代表カウンセラーの遠藤まなみです。
あなたの周りに自分を守ろうと必死になる人はいますか?
それともあなたが、自分を守ろうと必死になる人ではありませんか?
我がカウンセリングルームにも、
- 「妻が言い訳ばかりして認めることができない。」
- 「部下が指摘をすると守りに入って認めることをせずに、あれこれと言い訳をして嚙みついてくる。」
- 「同僚が自分を守るために噓ばかり言っている。」
という相談があります。
そこで今回は、自分を守ろうと必死になる人について書かせていただきます。
あなたが、自分を守ろうと必死になる人だったり、周りに自分を守ろうと必死になる人がいたりする場合はセルフカウンセリングしながら読み進めていただくことをオススメします。

たしかに世の中には、「批判を恐れすぎる人」「過剰防衛型コミュニケーション」「過去の傷を引きずる人」といったイメージの強い「自分を守ろうと必死になる人」って男女を問わずたくさん存在しているよね。もちろん自分を守れるのは自分だけだし、人の弱みにつけこんで嫌がらせや攻撃をしてくる人には断固として対応する必要はあると思うけど、中には、どのような場面でも自分だけを守ることに徹しているような言動や振る舞いをすることで、人間関係を大きく悪化させているケースも多いみたい。そんな「自分を守ろうと必死になる人」の心の奥には、いったいどんな心理が隠されているのかな?「自分を守ろうと必死になってしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「自分を守ろうと必死になる人」に共通する「9つの特徴」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「自分を守ろうと必死になる人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分は自分を守ろうと必死になってしまうことがある(どうしても譲れないものがある、理不尽な仕打ちには断固として対処する、自分を守らないと自分の存在が脅かされる、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、自分を守ろうと必死になる人がいる(常に自分を正当化するややこしい人、他人を傷つけても自己防衛する残念な人、自己保身が最優先で関わると必ず後味が悪い、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではまなみ先生よろしくお願いします。
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あなたはどうですか?ひょっとして「自分を守ろうと必死になる人」ではありませんか?
自分を守りたいと思うことは誰でもあることです。
ただ、自分を守るために噓をついたり、ごまかしたりすることは守り方が間違っていると思います。
自分を守りたい=自己防衛ですが、噓をついたり、ごまかしたりすることはその場の責任を逃れているだけのような気がします。
間違っているのであれば、素直に認めて謝れば、その時に怒られてもそれ以上、追及されたりすることはないと思います。
それを、噓をついたりごまかしたりするから次から次へと追及をされてしまうのではないでしょうか?
では、なぜ、素直に認めて謝ることができないのでしょうか?
その心理知りたくありませんか?
そこで今回は、自分を守りたいと必死になる人について深掘りしていきたいと思います。
あなたが、自分を守りたいと必死になる人だったり、周りに自分を守ろうと必死になる人がいたりする場合は、セルフチェック項目にいくつ当てはまるか確認しながら読み進めていただくことをオススメします。
「責任を回避しやすい」「他人の評価を極端に気にする」「被害者意識が強い」!?「自分を守ろうと必死になる人」に共通する「9つの特徴」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「自分を守ろうと必死になる人の心理」
それでは自分を守りたいと必死になる人の特徴を書かせていただきます。
①責任を回避しやすい(失敗やミスを認めたがらない)
自分を守りたいと必死になる人の特徴として、責任を回避しやすいと言われています。
自分が悪い状況を認めるのが怖いため、責任を回避する傾向があります。
- <行動パターン>
- 言い訳を多用、他人や環境のせいにする。
- <心理的背景>
- 自尊心を守りたい:「自分の非を認めると、自分の価値が下がる」と感じる。
- プライドが高い:「自分は間違えない」と思いたい。
- 過去の経験の影響:「子どもの頃、ミスを厳しく𠮟られた経験があると、責任回避する癖がつきやすい。
- <影響>
- 信頼を失い、責任感がない人と見なされ、重要な仕事を任されなくなる。周りから相手にされなくなり孤立状態になる。
②他人の評価を極端に気にする(周囲の目が怖い)
自分を守りたいと必死になる人の特徴として、他人の評価を極端に気にすると言われています。
「どう思われるか?」を気にしすぎて行動が制限されます。
- <行動パターン>
- 失敗を極端に恐れる。
- 自分の意見が言えない。
- <心理的背景>
- 承認欲求が強い:「他人から認められないと価値がない」と思い込んでいる
- 過去の経験の影響:「過去に否定されたり、いじめられたりした経験がある」
- 自己肯定感の低さ:「自分の意見を言うことで、反論されるかもしれない」と思う。
- <影響>
