代表カウンセラーの遠藤まなみです。
あなたの周りに申し訳ありませんを連発する人はいますか?
もしくはあなたが、申し訳ありませんを連発する人ではありませんか?
我がカウンセリングルームにも、
- 「申し訳ありませんの意味を知らないのか、同僚が二言目はこの言葉を使う。歌を歌っているように。」
- 「簡単に申し訳ありませんを使うが、その後も同じ失敗をします。」
このような相談があります。
そこで今回は、申し訳ありませんを連発する人について書かせていただきます。
あなたが、申し訳ありませんを連発する人だったり、周りに申し訳ありませんを連発する人がいたりする場合は、セルフカウンセリングしながら読み進めていただくことをオススメします。
たしかに世の中には、ボクシングのカウンターパンチのように何か言葉をかけられると瞬時に決まりのフレーズを返してしまうような「申し訳ありませんを連発する人」って男女を問わず沢山いるわよね。もちろん謝罪するべき場面できちんとした謝罪をするのは、人間関係や社会生活ではとても大事なことだと思うけど、謝罪のフレーズを連発で唱えることで、相手や周囲の人に対して悪いイメージを与えてしまっているケースも多いみたい。そんな「申し訳ありませんを連発する人」の心の奥には、いったいどんな心理が隠されているのかな?「申し訳ありませんを連発してしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?
今回は「申し訳ありませんを連発する人」に共通する「9つの特徴」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「申し訳ありませんを連発する人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分は申し訳ありませんを連発してしまう方だ(なんとなく心理的に楽だから、謝っても通じない側の問題だと思う、今の自分を何とか改善したい)」という人や、「身近に、申し訳ありませんを連発する人がいる(会話が成立せずストレスが溜まる、謝れば何とかなると勘違いしている残念な人、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいね。それではまなみ先生よろしくお願いします!
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「自分を救ってくれる魔法の言葉」「即座に謝罪で問題はすべて解決」「気配り過剰な平和主義者」!?なぜ人は「申し訳ありませんを連発する人」になってしまうのか!?
あなたはどうですか?ひょっとして「申し訳ありませんを連発する人」ではありませんか?
まずは、「申し訳ありません」の意味から説明いたします。
「申し訳ありません」は謝罪や詫びを表す表現で、ビジネスシーンを含む多くの場面で広く使われます。
「申し訳」には言い訳や弁解という意味があります。
「申し訳」に「ない」が組み合わさり「言い訳ができない」「弁解しようがない」などの意味になります。
人相手に対して、約束が守れなかったり、迷惑をかけてしまったりすると人は「ごめんなさい」もしくは「申し訳ありません」と謝罪します。
これは当然のことです。
ただ、毎回同じ失敗を繰り返している人が、この「申し訳ありません」と使うのは如何なるものでしょうか?
仏の顔も三度までという言葉がある通り、何回も同じ謝罪をうけるとこの人歌でも歌っているのかと思いたくなる時があります。
では、なぜ歌のように申し訳ありませんを使うのでしょうか?
その心理知りたくありませんか?
そこで今回は、申し訳ありませんを連発する人について深掘りしていきたいと思います。
あなたが、申し訳ありませんを連発する人だっだり、周りに申し訳ありませんを連発する人がいたりする場合はセルフチェック項目にいくつ当てはまるか確認しながら読み進めていただくことをオススメします。
「責任回避」「自己主張が出来ない」「他者の境界を曖昧にする」!?「申し訳ありませんを連発する人」に共通する「9つの特徴」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「申し訳ありませんを連発する人の心理」
それでは、申し訳ありませんを連発する人の特徴を書かせていただきます。
①責任回避
申し訳ありませんを連発する人の特徴として、責任回避だと言われています。
謝罪を頻繫に行う人は、実際に問題が発生したときにその解決策を見つけることよりも、とりあえず謝罪することでその場を収めようとする傾向があります。
これにより、実際の問題や課題に真剣に向き合わず、責任回避を曖昧にしたり回避したりします。
長期的には、他人から「この人は責任を取らない人だ」という印象を持たれ、信頼を失うリスクがあります。
②信用を失う
申し訳ありませんを連発する人の特徴として、信用を失うと言われています。
あまりにも頻繫に謝罪することは、相手に対して真剣さや誠実さを感じさせないことがあります。
