不安神経症に陥っている女性

 

代表カウンセラーの遠藤まなみです。

▶ 遠藤まなみのプロフィール

 

あなたは、もしかして「心配しすぎや不安な気持ちは気持ちの持ちようだ」と考えて自分を奮い立たせていませんか?

 

もちろん、不安な気持ちも自分に備わった能力です。

しかし、その能力も会社や家庭のストレスの影響下にさらされると、心のバランスが崩れて必要以上に不安が出続けてしまいます。

 

我がカウンセリング事務所でもこのような相談件数が増えていて、カウンセリングを受けているクライアント様も多くなっています。

そこで今回は不安神経症のことについて書かせていただきます。

 

 

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不安神経症の発症してしまい、カウンセリングを受ける人が急増しているみたいだけど、心のバランスをきちんとコントロールしていくにはどんな方法があるのかな?

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今回は不安神経症の原因や症状、なりやすい性格、その他セルフカウンセリングで「心のバランス度」もチェックできるから、気になる人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではまなみ先生よろしくお願いします!


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ではここから「不安神経症の原因」「不安神経症になりやすい人の性格」「不安神経症の症状」の3つを紹介していきます。

 

〇不安神経症の原因

 

神経不安症の原因は完全には解明されていませんが、発症には環境的な要因、遺伝的な要因、脳の機能的な要因が複雑に関与すると考えられています。

脳科学的には前帯状回、交感神経系、大脳基底核の過活動、大脳辺縁系の機能異常が原因として考えられています。

 

 

〇不安神経症になりやすい人の性格

 

不安神経症になりやすい人の性格には、主に以下の例があげられます。

  • 内向的な性格である。
  • 理知的な性格である。
  • 過敏症的な性格である。
  • 執着心が強い。
  • 感受性が強い。
  • 欲望が強い。

〇不安神経症の症状

 

不安障害というのは本来の感情とは別に、理由に不釣り合いな不安や恐怖がつきまとい続けてしまう状態をいいます。

その症状が継続すると、外出ができなくなったり仕事ができなくなってしまいます。

 

その結果、日常生活や社会生活が制限されてしまい、症状のために人間関係がぎくしゃくしたり、自宅から出られなくなることもあります。

 

治療がおそくなってしまうことにより症状が悪化してしまい社会的・日常的な損失が大きくなってしまいます。

 

 

イライラすることが多くなっていませんか?「不安神経症セルフカウンセリング」であなたの「心のバランス度」をチェック!!

 

ではこれから不安神経症のセルフカウンセリングをして、「心のバランス度」をチェックをしてみましょう。

当てはまる項目が多いようでしたら精神科や心療内科、専門家のカウンセリングを受けるなどした処置を取る方がよいかもしれません。

 

不安神経症セルフカウンセリング-20

  • 1~20の問題にYESかNOでお答えください。
  • YESの数をカウントしてその数を覚えておいて下さい。
毎日のように心配や緊張・不安を感じて悩んでいる。
怖くて電話にでることができない。
恥ずかしい思いをするかもしれないという状況に強い不安や恐怖を感じる。
人前に出たり人と話をしたり人と食事をしたりすると不安や緊張する。
人前で字を書こうとすると手が震える。
電車に乗ることに抵抗がある。
人に注目をあびないようにこそこそしてしまう。
不安や恐怖を感じる場所や状況を避けようとしてしまう。
不安な気持ちが強くなり、仕事や学校生活や家庭生活が思うように過ごせない。
イライラすることが多くなった。
気持ちを集中させることができなくなった。
神経が敏感になった気がする。
漠然とした不安がある。
緊張が続いている。
その内容が不合理だとわかっていても頭から追い払うことができない。
肩や筋肉のコリがある。
吐き気が出てきて動悸がする。
胸や腹部に違和感が出てくる。
のどに何か詰まった感じがある。
息が吸いづらい、吐きづらい。

 

セルフカウンセリングの結果はいかがでしたか?

 

「YESの数が2個以下」ならまず問題はありませんので安心してください。

「YESの数が3個以上」あった場合は不安神経症の疑いがあります。

 

本来、不安や恐怖といった感情は自分を危険から守るために本能的に備わった能力であり、そのために日常生活に大きく支障をきたすことは少ないと思います。

しかし不安障害によって感情のバランスが崩れてしまうと仕事ができなくなったり家事ができなくなって自宅から出れなくなってしまいます。

 

具体的に障害の種類は、

〇社会不安障害
人から主目を浴びるかもしれない状況で失敗するかもしれない・批判されるかもしれないと恐れることです。会議・朝礼での発表、上司との会話、人前での食事など。
〇全般性不安障害
すべてのことに不安や恐怖を感じ生活に支障がでる家からでるのがおっくう、眠れないなど。
〇限局性恐怖症
特定の状況下になると過剰に恐怖を感じる狭い場所・電車や車など 高所や美容院。歯医者など。
〇強迫性障害
一度頭に浮かんでしまうと払いのけられない考え(強迫観念)や行為(強迫行為)手洗い・誰かに危害を加えたかもしれない不安、スイッチや鍵などの確認行為。
〇パニック症
過呼吸や動機などの発作を急激に招くもの息切れ・動機・過呼吸・めまい・発汗など。

 

このような状況下で不安障害の方が日々受けるストレスや恐怖・不安は甚大なものであるにもかかわらず、なかなか周りの人たちに気付いてもらえないのが現状です。

 

 

不安神経症の改善に必要なものとは!?おすすめは「薬物治療+カウンセリング」で安定的な「心のバランスコントロール」を!!

 

では、不安神経症を改善していくにはどうしたら良いのでしょうか?

それには不安や恐怖などの、自分の身を守るために本来備わっている「感情のバランスを」取りもどすことが必要になります。

 

まずは、不安障害の原因となっている過激なストレスや心のバランスの乱れを整えながら、日常生活を送るための不安症状や強迫行為のコントロールを図っていきます。

例として精神科や心療内科に行き、薬物治療やカウンセリングを受ける、などがあげられます。

 

薬物治療だけでなく、カウンセリングが何故よいのかというと、「不安や恐怖・強迫観念」などの「感情を増幅させやすい癖」や、特定の行為に対する「不適切な感情の結びつけ」など、クライアントの特性や症状に応じて、カウンセラーがカウンセリング方法をチョイスし、カウンセリングという対話を通して感情のコントロールと日常生活の回復を促していくからです。(認知行動療法)

 

現代に生きていく上で、ストレスを溜めないで生活することは本当に難しいと思います。

ですから、誰にでも起こりうる病気です。

 

一人で悩まず専門家に相談することが治療の第一歩だと思います。

人と会いたくない場合は、電話カウンセリングをやっている場所をみつけ相談するのもよいと思います。

 

自分の考え方のクセ、見方の癖、捉え方の癖を直して本来の元気なあなたに戻って下さい。

 

遠藤まなみでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ

 

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まなみ先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!

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