カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに説教したがる人はいませんか?
またはあなた自身、説教したがる人ではありませんか?
職場にはもちろんのこと、友人やご近所さん、ママ友などの中にも、人に頻繁に説教じみたことをしてくる人っていると思います。
こちらのためを思っての説教なら身に染みるのですが、説教したがっているようにしか思えないような人もいます。
長時間拘束されたり感情的になられたりして、説教されるのはストレスが溜まります。
説教したがる人たちには、一体どのような心理があるのか気になりませんか?
今回は、説教したがる人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、「自己の正当化が前提」「相手の立場や状況を軽視」「上下関係を異常に意識」「相手の主体性を無視」「自分を誇示する手段」といったイメージが強い「説教したがる人」って男女を問わず沢山いるわよね。もちろん質問されたことに対して、適切なアドバイスや助言をするのは素晴らしいことだと思うけど、中には相手の言い分や状況も聞かず、相手を強引に遮り、一方的に自分の考えを押し付けることで、人間関係に大きな悪影響を与えてしまっているケースも多いみたい。そんな「説教したがる人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「説教したがる自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「説教したがる人」に共通する「5つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「説教したがる人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分は人に説教してしまうことがある(相手のためと思って説教している、あとで感謝されることが結構多い、説教はやめろと言われたことがある、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、説教したがる人がいる(たいしたことない奴に限って説教したがる、自分が絶対だと勘違いしている残念な人、人生の中で1%も関わりたくない、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生宜しくお願いします!
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説教したがる人たちのせいで、ストレスを抱えている人たち!あなたは「説教したがる人」ではありませんか?
誰しも社会で生きていれば、人から説教をされたことがあると思います。
それは親や上司、先輩などの場合が多いと思いますが、なかには友人や大した関係性のない人から説教されたことがあるという人もいるでしょう。
当カウンセリングルームにも、説教したがる人にまつわる相談が寄せられることはあります。
- 「職場の上司が事あるごとに部下に説教する人で毎日が苦痛。自分が説教されるのはもちろんのこと、同僚が説教されているのを聞いていてもすごくストレスになる。」
- 「先輩ママさんで子育てについて説教してくる人がいる。色々と否定されて心がくじけそう。」
- 「自分の妻は家族に説教ばかりしてくる。子どもにも長時間説教をしていて教育上良くないと思う。」
説教したがる人に悩まされている人は多いようです。
伝え方やタイミングを変えてくれれば受け入れられそうなことも、説教ばかりではありがたみもなくなりウンザリしてしまいますね。
説教したがる人には一体、どのような心理があるのでしょうか。
以下に詳しく説明しますので、チェックしていきましょう。
「人と関わりたい」「イライラしている」「影響を与えたい」!?「説教したがる人」に共通する「5つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで見えてくる「説教したがる人の心理」
それでは、説教したがる人の心理を5つ説明していきます。
この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①放っておけない
相手に変わってもらいたい、失敗や苦労をさせたくないという思いから説教している人です。
相手への思いが強いあまり、頻繁に説教のような言い聞かせ方をしてしまっています。
優しい性格なのですが、おせっかいだったり押しつけがましかったりするところがあります。
②優越感を得たい
説教をすることで、自分が相手や周りの人たちよりも優位であることを表現しようとしている人です。
説教するほどでもないようなことも、あえて相手を拘束したり人前で叱ったりすることで、自分の立場を示そうとしています。
自己顕示欲の強さの裏には、強い劣等感が潜んでいます。
③人と関わりたい
説教をすることで、人と関わろうとしている人です。
人に自分の話を聞いてもらったり向き合ったりしてもらうことで、満足感を得ています。
普段あまり人から相手にされていなかったり話を聞いてもらえる機会がなかったりするので、説教という形で不足しているコミュニケーションを補おうとしています。
人間関係が希薄だったりコミュ力がなかったりする人です。
④イライラしている
日常生活において、色々と不満を抱えている人です。
家庭や職場などでの不満を説教というかたちでストレス発散させています。
趣味がなかったりストレス解消が下手だったりするので、人に説教をすることなどでしか日頃の不満を発散させることができません。
実は心が繊細な人です。
⑤影響を与えたい
説教をすることでその相手を自分が変えてやった、影響を与えたという満足感が欲しい人です。
一見その相手のためのようにも思えますが、本当は自分の力を周りに認めさせたい、尊敬されたいという承認欲求の強さから説教をしています。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、とにかくコミュニケーションスキルを上げていくことをおすすめします。
説教をしなくても相手を変えさせる方法は他にありますし、関わり方もいくらでもあります。
また、説教されるような場面になっても、コミュニケーションスキルがあればその場をうまく切り抜けられたり、短い時間で済んだりするので、ストレスから回避することができます。
「説教したがる自分」を卒業するにはどうすれば良い!?心にこびりついた認知の歪みを修正し、周囲から求められる人になるための「4つの改善方法」を徹底解説!!
