メリハリができない人

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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あなたの周りにメリハリができない人はいませんか?

またはあなた自身、メリハリができない人ではありませんか?

 

一日24時間を一切無駄なく生きるのは難しいですし、それは楽しくなさそうです。

 

しかし、仕事、家事、子育て、勉強、遊びなどすべきことやしたいことがあるなら、ある程度メリハリをつけないと時間をもったいなく過ごしてしまうことになります。

 

メリハリのできない自分に対してやメリハリのできない人に対して、イライラすることもあると思います。

 

メリハリができない人には、一体どのような心理があるのでしょうか。

今回は、メリハリができない人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

 

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たしかに世の中には、「仕事も休みもフワフワ」「守る気が全く無い計画」「命をかけ全力でダラダラ」といったイメージのある「メリハリができない人」って男女を問わず沢山いるわよね。もちろん、仕事や家事などきちんとする場面がある反面、ゆっくりとリラックスする場面もあるのが自然な生き方だと思うけど、中には常に中途半端にダラダラしてしまい、それが人間関係を大きく悪化させてしまっているケースも多いみたい。そんな「メリハリができない人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「メリハリができない自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

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今回は「メリハリができない人」に共通する「5つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「メリハリができない人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分はメリハリができない方だ(優柔不断で何をすべきか判断できない、気づくといつもダラダラしてしまう、時が経つのが早いと感じている、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、メリハリができない人がいる(完璧主義の思考とそれに伴わない行動力、人としては信頼できない、計画性のない場当たり的人生観を反面教師にしている、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


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忙しいと嘆くメリハリのない人たち!あなたは「メリハリができない人」ではありませんか?

一日24時間は誰でも平等に与えられている時間です。

 

その時間をどのように過ごすかは個人の自由ですが、ある程度やるべきこと、やった方がいいことはやっていかないと、自分の成長を止めてしまったり人からの信用・信頼を失ったりしてしまいます。

 

そもそも、メリハリとはどういう意味でしょうか。

 

メリハリは漢字で書くと、「減り張り」になります。

めり‐はり【▽減り張り/▽乙張り】
1 ゆるむことと張ること。特に、音声の抑揚や、演劇などで、せりふ回しの強弱・伸縮をいう。「―のきいたせりふ」
2 物事の強弱などをはっきりさせること。「―をつけて仕事をする」

 

メリハリをつけて物事に取り組んだり生活を送ったりできると、時間を有意義に使えてストレスも少なく済みます。

 

ただ、みながそれをできているわけではもちろんなく、メリハリができない人もいます。

 

当カウンセリングルームにも、そんなメリハリができない人に関する相談が寄せられることはあります。

  • 「妻はメリハリをつけるのが苦手で、いつも嫌いな家事を後回しにしている。スマホをいじってばかりいるのに、時間がなくて忙しいと言っている。」
  • 「職場の部下がメリハリを知らないのか、休憩時間が終わってもいつまでもダラダラしている。結局、仕事が終わらず残業していて腹が立つ。」
  • 「やらなければいけないことはたくさんあるのに、自分は毎日ダラダラと過ごしてしまう。メリハリのある生活に憧れるが、何をどうすればいいのかわからない。」

メリハリのない人たちや自分自身に困っている人は、少なくないようです。

 

メリハリができない人には一体どのような心理があるのか、以下に詳しく説明しますのでチェックしていきましょう。

 

 

「自分に甘い」「過信している」「流されやすい」!?「メリハリができない人」に共通する「5つの心理」とは!?

セルフカウンセリングで見えてくる「メリハリができない人の心理」

それでは、メリハリができない人の心理を5つ説明していきます。

この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

①自分に甘い

メリハリができない人は、自分に甘い・優しすぎる人が多いです。

ちょっとでも疲れたり体調が優れなかったりすると、予定をすぐに変更して休憩をしてしまいます。

 

また、達成できていなくても自分が頑張ったと思えたら休憩したりご褒美を作ったりしてしまうので、事がなかなか順調に進みません。自分最優先な人です。

 

②過信している

メリハリができない人は、自分の能力を過信していることが多いです。

 

自分ならできると思ってしまっているので、後でこのくらいの時間があればできるだろうと甘い見積もりを立てて、結果的に予定が押してしまったり諦めたりしてしまいます。

 

そのような失敗をしてもあまり反省せず、同じことを繰り返しがちです。

 

③気になってしまう

メリハリができない人は、気持ちの切り替えがスムーズにできない人が多いです。

 

前にやったり今やったりしていたことが気になってしまい、これからやろうとしていることに取り組めなかったり集中できなかったりしてしまいます。

 

解決のないようなことでも、ずっと考えたり悩んだりしているせいで、時間があっという間に過ぎてしまいます。

 

