笑いながら謝る人

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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あなたの周りに笑いながら謝る人はいませんか?

またはあなた自身、笑いながら謝る人ではありませんか?

 

仕事でミスをしたり相手を不快にさせたりしたら、私たちは謝罪をします。

 

悪い、申し訳ないと思っていれば、深刻な表情で謝ると思うのですが、世の中には笑いながら謝る人もいます。

 

軽い問題であれば許せもしますが、大きな問題なのに笑って謝られたら、それは許そうという気になかなかなりません。

 

なぜ笑いながら謝る人はそのような謝り方をするのか、気になりませんか?

そこで今回は、笑いながら謝る人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

 

ハナ♀ハナ♀

たしかに世の中には「笑いながら責任回避」「笑顔で謝れば許されると思ってる系」「ヘラヘラ謝罪選手権の優勝候補」といったイメージのある「笑いながら謝る人」って男女を問わず沢山いるわよね。もちろん、プライベートや親しい間柄でのちょっとした問題(遅刻、勘違い、忘れ物など)なら笑って謝ることもあると思うけど、中には仕事や大事な場面でも、ニコニコと笑顔で謝るといったアンバランスな行動をすることで、人間関係を大きく悪化させているケースも多いみたい。そんな「笑いながら謝る人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「笑いながら謝ってしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

チョコ♂チョコ♂

今回は「笑いながら謝る人」に共通する「5つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「笑いながら謝る人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分は笑いながら謝ることが多いかも(なぜか無意識で笑ってしまう、それほど大きな問題ではないから、いつでも笑顔でいれば人生なんとかなる、今の自分を改善したい)」という人や、「身近に、笑いながら謝る人がいる(笑いながら謝罪されると怒りが3倍になる、ものごとの本質を理解していないとしか思えない、基本的に人として信用できない、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


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  • 何かしてもらったら「ありがとう」
  • 悪いことをしたら「ごめんなさい」

小さい子どもでもできることですが、これができていない大人は案外多いです。

 

また、言葉は発することができるものの、感謝や謝罪を伝える際の表現の仕方や姿勢などが正しくない場合もよく見られます。

 

その典型的な例が、笑いながら謝る行為です。

これでは相手に謝罪の気持ちは伝わりません。

 

そのため、人間関係のトラブルを起こしてしまうことも少なくありません。

 

当カウンセリングルームにも、笑いながら謝る人に関する相談は多く寄せられています。

  • 「部下の謝り方にいつも腹が立つ。ヘラヘラと笑いながら謝罪してきて、俺のことをバカにしているのだろうか。」
  • 「私は真剣に怒っているのに、夫はいつも笑いながらごめんを繰り返す。どういう神経をしているのでしょうか。」

笑ながら謝る人との関わりのせいで、ストレスを抱えている人は多いようです。

 

笑いながら謝る人には一体どのような心理があるのか、以下に詳しく説明しますのでチェックしていきましょう。

 

 

「悪いと思っていない」「緊張しすぎている」「笑うことが癖になっている」!?「笑いながら謝る人」に共通する「5つの心理」とは!?

セルフカウンセリングで見えてくる「笑いながら謝る人の心理」

それでは、笑いながら謝る人の心理を5つ説明していきます。

この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

①悪いと思っていない

謝罪はしているものの、本心では悪いと思っていないため笑いながら謝ります。

本人の中で起こった出来事をとても軽くとらえているため、笑いが出てしまっています。

 

反省などはしておらず、口だけ謝罪の言葉を発しています。

共感力の乏しい、他責思考で開き直りの多い人です。

 

②許してもらえると思っている

それほど深刻な問題ではないと思っていたり、軽い雰囲気でごまかせば逃れられると思っていたりします。

 

相手のことを軽く見ていたりバカにしていたりするので、怒っていても重く受け止めません。

この人なら、このくらいなら、許してもらえると高をくくっています。

 

楽観主義で過信のある人です。

 

③緊張しすぎている

出来事を重く受け止めていたり相手に強い恐怖感を持っていたりして、とても緊張しています。

 

強い緊張のあまり、その人の脳が心を落ち着かせようとして、笑みを出してしまっています。

 

