カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りにルールに文句を言う人はいませんか?
またはあなた自身、ルールに文句を言う人ではありませんか?
一般にはそれが当たり前なことであるはずなのに、ルールに対していちいち文句を言ってくるような人がいます。
グループや会社の決められたルールに対して難癖をつけてきて、守る気がありません。
家庭や学校などでもルールはあったはずで守ろうと意識するのが普通と思いますが、これに文句をつけて守ろうとしないのです。
自分の身近にルールを守ろうとしなかったり文句ばかり言ったりする人がいると、対応にも困りますし時間もとられてしまいます。
大変な思いをしている人も少なくないでしょう。
ルールに文句を言う人には、一体どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回はルールに文句を言う人の心理や、対処法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、決められたルールに対して反発したり守らなかったりする「ルールに文句を言う人」って沢山いるよね。もちろん明らかに不平等なルールのようなものも存在しているから、それに対して意義を唱えるというのは理解できるけど、中にはあらゆるルールに対して、自分の正義を振りかざすようにいちいちケチを付けるような人も多いみたい。そんな「ルールに文句を言う人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?身近に「ルールに文句を言う人」がいる場合はどうすれば良いのかな?

今回は「ルールに文句を言う人」に共通する「7つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「ルールに文句を言う人の心理」を自己分析できるから、「自分は、ルールに文句を言うことが多い(納得できないものは許せない、ルールが間違っていると感じるから、文句を言ってしまう自分を改善したい)」という人や、「身近に、ルールに文句を言う人がいる(ネガティブで残念な人生観の人でしかない、文句を言うなら参加せず一人でやればいい、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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文句ばかり言う人は周りから100%嫌われるという事実!あなたは「ルールに文句を言う人」ではありませんか?
何事に対しても文句ばかりの人というのは、周りから困り者扱いをされて、避けられるようになってしまいます。
決められたルールにはそれなりの理由があるわけですから、従う姿勢が必要です。
文句を言うことが自分にとって得にならないことを多くの人は理解していますから従うのですが、中にはそれを理解しておらず我を通そうとする人もいます。
そのような人たちは何を思っているのか、どうしたいのか、気になりませんか?
以下に詳しく説明するので、チェックしていきましょう。
「賢いと思われたい」「常識を知らない」「縛られたくない」!?「ルールに文句を言う人」に共通する「7つの心理」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「ルールに文句を言う人の心理」
それでは、ルールに文句を言う人の心理を7つ説明していきます。
この7つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①賢いと思われたい
自分は周りの人たちよりも賢く、頭がキレると思っています。
そして、周りから賢い人だと思われたがっている人です。
賢さをアピールするために、元々あるルールに難癖をつけるなど、普通の人がしないことをしようとします。
目立ちたがり屋な性格で、自意識過剰なところが多いです。
②常識を知らない
社会の常識や暗黙のルールをよくわかっていない人です。
普通ならいちいち言わなくてもわかるようなことも、細かくわかりやすく説明しないと納得しません。
察する力も高くないため、自分の思うがままに行動しようとします。
常識を知らないため、みんながスムーズに守れるようなルールにも文句を言って守ろうとしません。
③縛られたくない
社会の常識やそのグループのルールなどに縛られたくないと思っている人です。
自由にやりたい、自分流にやりたいなどと思っていて、協調性がなくルールを守ろうとしません。
自己中心的な考え方を持つわがままな人なので、他人の迷惑を考えることはほとんどありません。
自分がいかにやりやすくするかばかり考えています。
④守れる気がしない
自分がそのルールを守れる気がしないと思っているため、文句を言っている人です。
守れなかった際に指摘されたり怒られたりするのが嫌なので、その前から先手を打っているつもりです。
努力をするのが嫌いで、かつ人から何か言われるのも嫌いなわがままな人です。
ルールに従おうとする意識がありません。
⑤クセになっている
ルールに限らず、あらゆる物事に対して素直に受け入れることをせず、否定・批判するのがクセになっている人です。
素直さがなく、いつも何か疑っているようなところがあります。
ルールや指示に対して、必ず一言二言つけないと気が済みません。
クセになっているため、本人も無意識なことが多いでしょう。
⑥自分が正しいと思っている
自分はいつも正しく判断をし、間違いはないと思っている人です。
自分の思考や判断に自信を持っていて、他人の意見を受け入れようとはしません。
プライドが高く、他人から何か言われることをとても嫌います。
自分が納得いかないことは、そのこと自体が間違っていると思っているため、文句を言って従おうとしません。
⑦適応能力がない
その場の常識やルールに柔軟に適応する力を持っていない人です。
思考や行動に柔軟性がなく、臨機応変な対応が苦手なため、自分が変わらなければならないルールに対して文句を言います。
その場その場で合わせようとすると人一倍負荷がかかるため、それを避けようとして文句を言います。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、社会生活においてはある程度のルールがないとやっていけないことを認識し、協調性を意識して行動するよう心がけましょう。
文句を言うことで周りに迷惑をかけたり、不快な思いをさせたりすることを理解する必要があります。
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「ルールに文句を言う人」に対して実践して欲しい「4つの改善方法」とは?
それでは続いて、ルールに文句を言う人への改善方法を4つ説明していきます。
①たくさん話を聞いてあげる
その人の文句を受け入れてあげるかどうかは別として、話は聞いてあげるとよいでしょう。
鼻から否定したり無視したりするのではなく、その人の意見として話は聞いてあげましょう。
「あなたはそういう意見を持っているんだね」と気持ちに寄り添うことで相手はすっきりし、その後ルールに従ってくれる可能性があります。
②特別扱いしない
その人だけの特別扱いはしないことです。
よいものはよい、ダメなものはダメ、ときちんとメリハリをつけましょう。
なあなあにしていると、ますますわがままになってしまう恐れがあります。
③厳格な姿勢でいる
ルールに文句を言う人は、周りの人を見下すことが多いです。
人を自分より上か下かで判断しがちです。
そのため、バカにされないようにする必要があります。
「あなただって~」と言われないように、自分も律していきましょう。
④論理的に説明する
ルールに文句を言う人は、押しつけられたり感情的に言われたりしてもなかなか納得をしません。
ですから守ってもらいたいルールがあるなら、相手にわかりやすく論理的に説明していきましょう。
メリットやデメリットなどをきちんと説明し、あーだこーだの文句にも論理的に答えましょう。
【まとめ】「ルールに文句を言う人」を理解し「冷静に対応できる人」へ!大切なことは「相手の考え方を尊重する」ことと「思いやりの気持ちで伝える」こと!!
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いかがでしたか?
実践できそうな対処法はありましたか?
頻繁にルールに文句を言う人は、認知の歪みを持っていることが多いです。
自分にもそんなところがあると自覚している人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして自分の持つ認知の歪みを改善していきましょう。
カウンセリングの中で素直に受け入れることへの抵抗がなぜ起こるのかを認識し、柔軟な心を持てるように変わっていくのです。
文句ばかり言っている人は、信用を失くし人間関係も悪くなり、やがてまわりから相手にされなくなってしまいます。
そうなる前に改善が必要です。
あなたの周りから人が離れていってしまう前に変わっていきましょう。
あなた自身も楽になるはずです。
人から愛される素直な人になり、良い人間関係が築いていけるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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