カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに本音を言わない人はいませんか?
またあなた自身、本音を言わない人ではありませんか?
深い人間関係を育んでいく中で、本音を語り合うということはとても重要な役割を持っています。
本音で語らず建前でばかり人と接しているのでは、他人に対してはおろか自分自身も信用できなくなってしまいます。
本音を言わないという理由は様々あると思いますが、一体どのような心理が働いているのでしょうか。
今回は、本音を言わない人の心理や改善方法についてお話ししていきます。
たしかに世の中100%本音だけで話をしていたら、自己主張が強いと思われたり、喧嘩が多くなったりと、人間関係のバランスも崩れてしまうケースも出てくるわね。でも中には本音をひたすら隠して生きている人もたくさんいるみたい。そんな「本音を言わない人」にはいったいどんな心理が隠されているのかな?また「本音を言わない」ということで心が苦しんでいるとしたら、何か改善する方法はあるのかな?
今回は「本音を言わない人」に共通する「8つの心理」や「6つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「本音を言わない人の心理」を自己分析できるから、「自分は本音を言わないタイプだと思う人」や「身近に本音を言わない人がいる」という人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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あなたは自分でどちら側の人間だと思いますか!?「本音を言わない人」それとも「本音を言えない人」!?
「本音を言わない心理」と「本音を言えない心理」
あなたは、人に対して本音をきちんと伝えることができていますか?
怒りや悲しみなどの感情に任せて相手にぶつけるのではなく、冷静に落ち着いて、自分の心の底にある思いを相手に伝えることができていますか?
相手に本音を“ぶつける”ことはできても、“伝える”“話し合う”ことはできていない人が多いのではないでしょうか。
また、本音を言わない人は大きく分けると、2種類の人がいます。
それは、本音を“言わない人”と、本音を“言えない人”です。
この2つは似ているようで、実は大きく違います。
あなたの周りにいる本音を言わない人、また本音を言わないあなた自身は、果たしてどちらでしょうか。
以下に説明している本音を言わない人の心理をチェックしていきながら、考えてみましょう。
「平和主義」「嫌われたくない」「人間不信」!?「本音を言わない人」に共通する「8つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで分かる「本音を言わない人の心理」
それでは、本音を言わない人の心理を8つ説明していきます。
この8つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①気を回しすぎる
自分の本音を相手に伝えてしまうことで、傷つけたり悩ませたりしてしまうかもしれないと考え、本音を言えない人です。
とても思いやりのある性格ではありますが、気を回しすぎて自分自身が悩みを抱えすぎてしまいます。
平和主義で、人を傷つける行為に過敏になっている人です。
②計算している
本音を言わない方が自分にとって得になるため、あえて隠している人です。
二面性があり、本音をぶつけまくる人と本音を隠して良い子ぶる人、人によって使い分けています。
ずる賢い性格で、自分はうまく演じられていると思っていますが、周りからすると案外、裏表のある性格だとバレていることが多いでしょう。
③楽をしたい
本音を言わずに他人の意見に合わせていた方がうまくいく、楽ができると思っている人です。
自分の本音を言って話し合ったり責任をとったりするのが面倒なので、言わないでいます。
決断力や責任感に欠けていて、努力も得意ではありません。
④嫌われたくない
他人から嫌われることをとても恐れている人です。
本音を言うことで自分勝手な人、変な考えの人などと思われてしまうのではないかと思っています。
本音を言わずに他人と接していた方が、上手く関係が築けると思っているところもあります。
臆病で、自分に自信のない人です。
⑤信用できない
過去に他人から裏切られたなどのトラウマがあるせいで、素直に自分のことを表現できなくなってしまった人です。
人に深入りすることに臆病になっており、他人に対して心を開けないでいます。
他人を傷つけたくないというよりは、自分が傷つくことを防いでいます。
⑥秘密主義
自分自身のことを他人に話そうとしない秘密主義な人です。
一匹狼的なキャラで、他人からミステリアスに思われたいと考えています。
つかみどころのない性格がカッコイイ、モテると思っていて、思わせぶりな態度をとるなどします。
秘密主義な割に、かまってちゃんなところもあるでしょう。
⑦決断力がない
自分で物事を決めたり、意思を固めたりすることが苦手な人です。
そのため、本心がなかなか定まらず、相手に伝えることもできません。
優柔不断な性格で、他人に流されてしまいやすいので、本音を言う前に他人の意見に賛同してしまいます。
⑧自分でもわからない
自分で自分の本心がよくわからなくなってしまっている人です。
自分の気持ちを押し殺してきたことが多かったためか、それがクセになり、自分でもどれが自分の本当の気持ちなのかがわかりません。
自分自身すらも信じることができなくなってしまっている人です。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、本音で語り合える人が身近にどのくらいいるか、そして他人に対して感情に任せて本音をぶつけていないか、思い返してみましょう。
「本音を言わない人」をやめたいと思っている人へ!今すぐトライして欲しい「6つの改善方法」を徹底解説!!
