カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りにすぐ謝る人はいませんか?
またはあなた自身、すぐ謝る人ではありませんか?
アドバイスしようと思って指摘したら「すみません!」と急に謝られたり、「あのさ、」と話しかけただけなのに反射的に「ごめんなさい!」と言われたり、そんなすぐ謝ってくる人ってたまにいると思います。
別に責めているわけでもないのにすぐ謝られると、まるでこちらが悪者になったり意地悪しているように見えたりしてしまうこともあります。
そんな周りの人の頭を悩ませるすぐ謝る人には、一体どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、すぐ謝る人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、自分が悪くなくても条件反射的に「すぐ謝る人」っているわよね。すぐに謝ってしまう癖のある人には、他の人には分からない色々な理由があるみたいだけど。そんな「すぐ謝る人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「すぐに謝ってしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「すぐ謝る人」に共通する「6つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「すぐ謝る人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば自分はすぐに謝ってしまう方だ(癖になっている、人と衝突したくない、改善したい)」という人や、「身近にすぐに謝る人がいる(信用できない、信頼できない、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
【よく読まれているおすすめの関連記事】
「生まれた地域や育った環境」「自分を否定的に見る癖」「精神的に楽だから」!?なぜ人は「すぐ謝る人」になってしまうのか!?
謝れば済むと思ったら大間違い?謝れば何とかなると思っていませんか?
指摘したり叱ったりした時、反射的に謝ってくるような人、あなたの周りにもいませんか?
謝ってもらいたくて話しているわけではなかったり、きちんと考えてもらいたいと思ったりしている時に、「すみません!」「ごめんなさい!」などと即座に謝られると話し続ける気も失せてしまいますね。
話を大して聞かずに謝られると、時に相手は腹を立ててしまいます。
ただ謝ればいいというわけではなく、適切なタイミングで謝らないと意味がなく、相手も納得いかないのです。
すぐ謝る癖があると思った人は、これを機に早めに改善していくことをおすすめします。
「責められたくない」「自信がない」「不快にさせないようにしている」!?「すぐ謝る人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで分かる「すぐ謝る人の心理」
それでは、すぐ謝る人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①争いたくない
自分が先に謝れば、大事にならずに済むと思っている人です。
平和主義、事なかれ主義な人ですが、自分が謝れば済むと安易に捉えているところもあります。
謝罪に反省の色はなく、タダことを大きくしないために謝っているだけのような人です。
②責められたくない
人から責められたり怒られたりするのがとても苦手で、それを避けるためにとにかく早く謝ろうとします。
責任感がなく、逃げ癖のある人です。
状況をどのようにおさめるかなどよりも、まず責任から逃れようとします。
防衛本能がとても強く、自分を守ろうと必死になってしまう人です。
③説明できない
状況を明確に説明したり、その時感じた気持ちを言葉にして相手に伝えたりすることが苦手なため、理由を述べたり言い訳したりしても無駄だと思っています。
そのため、諦めてすぐに謝ろうとします。コミュニケーション能力が低く諦め感も強いので、とにかく謝って終わりにさせようとする人です。
④自信がない
いつも弱気で自分に自信がない人です。
指摘されたり責任を問われたりすると、深く考えなくとも自分が悪いと思い込んですぐに謝ろうとします。
自己評価が低いので、正しいと思っていたことでも他人に言われると自分の方が悪い、自分に責任があると思ってしまうネガティブな人です。
⑤不快にさせないようにしている
周囲の空気を読んで、雰囲気を悪くさせたり相手の機嫌を損ねたりしないようにすぐに謝ろうとします。
本人也には他人を不快にさせないように気を使っての言動ですが、それが裏目に出てしまっているパターンです。
結局は、空気の読めない人だと言えるでしょう。
⑥遠慮しがち
優しい性格で人に合わせすぎてしまうところのある人です。
自己主張しないので、相手が言ってきたことになんでも合わせようとして、すぐに謝ります。
自分が悪いと思っていなくても遠慮して、責任を負ってでも謝るような自己犠牲的なところがあります。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、謝れば必ずしも済むわけではないことや、相手が何を考えて謝ってきているのかなどを考えていきましょう。
謝るよりも話し合いを必要とする場面はたくさんあることも理解しましょう。
「すぐに謝ってしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?偽りの自分の殻から抜け出して本当の人間関係を築くための「4つの改善方法」を徹底解説!!
「すぐ謝る癖のある人」にチャレンジして欲しい「4つの改善方法」とは!?
それでは続いて、すぐ謝る癖のある人のための改善方法を4つ説明します。
①感謝の言葉に変える
謝罪の言葉はできるだけ感謝の言葉に変換していきましょう。
すぐ謝るのではなく、「指摘していただいてありがとうございます。」「教えていただいて助かりました。」など、「ごめんなさい」「すみません」ではない言葉を使うように意識しましょう。
人は謝られるよりも感謝される方が好きなのです。
②聞いてから、理解してから謝る
相手の言葉や圧力に反応して謝るのではなく、まずは話を聞いて謝る理由を理解してから謝るようにしましょう。
反射的に謝るのでは、相手への印象もあまり良くありません。
きちんと相手の話を聞き、理解した上で、謝るべきところを謝りましょう。
③自己肯定感を上げる
すぐ謝ってしまう心理の中には、自信のなさや自己否定などが多くあります。
自分に自信をつけ自己肯定感を上げていくことで、反射的に謝るなどの言動は減り、建設的な話し合いができるようになるでしょう。
④自分の性格を知る
自分がなぜすぐ謝ってしまうのか、性格的な部分から探るのも一つです。
エゴグラムという心理テストを使って自己分析をしたり、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けたりして、自分についてもっと深く知っていきましょう。
自分の性格を深く知ることで、日常の生きづらさとなっている部分が見つかり、改善へとつながります。
【まとめ】「すぐ謝る人」から「自分の信念を貫ける人」へ!大切なことは「人に媚びないこと」と「自分自身に誇りを持つ」こと!!
「相手を不快にさせてしまった」「相手に迷惑をかけた」時は素直に謝りましょう
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
すぐ謝る癖のある人は、突然そうなったのではなく、幼少期の育ち方や環境でそうなったパターンがとても多いです。
幼少期の記憶を探っていき、インナーチャイルドなどがないかチェックしていくと原因がつかめることと思います。
インナーチャイルドに対応している、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けていくとよいでしょう。
そして、身近にすぐ謝る癖のある人がいたとしても、その人のその言動自体を責めすぎないようにしてあげてください。
その人はかつて、すぐに謝らねばならないような環境にいたのかもしれません。
すぐ謝る人には、高圧的な態度はとらずに優しく接し、話を聞き出すような関わり方をして、距離を縮めていきましょう。
謝罪と感謝を適切なタイミングで使えれば、大抵の人間関係はうまくいきます。
あなたの人間関係が円滑に進むことを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

もゆる先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!あなたのお役に立てれば幸いです!良かったら「いいね」や「ツイート」などよろしくお願いします!!

ほかの記事もたくさんあるので読んでもらえると嬉しいです!無料メルマガもぜひ登録してみてください!只今プレゼントキャンペーン中です!▶ 詳しくはココをクリック!!