カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りにルールを忘れてしまう人はいませんか?
またはあなた自身、ルールを忘れてしまう人ではありませんか?
仕事や学校、家庭など集団の中で暮らしていくには、ある程度のルールや約束が必要です。
そして、そのルールや約束を守っていくことが大切です。
ところが、何度言っても何度失敗しても、ルールや約束を守れない人たちもいます。
しかも、わざとではなく本人は忘れてしまうのだと言う人がいます。
一体、ルールを忘れてしまう人にはどのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、ルールを忘れてしまう人の心理や改善方法についてお話ししていきます。
たしかに世の中には、「駐車禁止の場所に駐車」「飲食禁止の場所で飲食」「会社員なのに会社のポリシーを無視」といったような「ルールを忘れてしまう人」って男女を問わず沢山いるわよね。もちろん忙しい日常や疲労などが原因で忘れてしまうことはあると思うけど、基本的に「ルールの意味を知らない、守らない、覚えようともしない」という考え方を持っていて、それが原因で人間関係を大きく悪化させているようなケースも多いみたい。そんな「ルールを忘れてしまう人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「ルールを忘れてしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?
今回は「ルールを忘れてしまう人」に共通する「6つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「ルールを忘れてしまう人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、ルールを忘れてしまうことが多い(それほど重要だとは思っていない、他人に指摘されたことが数多くある、できれば今の自分を改善したい)」という人や、「身近に、ルールを忘れてしまう人がいる(ガチで最悪な忘れん坊将軍、関わるだけ人生無駄な気がする、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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人間関係ではルールや約束がたくさんあります。
守らないと他人に迷惑をかけたり、信用・信頼を失ったりしますから、守ろうとしている人がほとんどだと思います。
しかし、中には守ろうとは思っているものの、ルールを忘れてしまう人がいます。
仕事上での作業の大事なルール、例えば商品の在庫が少なくなったら必ず伝えるとか、重要書類は上司にダブルチェックをお願いするなど。
家庭でのルールもあるでしょう。
ポケットの中に何も入っていないのを確認してから洋服を洗濯かごに入れるとか、お風呂から出たら必ず換気扇を回すなど。
その集団や内容によって重要度は様々かもしれませんが、ルールや約束はあります。
ただ、何度も何度もこっぴどく叱られても、ルールを忘れてしまう人がいるのです。
当カウンセリングルームにも、
- 「部下に何度も注意しているのに、ルールを守らず自分流で仕事をされてしまう。本人は毎回忘れていましたすみませんと謝る。直らないものか。」
- 「夫に何度言っても家事のルールを守ってもらえない。なぜかと尋ねると毎回忘れてしまうと言う。呆れてものが言えない。」
- 「仕事で何度も同じ失敗をしてしまう。悪気はないのにいつも忘れてしまい怒られる。」
などなど、たくさんの相談が寄せられています。
ルールを忘れてしまう人は、なぜルールを忘れてしまうのでしょうか。
以下にルールを忘れてしまう人について詳しく説明しますので、チェックしていきましょう。
「目の前のことに集中している」「欲求が優先されてしまう」「ストレスが溜まっている」!?「ルールを忘れてしまう人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで発見「ルールを忘れてしまう人の心理」
それでは、ルールを忘れてしまう人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①目の前のことに集中している
今目の前にあることに集中しているため、他のことを考えられない人です。
マルチタスクは苦手で、同時に複数の作業ができません。
そのため、経過途中の報告や確認などが疎かになることがしばしばあります。
一生懸命なのですが、不器用なタイプです。
②ボーっとしてしまう
慣れた作業や長時間の作業などの際、意識し続けることができず、ボーっとしてしまいルールが頭から抜けてしまう人です。
ルールを守ろうという意識は持っていますが、ボーっとしてしまい思考力がなくなってしまうため、ルールそのものを忘れてしまいます。
③後回しにしてしまう
一応ルールは覚えているものの、面倒だったりして後回しにしてしまいます。
その間にルールを守ることを忘れてしまい、後から指摘されてから思い出す人です。
マメなタイプではありません。
色々と後回しにすることが多く、横着で好きなことだけ先にやりたい性格です。
④興味がない
