カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに話そうとすると涙が出る人はいませんか?
またはあなた自身、話そうとすると涙が出る人ではありませんか?
自分の気持ちを話す時や人前で発表する時など、何か話そうとすると涙が出そうになったり、出てしまったりする人がいます。
別に注目を浴びようと思っているわけでもないし、泣こうと思っているわけでもないのに、なぜか涙がこみあげてきてしまう。
そんな現象に本人たちも困っています。
話そうとすると涙が出る人には、一体どのような心理があるのでしょうか。
今回は、話そうとすると涙が出る人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、「大勢の前でスピーチをすると涙が溢れる」「感謝の気持ちを伝えようとすると言葉が詰まって泣いてしまう」「思い出話をするうちに感情が込み上げ涙が出てしまう」といったような「話そうとすると涙が出る人」って沢山いるよね。もちろん過去の辛かった経験や悲しかった経験、感動的な話、奇跡のような嬉しい話など、涙を誘う話は色々とあるけど、中には何かを話そうとしただけで泣いてしまうようなケースも多いみたい。そんな「話そうとすると涙が出る人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「話そうとすると涙が出てしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「話そうとすると涙が出る人」に共通する「5つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「話そうとすると涙が出る人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分は話そうとすると涙が出てしまうことがある(感情が先行して適切な表現ができない、思いが込み上げて言葉にできない、話すことで誤解されたくないプレッシャーがある、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、話そうとすると涙が出る人がいる(すぐに泣く意味が理解できない、ひょっとして涙を武器にしているのか?、ついもらい泣きしてしまうことがある、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生宜しくお願いします!
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なぜか涙が出てしまう人たちが多い現実!ひょっとしてあなたも「話そうとすると涙が出る人」ではありませんか?
泣きたくて泣くわけでもないし、目立ちたいわけでもない。
悲しい話をするわけでもないし、同情してもらいたいわけでもないのに、話そうとすると涙が出てしまう人たちがいます。
そのような人たちは、泣いてしまうそうになるから自分のことを話すことを極度に恐れたり、人間関係からも遠ざかってしまったりすることがあります。
自分の意図と反して涙が出てしまうことに困っているのです。
当カウンセリングルームにも、そのような相談が寄せられることはあります。
- 「職場に何か聞くたびに泣き出す後輩がいる。自分がいけないのだろうか、関わり方に困っている。」
- 「自分の彼女は真剣な話をすることをとても嫌がる。泣いてしまいそうになるからだというが、気持ちがよくわからない。」
- 「自分の気持ちを人に伝えようとすると、涙が込み上げてくる。上手く話せない自分が嫌い。」
本人も周りにいる人たちも、困っているようです。
話そうとすると涙が出る人には一体、どのような心理があるのでしょうか。
以下に詳しく説明しますので、チェックしていきましょう。
「大きなストレスを抱えている」「人前で話すのが怖い」「感受性が強い」!?「話そうとすると涙が出る人」に共通する「5つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで見えてくる「話そうとすると涙が出る人の心理」
それでは、話そうとすると涙が出る人の心理を5つ説明していきます。
この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①大きなストレスを抱えている
現状で大きなストレスを抱えている人です。
不安なことがあったり疲れが溜まっていたりするせいで、ふとした時や少しの刺激で涙が出てしまいます。
心のお疲れサインかもしれませんし、もしかすると心の病気になっているのかもしれません。
とにかく休息が必要です。
②人前で話すのが怖い
真剣な表情を向けられたり、複数人から視線を集められたりすることに恐怖や不安を感じる人です。
単純になれていないせいである可能性もありますが、過去に強く自分を否定されたりバカにされたりした経験が、トラウマになっているのかもしれません。
③内面を話すのが苦手
自分の思っていること、感じたこと、考えていることを言葉にして声に出して表現することに慣れていなかったり、苦手意識を持っていたりする人です。
話しても理解されないのではないか、否定されるのではないかと不安な気持ちがあり、心に負荷がかかるので涙が出てしまいます。
④泣くことが悪いことだと思っている
泣くことはいけないこと、悪いこと、嫌われることだと思っている人です。
いけないことだと強く思い過ぎてしまうせいで緊張感が高まり、逆に涙が出てしまいます。
そして更にパニックになり、涙が止まらなくなってしまいます。
⑤感受性が強い
共感力が強すぎたり、過去の記憶の感情にのまれてしまいやすかったりするせいで、涙が出てしまう人です。
とても感受性が強く繊細な人です。
感情が高ぶりやすく、自分自身で感情をコントロールするのが苦手です。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分に当てはまる項目があった人は、涙を流す行為は決して悪いことではないということをきちんと認識してください。
涙は私たちのストレス、緊張を緩和させるために出ている分泌物なのです。
涙が出やすい人、出にくい人、それぞれいますがそれも個性の一つとしてとらえられるといいでしょう。
ただ、自分は涙が出やすく困っている、自分を変えたいと思うのであれば、少しずつ負担がかかり過ぎない程度に改善していきましょう。
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「話そうとすると涙が出る人」にチャレンジして欲しい「4つの改善方法」とは?