④流されやすい

メリハリができない人は、周りに流されやすい人が多いです。

刺激に敏感で、周りの反応をとても気にします。

 

例えば、スマホで誰かから連絡があった際、すぐに返信しないといけない気がしてやるべきことを後回しにしてスマホをいじってしまいます。

 

周りにその時休憩している人がいれば、自分も流されて休憩してしまいます。

自分の意志を持っておらず、人のことばかり気にしています。

 

⑤今を生きている

メリハリができない人は、今を生きている人が多いです。

将来のこと、言ってしまえば明日のこともそこまで考えていません。

 

今自分がしたいことやしたくないことを優先してしまう本能的な人です。

今を心地よく過ごしたいという思いが強いので、将来のために努力や我慢をするのは苦手です。

 

想像力の乏しい人だといえます。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分に当てはまる項目があった人は、まず自分の役割は何かを考えましょう。

その役割としてすべきことを書き出すとよいでしょう。

 

そして、一年後、五年後、十年後の自分をイメージして、本当に今のままでいいのかよく考えてください。

 

身近な人に当てはまる項目があった人は、その人たちに飲み込まれないよう、自分の意志を強く持って一日一日を大切に生活していってください。

 

 

「メリハリができない自分」を卒業するにはどうすれば良い!?セルフコントロール力が身につき人間関係も良好にする「4つの改善方法」を徹底解説!!

「メリハリができない人」にチャレンジして欲しい「4つの改善方法」とは?

それでは続いて、メリハリができない人のための改善方法を4つ説明していきます。

 

①優先順位を書き出す

メリハリができない人は、やらなければいけないこと、やっておいた方がいいこと、できればやりたいこと、まだやらなくていいこと、などの優先順位を立てられていないことが多いです。

 

そのため、やることがたくさんに思えてあきらめ感が出たり、まだやらなくていいことをダラダラやったりしてしまいます。

 

ですから例えば、

  1. やること。
  2. やった方がいいこと。
  3. 数日中にやりたいこと。

などに分けてリストを作成するとよいでしょう。

 

見える化することでわかりやすくなり、意欲も増していきます。

 

②規則正しい生活を心がける

やる気が出なかったり日中眠かったりするのは、日々の生活の乱れかもしれません。

起きる時間と寝る時間をある程度一定にし、睡眠時間は7~8時間はとるようにしましょう。

 

そして、食事もバランスよく適度に体を動かすことで、脳が意欲的に動いてくれるようになります。

 

メリハリをつけたいなら、メリハリができる脳にすることがまず優先かもしれません。

生活リズムから変えていきましょう。

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③セミナーに参加する

メリハリができない人は、自己啓発系やコミュニケーション、心理学などのセミナーに参加することをおすすめします。

 

自分と似たような悩み、または違った悩みを持つ人たちと関わり話し合い、刺激し合うことで、モチベーションにつながります。

 

セミナーの中で、自分をコントロールする方法を学べたり、仲間がいることで頑張れたりすることが多いです。

 

④カウンセリングを受ける

メリハリができない人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるとよいでしょう。

 

なぜメリハリができないのかをカウンセラーがカウンセリングを通じて探っていってくれます。

 

そこには、本当はあなたが怠け者や努力が嫌いだからなどでなく、もっと深い理由があるかもしれません。

 

例えば、

  • 強すぎる劣等感。
  • あきらめ感。
  • 自己愛。
  • 自己肯定感の低さ。
  • 認知の歪み。
  • インナーチャイルド。
  • 心の病。
  • 人間関係でのトラウマ。

など、色々と考えられます。

 

これらは自分の力で解決していくことがなかなか難しい部分です。

 

カウンセリングを受けてあなたに合った方法で改善していく方が、効率よくストレスも少なく済みます。

 

また、カウンセリングを受けることで、メリハリに関してだけでなく、今抱えている悩みについてや生きづらさ、人間関係についてなども相談ができるので、改善していくことができます。

 

一人で悩まず、専門家の力を借りるのも有効な手段です。

 

 

【まとめ】「メリハリができない人」から「オンオフを切り替えられる人」へ!大切なことは「時間管理の習慣を整える」ことと「行動の質を高める」こと!!

後悔のない充実した毎日を!今よりほんの少しだけ⋯時間を意識して有意義に過ごしてみませんか?

いかがでしたか?

取り組めそうな改善方法はありましたか?

 

テキパキ過ごしてもダラダラ過ごしても、同じ一日です。

 

たまにはのんびり何もしない日があってもいいと思いますが、自分に与えられた役割や日々のことはきちんとこなしていかないと、自己肯定感が下がっていくだけでなく、人からの信用・信頼も失ってしまいます。

 

大切な人たちや頼れる人たちが、自分のそばから離れていってしまう前に、気づいて変わっていってください。

 

あなたの成長をみな待っています。

できることから、メリハリをつけて変わっていきましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

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