- 他人の顔色をうかがいすぎて、自分の意見が持てなくなる。何事も「無難」にすませようとして、成長の機会を逃す。
③攻撃的になる(自分を守るために他人を攻撃)
自分を守りたいと必死になる人の特徴として、攻撃的になると言われています。
批判されると、防衛本能が働き、相手を攻撃してしまう。
- <行動パターン>
- 逆ギレする、相手のミスを指摘し返す。怒りで相手を黙らせようとする。
- <心理的背景>
- 劣等感の裏返し:自信がないため、相手を攻撃することで自分を守ろうとする。
- 批判=自己否定と感じる:「間違いを指摘される=人格を否定された」と思い込みやすい。
- 支配的になりたい:自分が攻撃される前に相手を攻撃し、優位に立とうとする。
- <影響>
- 人間関係が悪化し、孤立しやすくなる。周囲が「この人には何を言っても無駄」と思い、意見を言わなくなる。
④言い訳が多い(責任を回避するための自己防衛)
自分を守りたいと必死になる人の特徴として、言い訳が多いと言われています。
物事がうまくいかないとき、自分の責任を認めずに言い訳をする。
- <行動パターン>
- 環境のせいにする、他人のせいにする。
- <心理的背景>
- 自己イメージを守りたい:「自分はできる人間」という幻想を維持したい。
- プライドが高い:「間違えたことを認めるのは恥ずかしい」と思う。
- <影響>
- 成長の機会を逃し、同じミスを繰り返す。周囲の信頼を失い、相手にされなくなる。
⑤変化を嫌う(現状維持を最優先)
自分を守りたいと必死になる人の特徴として、変化を嫌うと言われています。
新しいことに挑戦するのを避け、今の状態を守ろうとする。
- <行動パターン>
- 「今のままでいい」と思い込む:「変わるのは面倒だから、このままでいい」
- 新しい環境に適応しにくい:「ルールが変わるのは嫌だ」
- <心理的背景>
- 安定を求める心理:「変化すると何が起こるかわからないから怖い」
- 失敗を避けたい:「うまくいかない可能性があるならやらない」
- <影響>
- 成長のチャンスを逃し、同じ環境に停滞し続ける。変化に適応できず、社会の流れについていけなくなる。
⑥被害者意識が強い(私は悪くない)
自分を守りたいと必死になる人の特徴として、被害者意識が強いと言われています。
何か問題があると、自分を「被害者」として位置づける。
- <行動パターン>
- 他人を責める:「私は悪くない、○○のせいでこうなった」
- 自分は努力しているアピールをする:「こんなに頑張っているのに、誰もわかってくれない」
- <心理的背景>
- 責任を負いたくない:「問題の本質に向き合うより、誰かのせいにしたほうが楽」
- 同情を引きたい:「助けてもらいたい、優しくされたい」
- <影響>
- 周囲から「この人は何を言っても変わらない」と見放される。いるまでも問題が解決せず、状況が改善しない。
⑦競争を避ける(負けるのが怖い)
自分を守りたいと必死になる人の特徴として、競争を避けると言われています。
勝ち負けのある場面を避けたがる。
負ける可能性があると、最初からやらない。
競争よりも「無難な選択」をすることが多い。
- <行動パターン>
- 自信がない:勝てる保証がないなら、最初からやらない。
- リストが入ります。
- <心理的背景>
- 失敗を受け入れるのが怖い:負ける=自分の価値が下がる。
- <影響>
- 自分の可能性を広げられずに成長の機会を失う。周囲から「挑戦しない人」と思われ、評価が下がる。
⑧完璧主義に陥る(失敗するくらいならやらない)
自分を守りたいと必死になる人の特徴として、完璧主義に陥ると言われています。
100%の準備ができていないと行動ができない。
少しでも失敗するリスクがあると、諦める。
失敗=恥ずかしいことと考えがち。
- <行動パターン>
- できる自分でいたい:失敗すると自分の価値が下がると感じる。
- 失敗=恥ずかしいことと思い込んでいる。
- <影響>
- 新しいことを始めるのが遅くなり、チャンスを逃がす。挑戦しないため、スキルが伸びず他人と差がつく。
⑨周囲をコントロールしようとする(自分の安全を確保したい)
自分を守りたいと必死になる人の特徴として、周囲をコントロールしようとすると言われています。
自分の思い通りにならないと不安になる「こうあるべき」と考え他人にも同じ価値観を押し付ける。
- <心理的背景>
- コントロールすることで安心感を得たい。
- 自分の考えが正しいと信じたい。
- <影響>
- 人間関係が悪化し、孤立しやすくなる。
いかがでしたか?
少しは理解できましたか?
自分を守りたいと必死になる人は自己防衛のために責任回避、競争回避、言い訳、被害者意識などの行動を取ることが多いようです。
ただ、今のまま自分を守りたいと必死になっていては、人からの信用や信頼を失ってしまいます。
人からの信用や信頼を一度失ってしまうと、その後なかなか取り戻すことはできません。
自分を守ることは大切なことですが、今のままでは孤立してしまいます。
そうなる前に、自分を守りたいと必死になる人を卒業しなければいけません。
人は一人では生きていけません。
自分勝手な行動をしていれば、人は助けてくれません。
早くそれに気づいてください。
「自分を守ろうと必死になってしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?攻撃的かつ防衛的な思考を見つめ直し人間関係を良好にするための「3つの改善方法」を徹底解説!!
