
カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに人から頼られたくない人はいませんか?
またはあなた自身、人から頼られたくない人ではありませんか?
人から頼られること、それを喜びに感じる人は多いと思います。
誰かの力になれること、役に立つことは承認欲求が満たされるので、心地がいいものです。
ところが、なかには人から頼りにされるのが苦手だったり嫌いだったりする人がいます。
人は一人では生きていけませんから助け合いが必要ですが、それを拒もうとするのです。
面倒なのか余裕がないのか、そんな人から頼られたくない人の心理、知りたくありませんか?
今回は、人から頼られたくない人の心理や改善方法についてお話ししていきます。
サクラ♀たしかに世の中には、「困っていても呼ばないでオーラ発動中」「責任という言葉にアレルギー反応」「やれるけど断る」といった考え方を持っている「人から頼られたくない人」って男女を問わず沢山いるわよね。もちろん人は、自分で自立かつ責任を持って、日々を生きてくことが大切だけど、お互いが協力することも同じくらい大切。ところが中には、誰かから頼られることを極端に嫌い、人と無意味な関わりを持ちたくないと考えているようなケースも多いみたい。そんな「人から頼られたくない人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「人から頼られたくない自分」を卒業するにはどうすれば良いのかな?
コタロウ♂今回は「人から頼られたくない人」に共通する「4つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「人から頼られたくない人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分は人から頼られたくない方だ(自分のことで精一杯、自分のことは自分でやるべき、他人の問題に巻き込まれるのは御免、共感しすぎて疲弊したくない、今の自分をなんとか上手に改善したい)」という人や、「身近に、人から頼られたくない人がいる(言っていることは理解できるが冷たい印象でしかない、協力することの重要性を理解していない、頼れない雰囲気が強すぎて相談しても無駄、自立しているようだが壁を感じる、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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頼りにしないでほしい!?人の力になりたくない人たち
人の関係は持ちつ持たれつ、助け合い協力し合うのが基本です。
それはどんな社会においても。職場でも家庭でも友人でも、頼ったり頼られたりするものです。
時には頼られたことの負担が大きくて苦しんだり、頼られたものの力になれなくて歯がゆさを感じたりすることもあるかもしれませんが、本来人は頼りにされることが好きです。
ただ、なかには人から頼りにされたくないと考える人もいます。
当カウンセリングルームにも、人から頼られたくない人に関する相談が寄せられることはあります。
- 「同僚に頼みごとをしたくてもいつも断られる。少しくらい協力してくれてもいいはずなのに、私のことが嫌いだからでしょうか。」
- 「私の父親は頼りにされることをとても嫌がります。面倒だからなのか、責任逃れしたいのか、父のことがよくわかりません。」
人から頼られたくない人との関係で悩んでいる人は多いようです。
人から頼られたくない人にはどのような心理があるのか、以下に詳しく説明しますのでチェックしていきましょう。
「自分のことで精いっぱい」「責任を負いたくない」「損した気分になる」!?「人から頼られたくない人」に共通する「4つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで見えてくる「人から頼られたくない人の心理」を自己分析してみよう!!
それでは、人から頼られたくない人の心理を4つ説明していきます。
この4つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①自分のことで精いっぱい
他人のことに気を配る余裕がなく、現状自分のことで精いっぱいになっている人です。
時間や体力が限界に近く、人を助けるどころか、むしろ自分の方が助けてもらいたいと思っています。
②責任を負いたくない
人から頼られることで、余分な責任は負いたくないと思っています。
責任感がなく、背負う責任は可能な限り少なくしたいと思っています。
面倒くさがりだったり、後で自分のせいにされるのが嫌だったりするからです。
③個人プレーが好き
チームプレーよりも個人プレーを好む人です。
頼るのも頼られるのも好みません。
一人で行動したり成果を上げたりするのが好きです。
プライドが高く、人を信用していないところが目立ちます。
④損した気分になる
頼られたり甘えられたりすると、損した気分になってしまいます。
自分自身は人に頼るのが苦手だったり、無自覚で頼っていたりするので、頼られると“自分ばっかり”と損、不公平な気持ちを感じます。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、人から頼られるのは喜ばしいことだと知りましょう。
そして、「情けは人の為ならず」ということわざがあるように、巡り巡って自分のもとに返ってくるものだと考えて、どんどん人に力になっていってください。
「人から頼られたくない自分」を卒業するにはどうすれば良い?人間関係の適度な距離感を身につけ、頼られることを自然に受け止められるようになるための「3つの改善方法」を徹底解説!!
「人から頼られたくない人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
それでは続いて、人から頼られたくない人のための改善方法を3つ説明していきます。
①少しずつ頼ってみる
人から頼られたくないと思ってしまう人は、頼る・頼られるのやりとりが苦手である場合が多いです。
そのため、まずは自分が他人に頼る練習から始めるとよいでしょう。
また、頼み方や感謝の仕方もきちんと学ぶことで、自分が頼られた時にもあまり負担を感じなくなります。
コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりすることをおすすめします。
②与える喜びを知る
人に何かを与えてあげられることの幸せに気づけるようになりましょう。
与えてもらうことはもちろん幸せですが、承認欲求を満たしたり自己肯定感を上げたりするには、自ら他人に与えることの喜びを知る必要があります。
やってあげられて幸せという感覚を得られるように、与える喜びを知っていきましょう。
心理学セミナーなどに参加することをおすすめします。
③カウンセリングを受ける
人から頼られたくないという自覚があったり、周りから指摘された経験があったりする人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。
あなたが人から頼られたくないと思う本当の理由は一体何なのか、心の奥底にある問題をカウンセラーがカウンセリングの中で探り、見つけ出してくれます。
人から頼られたくない原因には、理由が色々と考えられます。
例えば、
- 自己肯定感の低さ。
- 自己卑下。
- 自己無価値観。
- 強すぎる自己愛。
- 劣等感。
- 共感力の欠如。
- インナーチャイルド。
- 人間関係でのトラウマ。
- コミュニケーションスキルの低さ。
- 心身の疲労。
- 発達障害。
などが考えられます。
これらの中から自分の原因を見つけ出し、改善していくのはとても困難です。
カウンセリングを受けることで、あなたに合った方法で効率的に改善をしていくことができます。
改善にあたって感じるストレスも少なく済むでしょう。
また、カウンセリングを受けることで人から頼られたくない思考だけでなく、そのほかの様々な悩みにもカウンセラーは相談に乗ってくれるので、人間関係が改善したり生きづらさが解消されたりしていきます。
【まとめ】「人から頼られたくない人」から「心から人に寄り添える人」へ!大切なのは「自分の成長と捉える」ことと「断る勇気も兼ね備える」こと!!
頼られることはあなたの魅力!健康的な対人距離感を持つ成熟した人を目指しませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
人から頼られることは、本来喜ばしいことです。
誰かの力になれることは、その人の人生に携わることができたということなのです。
頼ったり頼られたりしながら、良好な人間関係を築いていき、生きやすさも手に入れていってもらいたいです。
自分も周りにいる人も、大切にしながら生きていけるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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