たとえば、同じミスを繰り返して毎回「申し訳ありません」と謝ると相手は「この人は謝るだけで何も改善しない」と感じるようになります。
謝罪が日常化すると、謝罪そのものが軽視され、本当に謝るべき場面でも効果が薄れる恐れがあります。
③自己否定が強まる
申し訳ありませんを連発する人の特徴として、自己否定が強まると言われています。
頻繫に謝罪は、自分を過度に否定することと直結します。
繰り返し「申し訳ありません」ということで、自分自身の評価を低く評価し、常に自分が間違っている、あるいは他人の迷惑をかけていると感じるようになります。
このような自己否定な思考が強まると、自己肯定感が低下し、精神的な健康に悪影響を及ぼすことがあります。
④問題解決を遅らせる
申し訳ありませんを連発する人の特徴として、問題解決を遅らせると言われています。
謝罪をすること自体が問題解決だと思い込むことで、実際の解決策を考える努力を怠る場合があります。
「とりあえず謝っておけばいい」と考え、実際には問題の根本的な原因を探ったり、改善に向けた行動を取らないことがあります。
結果として、同じ問題が繰り返し発生し、長期的に問題が解決されないままとなります。
⑤他者を不快にさせる
申し訳ありませんを連発する人の特徴として、他者を不快にさせると言われています。
あまりにも頻繫に「申し訳ありません」と言うことで、逆に、相手をイライラさせたり、不快にさせたりすることがあります。
特に、相手が謝罪を求めていない場面や、気軽な会話の中で何度も謝罪をされると、相手は戸惑ったり、距離を考えたりすることがあります。
過剰な謝罪は、逆に相手との関係を悪化させる場合があります。
⑥依存的な性格を形成する
申し訳ありませんを連発する人の特徴として、依存的な性格を形成すると言われています。
謝罪に頼ることで、自分の意志や決定を他人に任せる傾向が強まります。
たとえば、謝罪を繰り返すことで、常に他人から評価や反応を気にし、自己の行動を決める基準が自分の内面ではなく他人の反応に依存してしまいます。
この結果、他人に対して依存的な性格が形成され、自分の問題解決や意思決定をする力が弱まることがあります。
⑦自己主張が出来ない
申し訳ありませんを連発する人の特徴として、自己主張が出来ないと言われています。
頻繫に謝罪をする人は、他人の感情を優先するあまり、自分の意見や感情を表現することが苦手になります。
自分が不満や異議を感じている場合でも、謝罪を先にしてしまうことで、自分の本当の気持ちを押し殺してしまいます。
これにより、自己主張ができずに不満をため込み、その結果ストレスが増し、人間関係において受け身な態度を取ることが多くなります。
⑧受動的な態度を取る
申し訳ありませんを連発する人の特徴として、受動的な態度を取ると言われています。
頻繫に謝罪をすることで、自ら進んで行動することを避ける傾向が強まります。
何かに挑戦したり、新しいことを試みる際に失敗を恐れ、「失敗したら謝ればいい」という受動的な態度をとるようになります。
これにより、積極的に問題に取り組む姿勢やリーダーシップが欠如し、周囲に依存する傾向が強まります。
⑨他者の境界を曖昧にする
申し訳ありませんを連発する人の特徴として、他者の境界を曖昧にすると言われています。
自分の行動や言動に対して過剰に謝罪することで、他人の感情や反応に敏感になりすぎ、自分と他人の境界が曖昧になります。
たとえば、他人が少し不機嫌な様子を見せると、直ぐに謝罪するというパターンが生まれます。
これにより、自分の意志や感情が多淫の感情に左右されるようになり、自分のアイデンティティが不安定になる可能性があります。
いかがでしたか?
少しは理解できましたか?
人によって謝罪の仕方は色々だと思います。
本心から申し訳ないと思って謝罪をしている人もいると思います。
しかし、周りを見ていると鼻歌を歌っているように「申し訳ありません」を連発する人がいます。
本当に申し訳ないと思っているのか、適当に謝っておけば何とかなると思っているのかわかりませんが、謝罪の先に改善がなければ本当にただの鼻歌に過ぎません。
これでは、人から信用も信頼もされるわけありません。
それで自分はいいと思うのであれば、本人の問題ですから、他人があれこれいうことではないと思いますが、そばにいる人は被害者でしかありません。
今のまま「申し訳ありません」を連発していれば、あなたの周りから人は離れていくでしょう。
そうなってからでは遅いのです。
孤立する前に、申し訳ありませんを連発する人を卒業していただきたいと思います。
「申し訳ありませんを連発してしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?過度な不安や恐怖を拭い去り、自然体な自分で人間関係を構築するための「3つの改善方法」を徹底解説!!
「申し訳ありませんを連発する人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
あなたは「申し訳ありません」と連発する人と聞いてどのような人をイメージしますか?
