カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに突然話を変える人はいませんか?
またはあなた自身、突然話を変える人ではありませんか?
二人でもグループでも、会話には大抵流れがあります。
食べ物の話から始まって食生活の話になり、その流れから健康面の話になるなど、違う話題になってもつながりがあることがほとんどだと思います。
しかし、なかには会話を途中でぶった切って、話題をまるっきり変えてくるような人もいます。
その頻度が多いと、会話も楽しくなくなってしまいますね。
そんな突然話を変える人には一体、どのような心理が隠れているのでしょうか?
今回は、突然話を変える人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、「で、全然関係ないんだけど〜が口癖」「脱線が本線な人」「会話にGPS欲しい相手ランキングNo.1」といったイメージのある「突然話を変える人」って老若男女を問わず沢山いるわよね。もちろん、話の流れをしっかりと理解したうえで、話を変えていくというのは自然なものだと思うけど、中にはいつも当たり前のように、話題を自分勝手にワープさせて、周囲を困惑させているようなケースも多いみたい。そんな「突然話を変える人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「突然話を変えてしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「突然話を変える人」に共通する「5つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「突然話を変える人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分は突然話を変えてしまうことがある(頭の中に話題の神が降臨してきた、話題を変えたほうが良さげな雰囲気、会話は相手の3歩先を読むことが重要、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、突然話を変える人がいる(真剣に話をしているのに茶化された気分になる、コロコロ変わるお天気のような考え方でモヤモヤする、シンプルにあまり話をしたくない残念な人、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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自分勝手?興味がない?あなたの身近にいる「突然話を変える人たち」
会話には大抵流れがあるものです。
仕事の話をしているのに突然ペットの話になることは普通ありませんし、恋愛の話をしているのに急に株価の話にはならないでしょう。
しかし、なかには突然話をガラッと変えてくる人もいます。
- A「~~~。そこのお店のパスタが美味しくて、デザートもいろんな種類があってね、、、」
- B「この後どこ行く?」
- A「え…?」
こんな状況になった経験、あなたにもあるのではないでしょうか。
当カウンセリングルームでも、突然話を変える人に関する相談は寄せられることがあります。
- 「夫が私との会話を楽しんでくれず、自分勝手に話を変える。もう話をしたくない。」
- 「親に悩み事を相談しても途中で話を遮られて、違う話をされてしまう。私のことなんてどうでもいいのかな。」
話を変えられる側は、相当ダメージが大きいようです。
突然話を変える人には一体どのような心理があるのか、以下に詳しく説明しますのでチェックしていきましょう。
「変えている自覚がない」「相手の話に興味がない」「我慢できない」!?「突然話を変える人」に共通する「5つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで分かる「突然話を変える人の心理」
それでは、突然話を変える人の心理を5つ説明していきます。
この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①変えている自覚がない
本人の中では話を変えている自覚がありません。
本人の思考の中では話はつながっていて続きのようになっていますが、その思考の過程を説明してくれていないので、周りからは突然話を変える人と思われています。
思考が独り歩きしやすい人です。
②こちらの方が大事
自分が変えた話の方が大事な話、優先度の高い話だと思っています。
そのため、申し訳なさはほとんど感じていません。
むしろ、こちらの方が大事なのだから当たり前、くらいに考えていることが多いです。
③コロコロ変わるもの
会議や打ち合わせなどでもない限り、普段の会話の話題はコロコロ変わるものだと思っています。
話の内容なんてコロコロ変わるものなのだから、別に突然変わったところでさほど問題はないと考えているのでしょう。
④我慢できない
話を変えることに申し訳なさは感じるものの、自分の話したいことや聞きたいことを相手が話し終えるまでに我慢できない人です。
話したいことで頭がいっぱいになって耐えきれず、突然話を変えてしまいます。
⑤相手の話に興味がない
相手の話す内容に興味がなく、早く話題を変えたいと思うあまり、突然話を変えてしまいます。
自分の興味のない話には参加できず、自分が知っていたり話せたりする内容でないと面白く感じません。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、まず会話には流れがあることをよく認識する必要があるでしょう。
そして、話を変えてしまう人も変えられてしまう人も、相手の表情や反応を観察しながら会話をしていきましょう。
「突然話を変えてしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?共感力と会話力を身につけ良好な人間関係を築くための「3つの改善方法」を徹底解説!!
「突然話を変える人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
それでは続いて、突然話を変えてしまう人のための改善方法を3つ説明していきます。
①集中力を上げる
人の話をきちんと聞いて反応するためには、ある程度の集中力が必要になります。
自分の興味がある話題なら楽しめたとしても、知らないことや興味のない話題もしていくのだとしたら、会話に集中しなければうまくいきません。
人の話を集中して聞く練習として、例えばラジオを聴いたり、CDやサブスクなどを利用して音声で落語を聴いたりするとよいでしょう。
意識を離さずに話を聞き続ける練習をしていくことで、会話での集中力も向上していくことでしょう。
②傾聴を学ぶ
人の話をただ“聞く”のではなく、相手に寄り添い相手の立場に立って共感しながら話を“聴く”トレーニングが必要です。
傾聴を学び活かすことで、相手は会話で大きな満足感を得られます。
また、傾聴ができるようになれば勝手に話を変えるような行動も減っていきます。
コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりするとよいでしょう。
③カウンセリングを受ける
突然話を変えてしまう自覚があったり、周りから指摘された経験があったりする人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるとよいでしょう。
なぜ突然話を変えてしまうのか、そこには何かしらの心理が隠れているはずです。
カウンセラーがその心理をカウンセリングの中で探っていってくれます。
例えば、
- 強すぎる承認欲求や自己顕示欲。
- 自己肯定感の低さ。
- 人間関係でのトラウマ。
- インナーチャイルド。
- ストレス耐性の低さ。
- 心の病。
など、色々と考えられます。
これらは、自分の力で解決しようとしてもなかなか難しい部分です。
カウンセリングを受けながらカウンセラーと一緒に問題に向き合い改善していった方が、かかるストレスが少なく済み効率も良いです。
また、突然話を変えてしまうところだけでなく、人間関係でのトラブルや生きづらさなど、他の悩みもカウンセリングの中で相談ができるので、日々の生活に安心が増すことでしょう。
一人で悩まず、専門家の力を借りてみてください。
【まとめ】「突然話を変える人」から「一緒にいて楽しい聞き上手な人」へ!大切なことは「コミュニケーションスキルを磨く」ことと「相手の価値観をリスペクトする」こと!
話の流れを大切にし、決して自分のペースを押しつけない…そんな生き方をしてみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
人の話をきちんと聞き、それに対しての良い反応ができるかどうか、それによって周りからの印象は大きく変わります。
人の話を聞けない人は、信用・信頼を得るのが難しいです。
相手が満足してくれるように、自分勝手にならず寄り添った会話を目指しましょう。
それを意識していけば、人間関係は必ず良い方向へ進んでいきます。
突然話を変える人を卒業して、話していて楽しい人、安心する人になっていってください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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