみんなでワイワイ盛り上がっていたと思ったのに、気付いたらアイツがいない!なんて友達や、残業しろとまで言わないけれど、せめて勝手に帰らず「お疲れ様でした。」くらい声をかけて帰ってほしいなぁ…なんて思う後輩、あなたの周りにもいるのではないでしょうか。
後日指摘をしても、「ごめんごめん!」「すいませんでした。」くらいの軽いノリで終わってしまって改善される気配もない。
根っから気遣いができない性格でもないようなのに、なぜ勝手に帰ってしまうのか気になりませんか?
どうやら、勝手に帰る人には勝手に帰る人なりの心理や気遣いがあるようです。
あまり邪見にせずに、心理を詳しく知って円滑な関係を築いていく努力をしたいものです。
「帰るのは自由」「自分なりに気遣っている」「別れの挨拶が面倒」!?「勝手に帰る人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで分かる「勝手に帰る人の心理」
それでは、勝手に帰る人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①引き止められたくない
周りに帰る旨を伝えて、「もう帰るの?」「まだ帰るなよ~」「まだこの仕事が残ってるんだけど…」などと引き止められないようにするため、黙って気づかれないように帰ります。
断るのが苦手なタイプで、本来は押しに弱い性格なのかもしれません。
②とにかく早く帰りたい
その場からとにかく早く立ち去りたいと思っていたのかもしれません。
居心地が悪かったり体調が悪かったりして、周りのことを考えるよりも自分が優先されてしまったのだと思われます。
衝動的な性格で、思い立ったらすぐに行動に移してしまうことの多い人なのでしょう。
③自分なりに気遣っている
自分が帰ると言い出して、今あるムードを壊してしまうのは申し訳ないと思うため、黙って気付かれないように帰る人です。
その場の雰囲気や相手の気持ちをとても気にする人ですが、気を使いすぎて誤解されたり空回りしたりする傾向があります。
④別れの挨拶が面倒
帰る際の挨拶のやり取りをとても面倒に感じている人です。
「お疲れ様でした。」「お先に失礼します。」などの定型文的な挨拶に意味を感じておらず、無意味な言動だと思っているので、省略しても問題ないと思っているのかもしれません。
⑤帰るのは自由
人がその場から帰るのは、その人の自由だと思っている人です。
協調性がなく、人間関係に重きを置いていない、自分主体で生きているような人です。
人は人、自分は自分という意識が強く、人からどう思われるかを気にしません。
少々、サイコパス的な要素があるのかもしれません。
⑥かまってちゃん
帰る際にあえて周りに声をかけず黙っていなくなることで、注目されようとしている人です。
普通に帰るのでは注目を浴びることができないので、黙って帰って「あれ、○○は?」というように後々自分に意識を向かせようとしています。
不思議ちゃん的なキャラとして一目置かれたいと思っているのかもしれません。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、その場にいるみんなが居心地の良い空間、そして帰りやすい空間を作ることを意識して、集団の空気感をより良くする工夫をしていきましょう。
「勝手に帰る人」が身近にいる場合はどうすれば良い!?良好な人間関係に必要なコミュニケーションスキルも身に付く「3つの対処方法」を徹底解説!!
「勝手に帰る人」へ実践して欲しい「3つの対処方法」とは!?
それでは続いて、勝手に帰る人への3つの対処方法について説明します。
①普段から無理に引き止めない
相手が帰りたそうにしている時や帰ろうとしている時、「もう帰るの?」などと負担になるような声かけをしたり、「まだ帰らないでよ~」などと引き止めたりしないことです。
相手が帰る時に、自ら「帰ります。」と言い出しやすい環境を作ってあげることが、まず大切です。
②事前に声をかける
相手に早いうちから、「帰る時は声かけてね」などと先に声をかけておきましょう。
そうすることで、相手の早く帰ることへの罪悪感は薄れ、反対に黙って帰ることへの罪悪感が生まれます。
そのため、一声かけてから帰るようになるでしょう。
③楽しめているか気をつかう
相手が楽しめているか、居心地が悪そうでないか、気を使ってあげましょう。
飲み会などでなら「大丈夫?楽しめてる?」と声をかけたり、仕事でなら「大丈夫?大変なことはない?」と心配したりしてあげることで相手も恩を感じ、帰る時間を延ばしたり、勝手に帰らなくなったりするでしょう。
疎外感を和らげてあげることが必要です。
【まとめ】「勝手に帰る人」を「理解・許す・思いやれる人」へ!大切なことは「相手の気持ちを尊重する」ことと「しっかりとした信頼関係を築く」こと!!
「勝手に帰る人を怒る、叱る、注意する」のではなく「正解を教えてあげること」が重要!
いかがでしたか?
実践できそうな方法はありましたか?
勝手に帰る人には様々な心理があると思いますが、大切なのはその人とコミュニケーションを図り、信頼関係をきちんと築くことです。
そうすることで、勝手に帰るなどという自分勝手な行動は減っていくことでしょう。
また、自分自身がよく勝手に帰ってしまう人だという場合には、コミュニケーションの取り方や重要性を学び直す必要があります。
コミュニケーションセミナーに参加したりコミュニケーショントレーニングを受けたりして、自分勝手な言動を少なくしていくよう努力していきましょう。
衝動的な行動に出てしまったり、人のことを気にしすぎてしまったりする場合は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどすると解決の糸口が見つかるかもしれません。
その原因は、インナーチャイルドであったり発達障害だったりするかもしれませんが、現状よりも良くなる方法は必ずあります。
カウンセラーと共に改善策を見つけ、成長していきましょう。
あなたが生きやすい人間関係の中で、自由に自分を表現できることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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