カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに強がりな人はいませんか?
またはあなた自身、強がりな人ではありませんか?
つらいことがあった時ややることがいっぱいで大変な時など、人から「大丈夫?」と尋ねられても「大丈夫!」と強がって答えてしまう人がいます。
自分のキャパシティを超えそうな時でも何か頼みごとをされると、強がって「OK!」と引き受けてしまう人もいます。
周りからすると大丈夫ではない時、きちんとサインを出してほしいと思ってしまうものですが、強がりな人には一体どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、強がりな人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、「他人に弱みを見せない」「責任感が強くプライドが高い」「すべて自分で解決しようとする」といったような「強がりな人」って男女を問わず沢山いるよね。もちろん、自分がやるべきことに対して責任を持って実行することはとても素晴らしいことだけど、中には自分の実力以上のボリュームに挑んだり、無謀すぎる判断などによって、周りの人に悪い影響を与え人間関係を大きく悪化させているケースも多いみたい。そんな「強がりな人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「強がりな自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「強がりな人」に共通する「8つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「強がりな人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分は強がりな方だ(他人に頼りたくない、自分は常に強く頼りがいがあると思われたい、今の自分を何とか改善したい)」という人や、「身近に、強がりな人がいる(人として扱いにくくて正直面倒に感じる、あなたの強がりはもはや周囲に100%バレている、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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強がりさんな自分や他人で悩んでいる人多数!あなたはどうですか?
「大丈夫?」と心配されると、ついクセで「大丈夫!」と言ってしまう人、あなたの周りにもいると思います。
もしくは、自分自身がそうだという人も少なくないでしょう。
なんとかなるだろうと考えていたり、他人に助けてと言えなかったりする人は一定数います。
まず、「強がり」の言葉の意味はというと、
弱みを見せまいとして、虚勢を張ること。また、その人。「—を言う」
引用元: goo辞書「強がり(つよがり)」とは?
と説明されています。
当カウンセリングルームにも、強がりな人に関する相談は多く寄せられています。
- 「妻を心配して大丈夫かと声かけをするのだが、いつも大丈夫だと言う。しかし、後々爆発して喧嘩になることが多い。」
- 「同僚にいつも自分のキャパシティを超えた仕事量を抱えている人がいる。手伝おうかと聞いても強がって手伝わせてくれない。」
- 「つらい時や苦しい時、恋人や友人に甘えることができない。周りは心配してくれているのに、いつも強がってしまう自分が嫌い。」
などなど、悩んでいる人はたくさんいます。
強がりな人には、一体どのような心理があるのでしょうか。
以下に強がりな人について詳しく説明しますので、チェックしていきましょう。
「過信している」「責任感が強い」「心配してもらいたい」!?「強がりな人」に共通する「8つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで導き出す「強がりな人の心理」
それでは、強がりな人の心理を8つ説明していきます。
この8つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①恥ずかしい
自分の弱みを人に見せることが恥ずかしいことだと思っている人です。
こんな弱い自分を見せたら嫌われたり失望されたりするかもしれないと思って強がってしまいます。
人からの評価を過剰に気にする人でプライドも高いため、人に助けを求めることができません。
②過信している
自分ならできる、乗り越えられるというような過信がある人です。
傍から見ればそのような実力を持ち合わせていないことは明白だったり、背負っているものが大きすぎたりして困難だと思うのですが、自分ならできると思い込んでいるため人には頼りません。
本人は強がりだとも思っていないことがしばしばあります。
③信用していない
他人を信用していない人です。
どんなにつらくても苦しくても、人に任せたり頼ったりするくらいなら自分でやった方がマシだと思っています。
期待して期待はずれな結果になることを恐れたり、きちんとやってくれるか不安な気持ちになるのが嫌だったりするので、何でも自分でやろうとします。
④迷惑をかけたくない
人に迷惑や心配をかけたくないと強く思っている人です。
自分のせいで相手が大変な思いをするのは心苦しいし、心配させるなどして負担になるのも嫌だと思っています。
人に迷惑をかけてはいけない、自分でやれることは自分でやらなければいけないと思っているので、つらくてもなんとかして自分で乗り越えようとします。
⑤責任感が強い