- 口先人間。
- 反省していない。
- 自己満足。
- 謝っておけばいいと思っている。
- 謝っている自分が好き。
- 関わりを持ちたくない。
- ストレスでしかない。
- 噓つき人間。
- その場しのぎ。
- 嫌われ者。
色々なイメージがあるようです。
しかし、どれをとっても良いイメージのものはありません。
それだけ、申し訳ありませんを連発する人というのは、周りから認めてもらえないということです。
人はそれぞれの価値観があります。
相手に対して申し訳ないという気持ちがあれば、同じ失敗を繰り返さないようにするのが当たり前だと思いますが、中には反省も何もしていないがとりあえず、この場は謝っておいた方がいいと思って謝っている人もいます。
後者の場合ですと、必ず同じ失敗を繰り返してしまうので、人からは信用も信頼もされなくなります。
もちろん自業自得ですし、当然のことだと思います。
自分で問題解決をせずに、逃げているから同じ失敗を繰り返すのです。
そして、また謝罪。
つまりは
- 失敗=謝罪 失敗=謝罪
何度もこのルーティンを繰り返します。
これでは自己成長にもつながりませんし、周りからみれば問題児でしかありません。
どうか、謝れば何とかなるみたいな考えはやめて、問題解決するにはどうしたらいいのかを真剣に考えてください。
同じ失敗を繰り返して、謝ることは恥ずかしいことです。
どうか、その恥ずかしい自分を卒業していただきたいと思います。
そこで、申し訳ありませんを連発する人の改善方法を書かせていただきます。
自分に合った改善方法で、申し訳ありませんを連発する人を卒業していただきたいと思います。
それでは、申し訳ありませんを連発する人の改善方法を書かせていただきます。
①自己肯定感を高める
申し訳ありませんを連発する人の改善方法として、自己肯定感を高めるのが良いと言われています。
謝罪を連発してしまう背景には、自己肯定感が低く、自分に対して甘い評価をしてしまうことが原因です。
自己肯定感を高めることで、失敗をしないためにはどうしたらいいのかという思考を働かすことができます。
自己肯定感を高めるセミナーや心理学セミナーなどに参加して自己効力感を高めていくうちに、少しずつ自己肯定感は高くなります。
同じような悩みを持った人たちの集まりに参加して、情報交換するのも良いと思います。
②人の助けを借りる
申し訳ありませんを連発する人の改善方法として、人の助けを借りることが良いと言われています。
自分の力で改善できれば問題はないのですが、そう簡単なものではありません。
そのため、専門のカウンセラーに相談し、原因をつき止めてもらうことが重要だと思います。
そこには、必ず原因があります。認知行動療法を使い、認知の歪みを直すことが改善の近道だと思います。
③セルフモニタリングをする
申し訳ありませんを連発する人の改善方法として、セルフモニタリングをすることが良いと言われています。
セルフモニタリングとは、監視、観察、観測を意味し、対象の状況を継続または定期的に観察記録することです。
進捗状況を定期的にモニタリングし、自己評価を行います。達成した目標や課題に直面した際の対象方法を振り返り、必要な修正や調整をします。
改善は一度だけではありません。
継続的な努力が必要になります。
目標を達成したら、新たな目標を設定し、さらなる成長を目指します。
「申し訳ありませんを連発する人」から「謝罪と感謝を区別できる人」へ!大切なことは「自己肯定感を高める」ことと「自分の意見に自信を持つ」こと!!
今の自分を変えようと思った時点で100点満点!あなたの人生をさらに良い方向に進めて行きませんか?
いかがでしたか?
申し訳ありませんを連発する人の9個の特徴と3個の改善方法を書かせていただきました。
参考になりましたか?
申し訳ありませんを連発する人の特徴は、過剰な謝罪が個人の成長や人間関係に悪影響を及ぼす原因となることを示しています。
適度な謝罪は重要ですが、必要以上に謝ることが長期的に見てどのような問題を引き起こすかを理解し、バランスを取ることが大切だと思います。
決して簡単なことではありませんが、やればできることです。
やる前から文句を言っていないで、とりあえず取り組むことが大切になります。
人に頭を下げる(謝罪)行為は、あまりよいものではないと思います。
もちろん、頭を下げるべきところは下げるのは当たり前のことです。
下げなくていいところに頭を下げるのは愚かだと思います。
どうか、今からでも遅くありません。
自分にエンジンをかけ、今の自分を卒業していただきたいと思います。
そうすることで、新しい景色が見えてくるはずです。
泣くのも一日なら笑って過ごせる一日にしていただきたいと思います。
今回書いたブログ、申し訳ありませんを連発する人が幸せになれるキッカケになれたら嬉しいです。
あなたが、これからの人生を楽しく、人から必要だと言われるようになっていただけることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
遠藤まなみでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ
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