カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに、いつも仕切りたがる人はいませんか?
職場や学校などのリーダーを必要とする場面に限らず、ママ友やご近所さん、何らかの友達グループ間でも何かとリーダーぶって仕切りたがる人、時々いると思います。
上手にまとめ上げてくれるなら喜んでついていきたくなるけれど、仕切りたがる人の大概は、美味しいとこ取りをする自己中な人ばかり。
そんな迷惑な勘違い気味の仕切りたがる人、このような人たちは一体どんなことを考えているのでしょうか。
今回は、仕切りたがる人の心理や対応の仕方についてお話ししていきます。

たしかにグループや職場には必ず「仕切りたがる人」がいて、そんな人達はだいたいが行動しない割に指示だけはしようとするよね。当の本人は「頼られるリーダーシップ」のつもりでいるけど、周りからは嫌われてしまうケースが多いみたいね。でもそんな「仕切りたがる人」にはいったいどんな心理が潜んでいるのかな?また周囲に「仕切りたがる人」がいる場合はどう対応すれば良いのかな?

今回は「仕切りたがる人」に共通する「5つの心理」と「見分け方&対策方法」が詳しく紹介されているみたいだよ。またセルフカウンセリングで「仕切りたがる人の心理」を自己分析できるから、「自分の周囲に仕切りたがり屋がいる人」や「自分が仕切りたがり屋」だという人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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「仕切れる人」と「仕切りたがる人」の決定的な違い
仕切りたがる人は、よく勘違いをしています。
「リーダーは偉そうだし、雑用しなくていいし、楽でいいよな~」と。
仕切りたがる人は何かの目標に対して、みんなで到達しよう、達成しようという真っ直ぐな考えよりも、優越感などの精神的満足感を得ようとします。
目標や計画はその時々でブレるのでコロコロ変わりますし、リーダーという立場を振りかざそうとして指図したり美味しいとこ取りしたりしようとします。
しかし、本当に仕切れる人、いわゆるリーダーシップをとれる人は考え方がそもそも違います。
何かを決める時はきちんと周囲の意見を聞き、目標を定め計画を立てます。周囲の変化にいち早く気づき、そして、面倒なことは自ら率先して取り組みます。
仕事や学校の行事などでリーダーを必要とする場だけでなく、ただの飲み会などでも仕切りたがる人はグイグイきます。
周囲は嫌気がさしていても、大概仕切りたがる人はそれに気づかず突っ走っています。
仕切れる人とは違う、仕切りたがる人にはどのような心理があるのか、以下に詳しくその心理を説明していますのでチェックしていきましょう。
「劣等感が強い」「世話好き」「寂しがり屋」!?「仕切りたがる人」に共通する「5つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで分析する「仕切りたがる人の心理」
それでは、仕切りたがる人の心理を5つ説明していきます。
この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①優越感を味わいたい
人の上に立ってマウントをとり、優越感を味わいたい人です。
自分はリーダー的存在だということを周囲に示して、快感を得ています。
実は劣等感が強く、自己肯定感の低い人です。
それを必死に隠そうとしているのです。
②世話好き
良く言えば面倒見が良いとも取れますが、おせっかいな人です。
誰も頼んでいないのに、勝手に解釈をして「私がやらなきゃ!」と思い込んでしまう自意識過剰な人です。
人から頼られたり感謝されたりするのが大好きで、そこで承認欲求を満たしています。
③自分の意見を通したい
自分の思うままにやりたいから自分が仕切ろうとする、自己中心的な考えの人です。
根拠のない自信を持っており、自分が全部決めたい、自分に従ってほしいと思っている、独裁的で幼稚な人です。
④寂しがり屋
いつもグループの輪の中に入っていたいと思っている、寂しがり屋な人です。
自分が中心となっていれば、仲間外れにされることもないと思っているため、自分の居場所を作ろうと仕切りたがります。
⑤出しゃばり
何にでも首を突っ込みたい、知っていたいという人です。
プライドが高く、自分は賢い、いつも正しい、できる人間だと思っているため、自分が状況のすべてを把握していないのが許せません。
根拠のない自信を持った自己中心的な人です。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近に当てはまる項目があった人は、リーダーシップの概念について、今一度考えてみましょう。
そして、チームやグループがきちんと良い方向に進むために、一人一人の気持ちを大切に、尊重していきましょう。
もし自分がそんな場面に遭遇してしまったらどうする!?「仕切りたがる人」の見分け方と対策法を徹底解説!!
こんな人には要注意!仕切らせない方が良い人の特徴と関わり方
仕切りたがる人というのは、そのチームやグループの向上よりも己の満足感を重視しています。
それに加えて見栄っ張りなことがほとんどなので、あまり仕切らせないようにする方が得策です。
仕切りたがる人の特徴としては、まず相手によってコロコロと態度を変える点です。
自分よりも上だと思った人に対してはペコペコしますが、自分よりも下だと思った人に対しては横柄な態度をとります。
そして、周囲の話を理解しきったようにまとめたがる点もあります。
- 「それってつまり~ってことだよね。」
- 「あなたの意見をまとめると、~になるね。」
- 「一度話を整理しようか。」
などと「賢いぶって」まとめようとします。
しかし、実際はまとめられていなかったり、論点がずれていることもしばしば。
このような人には、注意が必要です。
すでに仕切りたがる人が身近にいて、度々仕切られている…という人は、このように考えてください。
“仕切られている”のではなく、“仕切らせてあげている”のだと。
仕切られているという考え方は、立場的にあなたの方が下になってしまっています。
しかし、心に余裕を持ち、仕切らせてあげていると考えることで大逆転、あなたの方が精神的に優位になっているのです。
仕切りたがる人は、劣等感が強かったり自己中心的だったりする人です。
未熟な人に対しては、広い心で大人の対応をしてあげましょう。
同じ土俵に立って争う必要はありません。
ただし、嫌なことや間違ったことはきちんと指摘をし、責任も分担して取ってもらいましょう。
仕切りたがる人は案外、メンタルの弱い人であることが多いです。
引きずり下ろすのはたやすいことですが、波風立てず上手に関わっていった方が得なはずです。
相手よりも一枚上手になりましょう。
良い方法が見つからない場合は、カウンセラーに相談をしてアドバイスをもらうのも良いでしょう。
【まとめ】「仕切りたがる人」を卒業して「魅力的なオトナ」へ!大切なことは心理的原因と正面から向き合い改善していくこと!!
自分は「仕切りたがる人」かもしれない…と思ったら
もし、自分は仕切りたがる人かもしれない…と思ったら、上辺だけでなく根本の考え方や潜在的な心理の部分から改善させていきましょう。
劣等感を克服し、自己肯定感を上げることで、人より上に立とうと思ったり意見を通そうとしたりしなくても、心の安定が保てるようになります。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けて、心の不安を取り除いていきましょう。
また、人との正しいコミュニケーションの取り方を学ぶために、コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりするのも良いでしょう。
そして、幼少期の環境などが影響して生きづらさを感じさせている、インナーチャイルドがあなたの心にもあるかもしれません。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けて、インナーチャイルドを払拭し、生きやすい人生を送れるようになりましょう。
自分が自分が、と仕切りたがる人は大人らしいとは言えません。
人間関係を円滑に築いていくために、仕切りたい気持ちを取り除いていきましょう。
そして、仕切りたがる人とも、大人の対応で上手に付き合っていけるようになるといいですね。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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