「説教したがる人」にチャレンジして欲しい「4つの改善方法」とは?
それでは続いて、説教したがる人のための改善方法を4つ説明していきます。
①感情のコントロールをできるようにする
説教したがる人の多くは、自分の感情をコントロールするのが苦手です。
そのため、自分の思うまま相手のことを本当の意味で考えずに説教しだしてしまいます。
相手のためと思って説教しているのかもしれませんが、ふたを開けてみれば感情をぶつけている行為になっていないでしょうか。
感情のコントロール、特に怒りの感情をコントロールできるようになりましょう。
そうすることで、人に対して冷静に関わることができるようになります。
②伝え方を学ぶ
人を変えさせるためには、説教するだけでは上手くいきません。
どんなに相手への思いが強くとも、きちんと相手に気持ちが伝わらなければ意味がありませんし、むしろ関係性が悪くなってしまいます。
相手への効果的な伝え方を学ぶことで、人はどんどん変わっていってくれます。
ポイントは共感とわかりやすさでしょう。
コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりすることをおすすめします。
③ストレスを減らす
あなた自身のストレスを軽減させていきましょう。
きっと説教する相手へのストレスだけではないはずです。
日常生活で抱えているストレスを解消していくことで、人にイライラしなくなり、伝え方も柔らかくなります。
人に話を聞いてもらったり、自分なりのストレス解消法を見つけたりして、今あるストレスを手放していってください。
そうすることで説教する回数は減るはずです。
④カウンセリングを受ける
説教を良くしてしまう人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるとよいでしょう。
人に説教ばかりしてしまう人には、実はその人自身に心の問題のあるケースが多いです。
例えば、
- 大きなストレスを抱えている。
- 劣等感や承認欲求が強い。
- 自己肯定感が低い。
- 愛情不足。
- コミュニケーション不足。
- インナーチャイルド。
- 人間関係でのトラウマ。
- 心の病気。
など、様々な理由が考えられます。
カウンセラーからカウンセリングを受けることで、自分が今そのようになってしまっている原因を見つけ出すことができ、その原因に向き合い、あなたに合った方法で改善していくことができます。
また、カウンセリングを受けることで、その他の生きづらさや自分との向き合い方も変えていくことができます。
専門の知識がないとできないことですから、専門家の力を借りてみてください。
【まとめ】「説教したがる人」から「相手が知りたいことを伝えられる人」へ!大切なことは「相手を尊重して接する」ことと「説教とは驕(おご)りであると理解する」こと!!
人に説教するのは自分が未熟だという証!人から求められることに素直に返す生き方してみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
人が間違ったことをした時、説教をするという伝え方はもちろんあります。
説教することそのものが悪いわけではありません。
しかし、説教ばかりしていると、相手はもちろん周りからの信用・信頼は失いますし、お互いに大きなストレスがかかってしまいます。
より良い効果的な方法であなたも相手も変わっていってもらいたいのです。
そのために、まずあなたから変わる必要があるでしょう。
人との様々な関わり方を身につけ、良い人間関係にしていってください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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