「自分を守ろうと必死になる人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
あなたは自分を守りたいと必死になる人と聞いて、どのような人をイメージしますか?
- 噓つき。
- 自分勝手。
- 被害妄想がすごすぎ。
- 言い訳が多い。
- 勘違い人間。
- 発達障害。
- 己を知らない。
- 口先人間。
色々なイメージがあるようです。
ただし、一つも良いイメージのものはありません。
それだけ、自分を守りたいと必死になる人というのを、周りの人から認めてもらえないということになります。
確かに、自分を守りたいと必死になる人がそばにいたら、ストレスでしかないと思います。
こちらが、その人のためにと考えてアドバイスをしても、被害妄想で聞かれたらこちらが悪者になってしまいます。
好意=攻撃と捉えられてしまうようでは、おちおち声もかけられないとなってしまいます。
そうなれば人は離れてしまうでしょう。
そうなってからでは遅いのです。
今ならまだ、何とかなると思います。
周りの人たちから相手にされなくなってからでは遅いです。
そうなる前に改善してほしいと思います。
そこで、自分を守りたいと必死になる人の改善方法を書かせていただきます。
自分にあった改善方法で、自分を守りたいと必死になる人を卒業していただきたいと思います。
それでは、自分を守りたいと必死になる人の改善方法を書かせていただきます。
①カウンセリングを受ける
自分を守りたいと必死になる人の改善方法として、カウンセリングを受けることが良いと言われています。
なぜ、噓やごまかしたりしてまで自分を守る必要があるのか?
その辺りを専門のカウンセラーに相談し、原因は何なのか?
インナーチャイルドがある場合はそれをはずしてもらう必要があります。
その上で、噓をついてまで自分を良く見せたいなどの認知の歪みを指摘してもらい、改善のアドバイスをもらう必要があります。
自分のことは、なかなか客観視できないため専門のカウンセラーの手助けが必要になります。
②セミナーに参加する
自分を守りたいと必死になる人の改善方法として、セミナーに参加することが良いと言われています。
自分を守りたいと必死になる人はコミュニケーションが得意ではありません。
人とコミュニケーションをうまくとれる人は、噓をついてまで自分を守りたいなどとは思いません。
そんなことをすれば、人からの信用や信頼を失ってしまいます。
正直に自分のしたことを認め、謝罪し、許してもらう。
これをきちんと学ぶことで、無駄なプライドや無駄な時間を使わずにすみます。
人の気持ちも理解することができるようになります。
③自分自身のフィードバックをする
自分を守りたいと必死になる人の改善方法として、自分自身のフィードバックをしていくことが良いと言われています。
- 今日一日、どのように過ごしたのか?
- 人に噓やごまかしはしなかったか?
- 素直に認めることができたか?
- 自分勝手な行動はしなかったか?
- 人に嚙みつくことはなかったか?
- 人の気持ちを理解しようとしたか?
これらを一つ一つきちんと分析しながら、フィードバックをしていきます。
ただし、形式的にやるのであれば改善はしませんから、時間の無駄です。
自分がきちんと改善したいと思ったなら、なぜ、できたのか。できなかったらなぜ、できなかったのかをしっかり分析してほしいと思います。
同じ失敗を繰り返しているのは愚か者です。
愚か者にならないために、自分を厳しく観察記憶していきます。
【まとめ】「自分を守ろうと必死になる人」から「周囲との調和を図れる人」へ!大切なことは「相手の気持を理解する」ことと「柔軟な思考を持つ」こと!!
感情的な防衛ではなく、自分の長所や短所を客観的に見つめ、必要な改善ができる人を目指してみませんか?
いかがでしたか?
自分を守りたいと必死になる人の9個の特徴と3個の改善方法を書かせていただきました。
参考になりましたか?
自分を守りたいと必死になる人も、「こんな自分は嫌だ」と思っている人もいるかもしれません。
逆に「それでも自分のことが大好き」と言う人もいるかもしれません。
どちらにしても、今のままでは孤立してしまいます。
本当に改善が必要です。
私たちは社会生活の中で生きています。
自分一人では生きていけません。
自分だけのことしか考えられない人が、周りの人たちから認めてもらえるわけがありません。
決して簡単なことではありませんが、人は変わろうと思えば変われます。
自分が変わらない選択肢をしているから変わらないのです。
今のままでは不幸せですよ。
人は幸せになるために生まれてきました。
どうか幸せになってください。
今回書いたブログ、自分を守りたいと必死になる人が幸せになるキッカケになれたら嬉しいです。
あなたがこれからの人生を楽しく、人から必要だと言われるようになっていただけることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
遠藤まなみでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ

まなみ先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!あなたのお役に立てれば幸いです!良かったら「いいね」や「ツイート」などよろしくお願いします!!

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