代表カウンセラーの遠藤まなみです。
あなたの周りに本能で生きている人はいますか?
またはあなたが、本能で生きている人ではありませんか?
我がカウンセリングルームにも、
- 「妻が家事をサボる。理由を聞くと気分次第だからと…。何を考えているのかわからない。」
- 「部下が仕事をしてくれない。やる気にならないらしい。」
- 「部下がやる気がでないと言って、スケジュール通りに動いてくれない。ストレスでしかない。」
という相談が多数あります。
そこで今回は、本能で生きている人について書かせていただきます。
あなたが、本能で生きている人だったり、周りに本能で生きている人がいたりする場合は、セルフカウンセリングしながら読み進めていただくことをオススメします。

たしかに世の中には「直感100%、理性ゼロ」「未来より目の前のチョコ」「我慢ってストレスじゃん?」といったイメージの強い「本能で生きている人」って男女を問わず沢山いるよね。もちろん人間には本能で行動する状況や場面もあると思うけど、中には日々の生活のほとんどを本能の赴くままに行動してしまうことで、人間関係に大きな悪影響を出してしまっているケースも多いみたい。そんな「本能で生きている人」の心の奥には、いったいどんな心理が隠されているのかな?「本能で生きている自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「本能で生きている人」に共通する「9つの特徴」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「本能で生きている人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分は本能で生きている方だ(感じたままに動いたほうが精神的に楽、思考より本能を重視、衝動買いをすることが多い、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、本能で生きている人がいる(一緒に計画しても必ず振り回される、ドタキャン多くて約束はできない、悪い人じゃないけど大人としてどうだろう、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではまなみ先生よろしくお願いします!
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「楽しければすべてOK思考」「脳内ドーパミン系快楽症候群」「人生常にノープラン哲学」!?なぜ人は「本能で生きている人」になってしまうのか!?
あなたはどうですか?ひょっとして「本能で生きている人」ではありませんか?
人間も動物である以上、食欲、睡眠欲、性欲といった基本的な本能を持っています。
これらの本能は、生命維持のために不可欠であり行動の根源的な動機となります。
例えば、お腹が空けば食べ物を探す、危険を感じれば身を守ろうとするのは本能的な反応と言えます。
しかし、人間は他の動物と異なり、高度な理性を持っています。
理性は倫理的な思考や判断を可能にし、目の前の欲求を抑制したり、長期的な視点に基づいて行動を選択したりすることを可能にします。
例えば、空気を読んで今は食事をするべきではないと判断したり、将来のために貯蓄をしたりするのは、理性の働きによるものです。
そうはいうものの、本能で生きている人もいます。
なぜ、思考を働かせずに本能で生きているのでしょうか?
その心理知りたくありませんか?
そこで今回は、本能で生きている人について深掘りしていきたいと思います。
あなたが、本能で生きている人だったり、周りに本能で生きている人がいたりする場合は、セルフチェック項目にいくつ当てはまるか確認しながら読み進めていただくことをオススメします。
「衝撃的な行動が多い」「快楽や刺激を求めやすい」「強い自己中心性がある」!?「本能で生きている人」に共通する「9つの特徴」とは!?