本音を言わない人の改善方法とは!?
それでは続いて、本音を言わない人の改善方法を説明していきます。
できそうな方法から、少しずつチャレンジしてみましょう。
①決断力をつける
他人に流されず、自分で物事を決めるクセをつけましょう。
最初は小さなところからでも構いません。
そして、その自分で決めたことを他人に伝えていきましょう。
②責任感をつける
自分の決めたことや行動に対し、責任感を持ちましょう。
本音を言わないのは、心のどこかで責任から逃れたいと思っているからではないでしょうか。
他人のせいにするクセをやめて、大人の対応を心がけましょう。
③自信をつける
嫌われてしまうかもしれない、否定されるかもしれない、などという気持ちから本音を言えないのであれば、自分に自信をつけましょう。
メンタルトレーニングや小さな挑戦、日課などを作って、自分で自分を褒める機会を増やしてください。
④コミュニケーションを学ぶ
本音も伝え方次第で、相手の受け取り方は変わります。
伝え方が悪ければ相手は不快になったり、正しく受け取らなかったりするでしょう。
コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりして、正しいコミュニケーション方法、人への伝え方を学びましょう。
⑤自分の性格を知る
自分がどのような性格なのか、正しく知っておく必要があるでしょう。
カウンセリングを受けたり、エゴグラムなどの心理テストを受けたりして、まずは自分のことをもっとよく知りましょう。
そうすることで、自分に素直になることができ、また自分の気持ちが固まりやすくなります。
相手へ伝える時も、冷静に本音を言うことができるようになるでしょう。
⑥相手との関係性を把握する
相手に本音を言うか迷った際に、この相手ならここくらいまで大丈夫、というような判断を付けられるようになりましょう。
関係性を適切に把握することができれば、他人を傷つけることも自分自身が傷つくことも防げますし、信頼関係も順調に築いていくことができます。
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
自分自身で挑戦するのも良いですが、専門のカウンセラーに協力してもらい、カウンセリングを受けていくことで、飛躍的に改善は早くなります。
時には、カウンセラーからアドバイスをもらうのもおすすめです。
【まとめ】「本音を言わない人」から「裏表のない誠実な人」へ!大切なことは相手に対し「愛をもって本音を伝える」ということ!!
あなたのその言葉は、相手に対して「愛」がありますか?
本音を言わずに社会で生きていくことは、とても苦しく辛いことだと思います。
それがいつの間にか、自分で気づかなくなってしまっているような人は特に危険です。
自分の本音を隠してばかりいては、心が悲鳴を上げてうつ病やパニック症などの心の病気になってしまうこともあります。
そうなる前に、カウンセラーに相談するなどしながら、本音を言える自分に変わっていきましょう。
あなたに、本音を語り合える家族や仲間が一人でも多く増えることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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