カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに怒ると黙る人はいませんか?
またはあなた自身、怒ると黙る人ではありませんか?
たとえ怒ったとしても話し合いだとしたら会話を続けないと進展はしませんし、急に怒って黙られても何で起こっているのかよくわからず、一緒にいる人は困ることが多いと思います。
きちんと理由や意見を話してもらいたいのに、怒ると黙ってしまう人はそうなると会話の継続ができず、雰囲気がますます悪くなってしまいますね。
本人も何か考えがあっての行動だと思いますが、一体どのような心理からそうなっているのでしょうか。
そこで今回は、怒ると黙る人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には「喧嘩になると無言でスマホいじり」「怒りのスイッチオン→音声機能オフ」「喋らないで伝わると思ってる系男子(女子)」といったイメージの強い「怒ると黙る人」って男女を問わず沢山いるよね。もちろん本人にとって怒りの度合いは違ってくるし、言葉にも出せないくらいの怒りを感じるようなこともあると思うけど、中には怒るとまったく会話をせずに、とにかく無言を貫くような行動を繰り返すことで、人間関係を大きく悪化させているケースも多いみたい。そんな「怒ると黙る人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「怒ると黙ってしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「怒ると黙る人」に共通する「5つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「怒ると黙る人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分は怒ると黙ってしまう方だ(感情が高ぶると言葉が出てこない、怒りを表現すると否定される環境で育った、怒ったら自分が悪者だという意識が強い、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、怒ると黙る人がいる(何か言いたい?と聞いても別にというだけなので困る、黙り込むので何を考えているのか理解不能、シンプルに無言の圧力が怖い、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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黙るのもその人の怒りのあらわし方?あなたは「怒ると黙る人」ではありませんか?
話し合いをしていて途中でヒートアップしてくることは、家族やカップルであればよくあることだと思います。
喧嘩とまではいかなくとも、言い合いや感情的な会話になることはあるでしょう。
そんな時、怒ると黙ってしまう人がいます。
怒ってヒステリックになったり、嫌みを言ったり暴言を吐いたりすることは容易に想像がつきますが、中には黙ってしまう人もいるのです。
当カウンセリングルームにも、怒ると黙る人に関する相談が寄せられることはあります。
- 「夫は怒ると黙ってしまうタイプで、いつも大事な話をしようとしても進展しない。私だけ爆発していていつも嫌になる。」
- 「自分は怒ると黙ってしまうタイプの人間なのだが、パートナーからなんで黙るのか、黙るなんてずるい、などと言われてしまう。そんなつもりはないのに。」
本人も周りの人も困っているようです。
怒ると黙る人には一体どのような心理があるのか、以下に詳しく説明しますのでチェックしていきましょう。
「冷静になろうとしている」「傷つけたくない」「早く終わらせようとしている」!?「怒ると黙る人」に共通する「5つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで導き出す「怒ると黙る人の心理」
それでは、怒ると黙る人の心理を5つ説明していきます。
この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①冷静になろうとしている
感情が高ぶってきているのを自分で認識して良くないと思ったため、黙ることで冷静になろうとしている人です。
どちらかというとメンタルはいつもだいたい落ち着いていて安定している人です。
感情に振り回されるのが嫌いで、自分でコントロールしようとしています。
自制心があり、冷静さを持った人ですが、その分情熱には欠けるところがあるかもしれません。
②傷つけたくない
相手のことを自分の言葉でむやみに傷つけたくないと思って黙る人です。
怒りは感じていながらも、自分でブレーキはかけられる人で、相手を傷つけたくない、関係を悪くしたくないと思うので、マイナスになる言葉を言わないために黙ります。
優しい心の持ち主ですが、自分の心と相手への気遣いで心を疲れさせやすい人です。
③威圧感を出している
自分が怒っていることを黙ることでアピールしている人です。
また、あえて不機嫌に黙ることで、威圧感を出し、相手をひるませてコントロールしようとしているところがあります。
負けず嫌いで支配欲が強く、協調性があるとはあまり言えません。
プライドが高く、人にほとんど謝りません。
④口では敵わない
相手に対して口では敵わないと思っていて、困っていたりどうするか考えていたりする人です。
言語化能力があまり高くなかったり、頭の回転がそれほど速くなかったりするので、相手のスピードに追い付くことが大変なのです。
どちらかというと、おっとりした性格の人に多いです。
⑤早く終わらせようとしている
今のやりとりが本人にとってとてもストレスになっているため、とにかく早く終わらせたくて黙っています。
怒りは隠せておらず、とにかくこの状況から少しでも早く抜け出したいと考えています。
本人としては怒りながらも忍耐しているのですが、周りからすると逃げていると思われることの多いタイプです。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、怒りの感情との向き合い方について認識し直してみてください。
自分がどのように怒りに対処しているか、表面に出しているか、思い返してみましょう。
「怒ると黙ってしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?アンガーマネジメントを身に付け、自分の気持ちを冷静に伝えられるようになる「3つの改善方法」を徹底解説!!
「怒ると黙る人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
それでは続いて、怒ると黙る人のための改善方法を3つ説明していきます。
①言語化能力を鍛える
怒った時に黙るのをやめるために、言語化能力を鍛えましょう。
本などの文章をよく読み(インプット作業)、読んだ本の感想を書いたり日記を書いたり(アウトプット作業)することで、言語化能力は鍛えることができます。
また、実践としてコミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりするのもよいでしょう。
②感情のコントロールをできるようにする
怒りという感情が悪いというわけではありませんが、怒りの感情はトラブルになりやすい感情です。
そのため、怒りの感情をある程度コントロールできるようになるために、アンガーマネジメントを学ぶとよいでしょう。
黙るという行動にならなくとも、その前に対処できるようになります。
心理学を扱ったセミナーに参加したり、アンガーマネジメントのトレーニングを受けたりするとよいでしょう。
③カウンセリングを受ける
怒ると黙ってしまう人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。
なぜあなたは怒ると黙ってしまうのか、本当の理由を探ってくれます。
そこには簡単な理由ではなく、もっと奥深い心理が潜んでいる可能性もあります。
例えば、
- 強すぎる劣等感や承認欲求。
- 自己肯定感の低さ。
- インナーチャイルド。
- 人間関係でのトラウマ。
- 強いあきらめ感。
など、色々と考えられます。
これらは自分の力だけで解決していくのはなかなか難しい部分だといえます。
カウンセリングを受けることで、あなたに合った方法でストレスが少なく効率的に改善していくことが可能です。
【まとめ】「怒ると黙る人」から「自分の気持ちを冷静に伝えられる人」へ!大切なことは「言葉の表現力を磨く」ことと「感情コントロールを身に付ける」こと!!
怒って黙るのではなく、問題を整理して相手と対話しながら解決に導ける生き方を目指してみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
なんでもかんでも口に出していいわけではありません。
黙るというのも良い手段になることは多いです。
ただし、頻度が多いと相手も不満に感じてしまうのは避けられない事実です。
伝えるべきこと、自分の気持ちなどは適切に口に出して伝えられるようになりましょう。
黙っていても、結局は解決しないのですから。
たくさん会話をして、色々な人との関係をより深めていってください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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