自分が頑張らなきゃ、自分が何とかしないと、などと責任感の強い人です。
困難に直面していても自分で解決しないといけないと思っているので、人に頼りたくても頼れません。
自分に与えられた課題や役割などは、身を削ってもやり遂げようとします。
自分に厳しく、甘えるのが下手な人です。
⑥後に引けない
やる、できると言ってしまったり、大口をたたいてしまったりしたせいで、後に引けなくなってしまっている人です。
プライドが高く意地っ張りな性格なので、ピンチだったとしても人に助けを求めることができません。
見積もりの甘いことが多く、当初は大丈夫だろうと思っているのですが、途中で言ったことをよく後悔しています。
⑦負けたくない
人に頼ったりできない自分を人に見せたりするのは、自分が負けたように感じるため、強がってしまう人です。
物事や状況を勝ち負けで考えることが多く、とても負けず嫌いな性格です。
人から見下されたりできない人認定されたりするのは許せないことなので、いつも自分でなんとかしようとします。
負けたくないという意識が強いあまり、自分の実力を超えた負荷を抱えることがしばしばあります。
⑧心配してもらいたい
自分のことを心配してもらいたいという思いの強い人です。
天邪鬼(あまのじゃく)でかまってちゃんな性格なので、素直に自分の気持ちを表現することができません。
大丈夫だと言っておきながらも助けてもらいたがっていて、その気持ちに気付いてもらいたいと思っています。
けなげに頑張っている自分、耐えている自分を認めて褒めてもらいたいと思っています。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、場合によっては強がることで結果的に他人に迷惑をかけてしまったり、関係性を悪くしてしまったりする可能性があることを認識しておきましょう。
また、その人の性格を観察し、どのように協力すれば本人のプライドを傷つけずに済むか、受け入れてくれるかを考えて行動してあげましょう。
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「強がりな人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
それでは続いて、強がりな人のための改善方法を3つ説明していきます。
①弱い自分を認める
自分だけではできないことや苦手なことを自分自身できちんと認めましょう。
自分の弱いところを見て見ぬふりをしていても、改善はありません。
自分よりも優れている人はたくさんいます。
弱い自分を認め、人に頼るという手段があることを知ってください。
助けを求めても、他人はあなたのことを嫌いにはなりませんし、タイミングを間違えなければできない人認定もされません。
くれぐれも過信は禁物です。
②頼み方を学ぶ
強がりな人はお願いの仕方が下手な人に多いです。
きちんとタイミングを見計らって適切な言葉でお願いをすれば、相手は嫌な思いをせずにあなたに協力してくれるはずです。
それに、人は案外他人から頼られることを喜ぶものです。
自分を必要としてくれている、自分を認めてくれていると感じるからです。
あなたが思っているよりも、人は頼みごとをされても嫌な気分にはならないので、上手な頼み方を学んでいきましょう。
コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりして、コミュニケーションスキルを上げていくことをおすすめします。
③カウンセリングを受ける
強がりな人になってしまったのには、少なからず何かしらの原因があるはずです。
これらは幼少期の問題や育成者からの育てられ方、トラウマ、自己肯定感の低さ、認知の歪みなど、色々な理由が考えられます。
表面上で変えようと思っても難しいことが多いので、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるとよいでしょう。
カウンセラーがカウンセリングの中で、あなたが強がりな性格になっている理由を見つけ出し、改善を図ってくれます。
原因の部分を改善していくことで強がりな性格だけでなく、人間関係も今までより良好に、ストレスも感じにくくなっていくでしょう。
【まとめ】「強がりな人」から「自分の弱さを認められる人」へ!大切なことは「コミュニケーションを学び身に付ける」こと「自分と正面から向き合う」こと!!
自分の弱さや不完全さを受け入れ、身近な人と協力しながら成長していく生き方してみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
頑張り屋さんはとても褒められるところですが、自分の身を削ってまですべてを頑張る必要はありません。
あなたの周りにはあなたの力になってくれる人がたくさんいます。
一人でなんとかしようとせずに、その人たちの力を借りてください。
その人たちもあなたの力になりたいと思ってくれているはずです。
困った時には「助けて」と言えるように、大丈夫か聞かれたら大丈夫じゃないと言えるように、強がりな性格を変えていきましょう。
苦しさを知っているあなたなら、助けてくれる人が困った時にスッと手を差し伸べてあげられるでしょう。
そうやって人と協力しないながら、良好な人間関係を築いていってください。
支え合える関係性をたくさん作っていってください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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