そのため、本人の意思とは関係なく笑ってしまっているのです。

パニックを起こしやすかったり、ストレスに弱かったりする人に時々います。

 

④笑うことが癖になっている

謝る時に限らず、話す時大体いつもヘラヘラと笑っている人です。

 

笑うことが癖になっているので、叱られたり真面目な場面だったりしてもヘラヘラと笑ってしまうことがあります。

 

元々は人から嫌われないためだったり愛想としてだったりで笑っていたことが多いですが、それが癖になって謝る時にも出てしまっています。

 

⑤雰囲気を良くしようとしている

その場の重たい雰囲気や相手の機嫌を良くしようと思って笑う人です。

 

もちろん、相手はそれに対して不信感や怒りを持つでしょうが、本人はその繋がりがよくわかりません。

 

笑って謝ることで良い雰囲気を作ろうとしているのです。

空気を読むのが苦手で、察する力や共感力の乏しい人です。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、その場に合った表情、発言、しぐさ、姿勢ができるように日頃から意識したり、マナーについて学んだりする必要があるでしょう。

 

くれぐれも過信はしないように気をつけましょう。

 

 

「笑いながら謝ってしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?正しい感情表現を身に付け良好な人間関係を築くための「3つの改善方法」を徹底解説!!

「笑いながら謝る人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?

それでは続いて、笑いながら謝ってしまう人のための改善方法を3つ説明していきます。

 

①表情に意識を向ける

笑うことが癖になってしまっている人は案外います。

 

自覚のない人もいますから、まずは自分がそうなっていないか周りの人に聞いてみてもよいでしょう。

 

そして、表情に意識を向け、笑わなくてもいい内容の話の時は笑うのをやめましょう。

 

普段からのトレーニングが大事です。

身近な人に協力してもらい、笑っていたら指摘してもらうのもよいでしょう。

<関連情報>

 

②コミュニケーション力を上げる

どのような対応が相手をより怒らせたり不信感を持たせたりするのか、また、どのような対応が相手を喜ばせたり信用させたりできるのか、コミュニケーションスキルを学んで理解していきましょう。

 

コミュニケーションスキルを学ぶことによって、共感力も上がることが多いので、相手の気持ちが今よりもわかるようになります。

 

そして、相手の求める臨機応変な対応ができるようになるでしょう。

 

コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりすることをおすすめします。

 

③カウンセリングを受ける

笑ながら謝ってしまう人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるとよいでしょう。

 

なぜ笑いながら謝ってしまうのか、そこには何かしらの心理が隠れているはずです。

 

それをカウンセラーがカウンセリングの中で探っていってくれます。

原因は人によって様々です。

  • 認知の歪み。
  • 人間関係でのトラウマ。
  • インナーチャイルド。
  • 不安症。
  • 自己肯定感の低さ。
  • 強い自己防衛。
  • 発達障害。

など色々考えられます。

 

これらは自分で解決・改善しようと思ってもなかなか難しい部分です。

 

カウンセリングを受けてカウンセラーと一緒に問題に向き合い改善していった方が、ストレスは少なく効率も良いです。

 

笑いながら謝るところだけでなく、その他の悩みや問題などもカウンセリングで相談ができるので、抱えている生きづらさを解消していくことができます。

 

一人で悩まず、専門家の力を借りてみてください。

 

 

【まとめ】「笑いながら謝る人」から「誠心誠意で謝罪できる人」へ!大切なことは「共感力を磨く」ことと「謝罪の意味を正しく理解する」こと!!

謝罪は関係修復のための第一歩!相手の気持を想像し、適切な表情と言葉選びをしてみませんか?

いかがでしたか?

取り組めそうな改善方法はありましたか?

 

きちんとした謝罪ができるかどうかは、その人の信用・信頼に大きく関係します。

仕事ができてもできなくても、器用でも不器用でも、謝り方次第でその人の印象は変わります。

 

謝り方は人間関係において、とても大事なことなのです。

 

相手に認めてもらえるような謝り方ができるように、トレーニングをしながら変わっていきましょう。

 

人間関係が大きく変わっていくはずです。

 

楽しいときはたくさん笑って、真剣な時には引き締まった顔をつくる。表情豊かな人になって行きましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

ハナ♀ハナ♀

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チョコ♂チョコ♂

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