セルフカウンセリングで見えてくる「本能で生きている人の心理」
それでは本能で生きている人の特徴を、心理学的視点や周囲との関係の影響も含めて解説していきます。
①感情に流されやすい
本能で生きている人の特徴として、感情に流されやすいと言われています。
感情制御に関わる「前頭前野」の働きが未発達または制御が苦手な可能性があります。
「感情→思考→行動」ではなく、「感情→行動」になりやすく、いわば感情と行動のあいだにフィルターが少ないようです。
行動例として、怒りがこみ上げると、手が出たり、暴言を吐いたりします。
嬉しいことがあると、直ぐに人に言いふらしたくなります。
②衝撃的な行動が多い
本能で生きている人の特徴として、衝撃的な行動が多いと言われています。
衝動性はADHD傾向や未成熟な自己制御にも関連することがあります。
ドーパミン(快楽物質)に敏感で報酬や刺激に即反応してしまいます。
行動例として、クレジットカードで衝動買いをしてしまう。
会議中に思いついたことをいきなり発言してしまう。
気分が落ち込んだら、テレビを一日中観ている。
③我慢が苦手
本能で生きている人の特徴として、我慢が苦手だと言われています。
幼少期に
- 「我慢を教わる機会が少なかった」
- 「欲求が直ぐに満たされる環境だった」
などが影響されています。
運延満足(今の欲を我慢して後で得を取る能力)が低いようです。
行動例として、食べたいものは夜中でも買いに行ったり食べたりします。
眠くなったらその場で寝る、仕事中でもサボる。
欲しいものを「手に入れないと落ち着かない」など。
④空気を読まない(読めない)
本能で生きている人の特徴として、空気を読まない(読めない)と言われています。
共感性やメタ認知(自分を客観視する力)が低く、発達障害(ADHD)傾向を持つ人も似た特徴を示すことがありますが、「本能で生きる人」は意図的に空気を読まないこともあります。
行動例として、誰かに怒られていても、笑っている。
会話のテンポや内容を無視して自分の話をする。
⑤直感を信じやすい
本能で生きている人の特徴として、直感を信じやすいと言われています。
本能型の人は「右脳型」とも言われ、倫理的な積上げよりも感覚的な情報処理が得意です。
直感は経験に基づいた無意識の推論とも言われるため、成功する場合もあります。
行動例として、文章をよく読まずに「言葉だけ抜き取って」こんなことが書いてありましたと言う。
恋愛で「この人だ」と一目惚れしがち。
⑥快楽や刺激を求めやすい
本能で生きている人の特徴として、快楽や刺激を求めやすいと言われています。
快楽原則が強く、苦痛や退屈をさけて快楽を優先します。
たとえばスマホ(携帯)を見始めたら、途中でやめることができません。
行動例として、SNSで「いいね」をもらうことで承認欲求を満たす。
楽しくないとやる気が出ない。
ギャンブルや恋愛、過食にのめりこみやすい。
⑦理性よりも感情・欲求を優先させる
本能で生きている人の特徴として、理性よりも感情・欲求を優先させると言われています。
感情脳(偏桃体)の働きが強く、理性脳(前頭前野)の制御が間に合いません。
「本当はわかっているけどやめられない」というジレンマを抱えがちです。
行動例として、衝動的に相手を攻撃してしまい、後悔します。
やるべきことがあるとわかりながらも、快楽が優先して後で後悔する。
⑧後先をあまり考えない
本能で生きている人の特徴として、後先をあまり考えないと言われています。
将来像や長期計画を持つのが苦手で、「今この瞬間の快楽」を追い求めやすいです。
発達的には「未来の自己をイメージする力」が弱いようです。
行動例として、その場の雰囲気で大きな決断をしてしまう。
約束を破ったり、リスクのある選択を深く考えずにしてしまいます。
⑨強い自己中心性がある
本能で生きている人の特徴として、強い自己中心性があると言われています。
自分の欲求や感情が世界の中心であるという「自己基準の認知」なりがちです。
幼少期の愛着形成に問題があると、この傾向が強まることがあります。
行動例として、自分がやりたいことしかやらない。
他人の意見を軽視するか無視する。
相手の都合より、自分の「やりたい」「観たい」を優先させます。
いかがでしたか?
少しは理解できましたか?
本能で生きる人のメリットとして、
- ストレスが少ない。
- 行動力がある。
- 生命力に溢れている。
- 裏表がない。
デメリットは、
- 社会生活での摩擦。
- 計画性がない。
- 周囲への配慮不足。
などがあげられています。
本能のままに生きることは、ある意味で人間本来の自然な生き方とも言えますが、社会生活において本能で生きている人が周りにいるとストレスでしかありません。
本人はストレスがない、周りはストレスだらけという反比例になってしまいますので、トラブルが常に起きます。
本能と理性のバランスを取りながら生きていくことが、より豊かな人生を送る上で大切だと思います。
「本能で生きている自分」を卒業するにはどうすれば良い!?感情的な行動を手放し、人間関係を良くする「3つの改善方法」を徹底解説!!
「本能で生きている人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
あなたは本能で生きている人と聞いて、どのような人をイメージしますか?