それでは続いて、話そうとすると涙が出る人のための改善方法を4つ説明していきます。
①感情をそのまま出す練習をする
感情を押さえずに、自分の言葉で気持ちを伝える練習をしましょう。
信頼できる家族や友人などにゆっくり話を聞いてもらい、泣いたとしても少しずつ話せるよう練習しましょう。
難しいと感じる場合は日記を書いたり、ひとり言として声に出したりするのでもよいです。
負荷のかかり過ぎないように、少しずつチャレンジしていってください。
②準備する
言いたいことや伝えたいことが事前にある程度決まっているようなら、練習をしましょう。
例えば、紙に書いてまとめたり、頭の中でその場をイメージしながらぶつぶつと話してみたりするとよいでしょう。
たくさん練習をしておけば、本番の緊張はそれほどしないで済みます。
“セリフ”として伝えるような感覚で、練習してみてください。
③自信をつける
話そうとすると涙が出る人の多くは、自分に根本的な自信がない、つまり自己肯定感が低いです。
自己肯定感が低いから自分で自分を認めることができず、周りからもどう思われるか不安感が大きくなってしまうのです。
色々な新しいことにチャレンジして、小さな達成感を積み重ねていってください。
そうすることで、少しずつ自己肯定感は上がっていきます。
自信がつき、自己肯定感が上がっていけば、話そうとする時に涙が出そうな感覚はなくなります。
④カウンセリングを受ける
話そうとすると涙が出る人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるとよいでしょう。
単純に“感受性が豊か”で済む程度ならよいのですが、話そうとすると涙が出るという現象は問題のあるケースの方が多いです。
- 人間関係の拭えないトラウマを抱えている。
- 自己開示が全然できない。
- 刺激に敏感すぎる。
- 強い劣等感がある。
- 自己否定が強い。
- 心の病気になってしまっている。
- インナーチャイルドを抱えている。
など、考えられる理由はたくさんあります。
心の問題だとすれば、自分の力だけで改善するのはなかなか難しいです。
カウンセラーからカウンセリングを受けることで、まず原因を見つけ、その人に合った改善方法で改善をしてくことができます。
カウンセリングを受けていくことで、話そうとすると涙が出ることだけでなく今ある人間関係が良くなったり楽になったり、生きづらさがなくなったりするメリットもあります。
【まとめ】「話そうとすると涙が出る人」から「笑顔で話せる人」へ!大切なことは「自分を受け入れ自信を持つ」ことと「自分に優しく生きる」こと!!
泣きたい時は思いっきり泣く!笑いたい時は思いっきり笑う!完璧を求めない人間らしい生き方してみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
涙を流すことは悪いことではありません。
そのことは勘違いしないでください。
あなたの“心”からのサインなのです。
そのサインにあなたが気づいてあげてください。
ただ、自分の気持ち、意見などを話すことができないのは、これから先まだまだ長い人生の中でつらいことです。
うまくいくはずの人間関係も崩れてしまう可能性があります。
自分だけが我慢すればいい、などとは思わないでください。
相手に自分のことを伝えることができてこそ、人間関係は深まります。
勇気を出して、自分を成長させていってください。
応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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