その物事に意欲や興味がないため、指摘されたり教わったりしてもルールをなかなか覚えることができず、定着しません。
叱られるのは嫌なので守ろうとはしますが、そのものに興味がありませんからすぐ忘れてしまい、大して反省もせず毎回同じ繰り返しをします。
⑤欲求が優先されてしまう
ルールを守ろうとする気持ちはありますが、本能や欲求が優先されてルールを忘れてしまう人です。
ルールや約束よりも自分のやりたいことを優先してしまったり、お腹が空いた、眠たい、休憩したい、といった欲求が先行してしまったりします。
⑥ストレスが溜まっている
ストレスがだいぶ溜まっているせいで、記憶力などに影響が出てしまっている人です。
本来なら真面目でルールも守れるのですが、重い責任につぶされそうになっていたり、人間関係に疲れていたり、身体的に疲労が溜まっていたりするせいで、ルールを忘れてしまいます。
忘れたことで自己嫌悪に陥り、更なるストレスになってしまっていることも多いです。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分に当てはまる項目があった人は、自分が日頃どのくらいルールを守れているか、守れていないか思い返してみましょう。
また、周りの人に聞いてみてもよいでしょう。
自分では守れていると思っていても、周りからはもう少し頑張ってほしいと思われているかもしれません。
自己判断せず、周りに迷惑や心配をかけていないか配慮する必要もあります。
また、身近な人に当てはまる項目があった人は、その人がどのパターンなのかを考えて、その人がルールを忘れないようにまずはこちらがサポートしてあげる必要があります。
相手任せにしていても、変化はそれほど期待できないでしょう。
「ルールを忘れてしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?ルールの意義を理解し良好な人間関係を築くことができる「4つの改善方法」を徹底解説!!
「ルールを忘れてしまう人」にチャレンジして欲しい「4つの改善方法」とは?
それでは続いて、ルールを忘れてしまう人のための改善方法を4つ説明していきます。
①リスト化する
忘れてはいけないこと、大事な作業は紙に書くなどしてリスト化しましょう。
頭で覚えようと思っても限界がありますし、自分を過信してはいけません。
もちろん書き出すだけで満足するのではなく、見えるところに貼ったり頻繁にチェックしたりして忘れない努力が必要です。
②口に出す
忘れてはいけないようなことは、口に出して覚えるようにしましょう。
そうすることで、聴覚や身体感覚からも大事なことを記憶することができます。
一度や二度で満足せず、何度も口に出して脳に刻み込みましょう。
失敗が続いているようなら、作業中もボソボソと口に出していいと思います。
周りは、それほど真剣なのだと理解を示してくれるでしょう。
③人に協力してもらう
自分だけでは難しさを感じるようなら、周りの人たちに協力を仰ぐのも手段の一つです。
忘れそうなことを周りの人と共有し、頻繁に声かけしてもらったりチェックしてもらったりしてください。
何度も失敗されることに比べたら恥ずかしいことではありませんし、周りの人も失敗されて尻拭いをするよりは事前に防げた方がよいと思えるはずです。
④カウンセリングを受ける
自分では気をつけているはずなのに何度も同じことを忘れてしまうという悩みのある人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。
作業の仕方に良くない点があるのかもしれません。
また、現在大きな悩みや疲労があるせいで記憶力が低下しているとしたら、そのことを改善する必要があるでしょう。
中には、発達障害を抱えている可能性もあります。
カウンセラーがカウンセリングの中であなたがルールを忘れてしまう本質的な原因を見つけ出し、対策を考えてくれます。
そのことだけでなく、他の悩みや生きづらさにも親身に相談に乗ってくれることでしょう。
【まとめ】「ルールを忘れてしまう人」から「ルールを守り信頼される人」へ!大切なことは「今の自分を把握する」ことと「ルールに対しての責任感を持つ」こと!!
人間社会に必要なルールを理解し、人から信用・信頼される生き方してみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
人は忘れる生き物です。
忘れることは仕方のないことでもあります。
しかし、何度も何度も同じ過ちを繰り返すと、人からの信用・信頼を失ってしまいます。
すると、人間関係も悪化し、生きづらさの要因になります。
そうならないためにも、ルールや約束を忘れずにきちんと守れる人になりましょう。
少しの意識と工夫で変わることはできます。
誰だって叱られたり怒られたりするのは嫌です。
また叱られた、また怒られた、とされたことばかりにとらわれるのではなく、自分の意識や行動を変えて相手との関係性も変えていきましょう。
人からの信用・信頼を取り戻し、期待される人になってください。
努力次第で人はいくらでも変わることができます。
面倒がらず、自分と真摯に向き合って生活していってください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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