ギャンブル依存症で借金を背負い苦しんでいる若い女性

 

代表カウンセラーの遠藤まなみです。

▶ 遠藤まなみのプロフィール

 

あなたはパチンコをすることがありますか?

「YES」と答えた人は週にどの位パチンコ店に行きますか?

 

パチンコは「単なる娯楽」だと思われがちで、「ギャンブルではない」と思っている方が非常に多いです。

 

我がカウンセリング事務所でも「パチンコにはまりやめられない」「借金で破産するしかない」どうしたら良いかという悩みでカウンセリングを受ける方が増えています。

もちろん、本人の場合もありますし、家族からの相談もあります。

 

そこで今回は「パチンコはギャンブル依存症」であるということを書いていきたいと思います。

 

 

ルーク♂ルーク♂

最近はパチンコをする人が減ってきたとは言われているけど、パチンコ依存症やギャンブル依存症の人は増えているみたい。厚生労働省の調査では、パチンコ依存症やギャンブル依存症の疑いのある人は320万人もいるという報告がされているみたいだね。

シェリ♀シェリ♀

ストレス発散のちょっとした遊び程度ならまだしも、依存症になってしまっては日常生活や社会生活にも大きな影響が出てしまうわね。気になる人には、今回の「パチンコ依存症度-セルフカウンセリング」もぜひ参考にして欲しいわね。それではまなみ先生よろしくお願いします!


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「パチンコがどうしてもやめられない…」日常生活や社会生活を脅(おびや)かす「ギャンブル依存症」とは!?

 

ギャンブル依存症とは、パチンコや麻雀などにのめり込むことで日常生活や社会生活に支障があらわれ、それでもなお、やめることができない状態を指します。

 

具体的には、パチンコであればパチンコを打つために給料を全部使ってしまう人や、大学の授業をさぼってパチンコを打ち単位を落とし留年、もしくは中退する大学生などが「パチンコにのめり込み日常生活に支障をきたしている状態」です。

 

ギャンブル依存症とはWHOでも病気として正式に認められていますし、専門(ギャンブル障害)の病院もあります。

 

 

あなたは「パチンコ好き」の「ギャンブル依存症」かも!?セルフカウンセリングで「パチンコ依存症度」をチェック!!

 

パチンコがギャンブルではないといわれる理由は「違法性阻却事由(いほうせいそきゃくじゆう)」という法律に絡んだ内容から生じでいます。

パチンコは風営法の規制範囲であれば、刑法の賭博罪に当てはまらないとされています。

 

しかし実態としては、パチンコ依存がギャンブル依存症という病気に該当するのも事実です。

法律上はグレーであっても、病気の1つであるということに変わりはないということは覚えておきましょう。

 

それでは、あなたもパチンコ依存症かどうかセルフカウンセリングしてみて下さい。

 

パチンコ依存症-セルフカウンセリングチェック20

  • 当てはまる項目に「YES」をつけて下さい。
  • 該当した「YES」の数をカウントしてください。
  • 最終的に「YES」の数が問題になります。
興奮を得たいために賭け金額を増やしてパチンコをする。
パチンコをするのを中断したり中止したりするとイライラしたり落ち着かない。
パチンコをすることを制限しよう、減らそう、やめようとしたが失敗した。
パチンコをすることに心が奪われている。
過去のパチンコ体験を思い出しパチンコ資金の工面をいつも考えている。
気分がよくない時にパチンコをすることが多い。
パチンコをするためのウソをつく。
パチンコによって重要な人間関係や仕事を失ったことがある。
パチンコによって経済状態が悪くなり人に借金の申し入れをしたことがある。
パチンコをするために仕事を休んだことがある。
仕事中もパチンコのことばかり考えている。
パチンコ台に座ると財布の中身がなくなるまで使ってしまう。
負けても次に勝てると思い込んでしまう。
出た時の興奮状態が忘れられない。
出た時の音が頭から離れられない。
少しでも時間があるとパチンコ店に行く。
パチンコ店にいると安心する。
パチンコに勝つと自分はうまいと思い込んでしまう。
パチンコ店の会員証を持っている。
いつもどの位出ているか調査している。

 

さて、パチンコ依存症セルフカウンセリングの結果はいかがでしたか?

 

YESの数が2個以下の場合は、パチンコ依存症の問題はないと考えて良いでしょう。

YESの数が3個以上あればパチンコ依存症かもしれません。

 

その場合にはいち早く、そのパチンコ依存症から脱出しなくてはいけません。

もしかして、取り返しのつかない状況になっているあなたもいるかもしれません。

 

そんな時は精神科や心療内科に相談する、もしくは専門のカウンセラーから依存症カウンセリングを受けるのも一つかと思います。

 

 

パチンコ依存症の治療法や克服方法は!?ポイントは「根本的問題を見つける」ことと「周りのサポートに頼る」!!

 

パチンコ依存症の方には、依存体質やうつ病など精神疾患やADHD等の発達障害、もしくは、アダルトチルドレンだったりインナーチャイルドだったりの問題を抱えている可能性があります。

またパチンコ依存症になることで、複合的に精神疾患を患う可能性もあります。

 

精神科や心療内科で薬物療法を行うことや、依存専門のカウンセラーに相談し精神療法(認知行動療法-カウンセリング)をすることで依存から抜け出すことができます。

「やめたいけどやめられない」辛さを本音で話し、どうしたらそこから脱出ができるかをアドバイスしてもらい自立していきます。

 

そして再発防止を心がけなくてはいけません。

 

依存症の治療は継続を続けることが大切なので一人では治すことができません。

誰かに助けてもらいながら依存から立ち直っていきます。

 

依存症を克服するには周りのサポートがとても大事になります。

元から依存体質であるために、そこから抜け出せたとしても他に依存する可能性があります。

 

依存症は「心の病」です。

早くに治さないと二次災害が起きる場合があります。

当事者だけではなく家族の中にパチンコ依存の人がいたらいち早く治療することをオススメします。

 

自分の遊べる範囲で、楽しくストレス発散のためにできるパチンコであればパチンコ店に通うのもありかもしれませんが、くれぐれも冷静な判断を忘れずに遊んで下さい。

 

遠藤まなみでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ

 

ルーク♂ルーク♂

まなみ先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!

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