カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに先走る人はいませんか?
またはあなた自身、先走ってしまう人ではありませんか?
先走ってしまう人は、行動力があって頼りになる場面がありますが、ミスが多かったり周りを巻き込んだりして、色々と大変な面もあります。
先走ってしまう人が身近にいるために、大変な思いをしたり不快になったりした経験のある人もいるのではないでしょうか。
先走ってしまう人はおそらく故意にそうしているわけではないので憎めないという人が多いですが、本人たちは一体どのような心理を持っているのでしょうか。
気になりませんか?
そこで今回は、先走る人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、「黙って待ってるのが無理」「自分がやらなきゃ進まない」「見切り発車のプロフェッショナル」といったイメージの強い「先走る人」って男女を問わず沢山いるわよね。もちろん、瞬間的なひらめきや素早い行動力というのは、人としてとても素晴らしい才能だと思うけど、中にはものごとを理解していないまま動いてしまうことで、間違った方向に進んでしまい、結果として人間関係を悪化させているケースも多いみたい。そんな「先走る人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「先走ってしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「先走る人」に共通する「4つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「先走る人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分は先走ってしまう方だ(先読みは得意だと思っている、ミスを恐れるより先に進みたい、自分が動けばうまくいくはず、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、先走る人がいる(すべての動きが迷惑千万、非常にやる気のある無能、頼むから落ち着いて行動して欲しい、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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憎めないけれど疲れる、先走る人。あなたは「先走る人」ではありませんか?
大概の先走る人は、一生懸命で真面目、テキパキと動くなどの良い面があります。
そういった面は周りから評価されやすく、信頼されることが多いです。
ただ、仕事が雑だったりミスが多かったり、周りを巻き込んでしまったりするようなところもあるので、そういった面で困っている人もいるでしょう。
ですから、信頼は得られても、信用はされづらいのです。
当カウンセリングルームにも、先走る人に関する相談が寄せられることはあります。
- 「部下にいつも先走ってしまう人がいる。落ち着いてといってもミスが多く、勝手な行動が目立つ。悪い子ではないからこそ、対応に困っている。」
- 「私の親はいつも先走って行動するせいで、周りがいつも尻拭いをさせられている。私のためにしてくれている行動も、実は迷惑だったり勘違いだったりして疲れてしまう。」
など、先走ってしまう人が周りにいる人は、結構大変な思いをしているようです。
以下に先走る人の心理について、詳しく説明しますのでチェックしていきましょう。
「早く終わらせたい」「思い込みが強い」「自分でなんとかしたい」!?「先走る人」に共通する「4つの心理」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「先走る人の心理」
それでは、先走る人の心理を4つ説明していきます。
この4つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①早く終わらせたい
テキパキと行動するのが好きで、色々と早く終わらせたいと考えています。
仕事は早いのですが、その分確認が疎かになったり雑になったりして周りに迷惑がかかります。
せっかちな性格で、無駄と思える時間を過ごすのを嫌います。
早く終わらせたという達成感を味わいたいという自己満足も影響しています。
②責任感が強い
人一倍責任感の強い性格で、自分が頑張らなくちゃと思っています。
期待に応えたいとか、周りに迷惑をかけたくないなどと思うあまり、独りよがりになって先走って突っ走ってしまいます。
素直な性格で、完璧主義的なところがあります。
集中すると周りが見えなくなってしまいます。
③思い込みが強い
とても思い込みが強い人です。
自分がこうだと思ったら人に相談せずに、もしくは相談しても、自分のやり方や思いで進めてしまいます。
“こうあるべきだ”“きっとこうだろう”といった思い込みで進めてしまうので、途中で修正がなかなかききません。
人の話を聞くのが苦手な、我の強い人です。
④自分でなんとかしたい
何でも自分でなんとかしたい、他人を頼りにしたくないと思っている人です。
人からの期待に応えたいという思いや、自分だけで成功して達成感を味わいたいという思い、自分の力を周りに示したいという思いなどがあります。
承認欲求が強いゆえに、自己顕示欲も強い傾向があります。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、一人で頑張ってしまうことで結果的に周りに迷惑がかかる可能性があるということを頭に入れておきましょう。
仕事も家庭もチームワークです。
協力しながら行動することが大切であるケースが多いです。
「先走ってしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?待つ力と成熟した判断力を身につけ、円滑な信頼関係を築く「4つの改善方法」を徹底解説!!
「先走る人」にチャレンジして欲しい「4つの改善方法」とは?
それでは続いて、先走ってしまう人のための改善方法を4つ説明していきます。
①人の話をよく聞く
先走ってしまうクセのある人は、人の話をよく聞く習慣を身につけましょう。
先走ってしまう人は、落ち着いて人の話を聞くことのできない人が多いです。
一見聞いているように思えても、聞いている途中で自分の思い込みが入ってきたり否定的に聞いていたりすることがあります。
“傾聴”スキルを学び、人の話を聞ける人になりましょう。
傾聴を学ぶためには、コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりするのがおすすめです。
②協調性を意識する
先走ってしまうクセのある人は、単独で行動しやすくチームで行動する意識の欠けている人が多いです。
協調性を意識しチームの輪、雰囲気を壊さないように行動する習慣を身につけましょう。
協調性を磨くためには、グループで行動するようなサークルに加入してみたり、コミュニケーションセミナーなどに参加したりするとよいでしょう。
③振り返る習慣
日頃から途中経過で振り返る習慣をつけましょう。
振り返らず見直しせず突っ走ってしまうと後々面倒なことになる場合が多いです。
ちょこちょこ修正を加えたりミスがないか確認したり、周りの人に確認してもらったりしてください。
過信はくれぐれも禁物です。
独りよがりにならないように気をつけましょう。
④カウンセリングを受ける
突っ走ってしまう自覚があったり、周りから指摘された経験があったりする人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。
先走ってしまう理由は何であるのか、心の底にある問題をカウンセラーがカウンセリングの中で探っていってくれます。
問題は人により様々です。
例えば、
- 強すぎる劣等感。
- 承認欲求や自己顕示欲。
- 自己愛。
- 根拠のない過信。
- 人間関係でのトラウマ。
- インナーチャイルド。
- 認知の歪み。
- 心の病。
- 発達障害。
など。
自分自身で見つけ出し改善するのは難しいことですが、カウンセリングを受けることでストレスが少なく、効率的に改善していくことができます。
カウンセリングでは先走ってしまうクセだけでなく、その他の様々な相談にも乗ってもらえるので、人間関係の問題や生きづらさも改善していくことができるでしょう。
【まとめ】「先走る人」から「冷静な判断で動ける人」へ!大切なのは「今の自分を受け入れ改善する」ことと「伝え方、聞き方スキルを身につける」こと!
相手の話を最後まで聞き、確認し、状況を見極めて動ける人を目指しませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
先走ってしまう人は、頑張り屋さんな人が多いです。
ただし、先走ってしまうせいで人に迷惑がかかることが多いのも自覚しなければいけませんし、改善が必要です。
周りの人たちも始めのうちは許してくれるかもしれませんが、毎度となると疲弊して付き合ってくれなくなります。
人からの信用を獲得するために、先走ってしまうクセを改善し、人と歩調を合わせ冷静に物事をこなせる人になっていけるといいですね。
仕事も家庭も協調性を持って、上手に関係を築いていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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