- 自己中心的。
- ある意味幸せ。
- 自分には真似できない。
- 怖いもの知らず。
- ストレスでしかない。
- 性欲が強そう。
- 感情的。
- 社会不適合者。
色々なイメージがありますが、良いイメージのものはありません。
それだけ、本能で生きている人というのは周りの人から認めてもらえないということになります。
私たちは社会生活の中で生きています。
その中で一番のストレスは人間関係だと言われています。
その人間関係の中で、上記のような人が側にいると振り回されて心が疲弊してしまいます。
私たちも同じ人間です。
本能で生きたいと思うこともありますが、そこは理性を持って行動を制約したりしています。
ですから、少しは自分の行動を制御できるように、本能で生きている人を卒業してもらいたいと思います。
そこで、本能で生きている人の改善方法を書かせていただきます。
自分にあった改善方法で、本能で生きている人を卒業していただきたいと思います。
それでは、本能で生きている人の改善方法を書かせていただきます。
①「行動と記録と振り返り」を習慣にする
本能で生きている人の改善方法として、「行動と記録と振り返り」を習慣にすることが良いと言われています。
行動や感情を記録することで、自分の本格的なパターンに気づくことができます。
気づきは自己制御力を育てる第一歩です。
ノートやスマホに以下のように記録します。
<今日イラッとした場面>
上司から注意された→どう反応したか?→言い返した→結果→空気が悪くなった→後からどう思ったか?→言い過ぎたかも…など毎日振り返る。
ポイントは反省ではなく観察していくこと。
その効果、自分の「感情→行動→結果」のパターンが見えるようになり、徐々に制御できるようになります。
また、感情と行動を切り離す訓練にもなります。
②啓発セミナーに参加する
本能で生きている人の改善方法として、啓発セミナーに参加することが良いと言われています。
セミナーには、コミュニケーションセミナー、心理学セミナー、色々なセミナーがあります。
そのようなセミナーに参加し、人とコミュニケーションをとることがオススメです。
人と関わる上でのルールやマナーを学ぶだけでも理性が少しずつ養われます。
そして、色々な場面場面での人の対応を見て真似をすることも本能で生きている人にとっては成長につながると思います。
③カウンセリングを受ける
本能で生きている人の改善方法として、カウンセリングを受けることが良いと言われています。
なかなか自分で改善させることは難しく、第三者による力を借りたほうがいち早く改善させることができます。
専門のカウンセラーに相談し、「他者視点」で物事を考える訓練をしてもらいます。
本能的な人は「自分の感覚、欲求」を最優先しやすいためあえて「他人だったらどう思うか?」という視点を持つことで、行動のバランスが取れるようになります。
短期間では劇的な変化はなくても、繰り返すことで脳の回路が少しずつ変わっていきます。
【まとめ】「本能で生きている人」から「相手を思いやり理性的に行動できる人」へ!大切なことは「冷静な判断力を身につける」ことと「自制心を持つ」こと!
感情に振り回されず、相手のことを思いやる…そんな信頼される生き方、始めてみませんか?
いかがでしたか?
本能で生きている人の9個の特徴と、3個の改善方法を書かせていただきました。
参考になりましたか?
本能のままに生きることは、時に喜びであり、時に迷いでもあります。
本能のままに生きたくないのに、生きなくてはいけない(変われない)人もいます。
周りにそのような人がいたりする場合は、根気よく伝えて言ってほしいと思います。
また、本能で生きている人はそのアドバイスをきちんと聞いて少しでも成長していけるように努力してほしいと思います。
それが互いの修行だと思います。
その修行の先に明るい未来があると信じ、頑張ってほしいと思います。
また一朝一夕という言葉の通り、一朝や一晩では何も身につきません。
継続していくことに意味があります。
どうか、周りに迷惑をかけないように頑張ってほしいと思います。
このブログを通して、少しでも皆さんとその感覚を共有できたなら幸いです。
今回書いたブログ、本能で生きている人が幸せになれるキッカケになれたら嬉しいです。
あなたがこれからの人生を楽しく、人から必要だと言われるようになっていただけることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
遠藤まなみでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ

まなみ先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!あなたのお役に立てれば幸いです!良かったら「いいね」や「ツイート」などよろしくお願いします!!

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