心の扉メンタルカウンセリング横浜、カウンセラーの杉本もゆるです。

▶ 杉本もゆるのプロフィール

 

うつ病を始めとし、近年では様々な心の病気の認知度が上がってきました。

以前より通いやすくなった精神科や心療内科に加え、心のケアを目的とするカウンセリングルームも増えています。

 

ただ、「心の病気」というと、大人がなるものと無意識に思いがちですが、

実は子どもも大人も悩まされる心の病気があるのです。

それは、ADHD(注意欠如・多動症)

 

子どもの頃は症状のために学校でうまく馴染むことができず、大人になってからは症状のせいで仕事が思うようにいかない。

年齢関係なく、この病気で悩む人が多いのです。

 

今回はこのADHDについて、深くお話ししていきます。

 

 

コハク♀コハク♀

ADHD(発達障害)の子どもは年齢や発達に不釣合いな行動が多く、自分で工夫や努力をしていてもなかなか状況が改善できなくて悩んでいるケースが多いみたいね。

リク♂リク♂

ADHDは子どもだけでなく、大人にも多く発症しているから、自分の言動や行動が気になっている人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!

 

ADHDとは!?実は子どもにも大人にも潜んでいる可能性がある「発達障害」!!

 

ADHDとは日本語で言うと、「注意欠如・多動症」という発達障害です。

アメリカの精神医学会が作成している「DSM」という精神疾患の診断・統計マニュアルの第4版までは、注意欠陥多動性障害と呼ばれていましたが、2013年のDSMの第五版の出版に伴い、病名が変更されました。

 

ADHDの子どもの症状が目立つようになる時期は、だいたい小学校に入学する頃や入学後です。

 

主な症状は大きく3つあります。

1. 多動性
じっと座っていることが苦手で、落ち着きがなく、対人関係をうまく築くことができないため、けんかが多い傾向にある。座っていてもずっと体を動かしていたり、爪や鉛筆を噛んだりなどの行為が目立つ。
2. 注意欠如
興味の無いものに対して集中力が続かず、ボーっとしていることも多い。周囲の音や刺激に異常に敏感で注意散漫になりやすい。注意されてもおしゃべりを続けてしまうなどがあり、人の話を上手に聞くことができない。また、忘れ物やミスが多い。
3. 衝動性
衝動的な反応に対して抑えることができず、突発的に思える行動をとったり、順番が待てなかったりして、他人を妨害してしまう。思いついたことはなんでもしたくなってしまうため、危険な場所で遊んだり、禁止されていることをしてしまったりする。

 

上記の症状3つは全てみられるとは限らず、どれか一つが優勢であったり、二つが目立ったり、といったようなパターンもあります。

 

これらの症状は小学校に入学し、集団性や落ち着きを求められた際に、他の子どもたちと比べて顕著に出るため、その頃にADHDだと発覚しやすいのです。

また、発症は男子が女子と比べて圧倒的に多いといわれています。

 

ADHDは発達障害のひとつですが、他の発達障害、例えばアスペルガー症候群や限局性学習障害などと一緒に併発する可能性があるのも特徴です。

 

 

ADHD発症の原因は脳が関係している!?治る可能性は「○○%」!!

ADHDの発症の原因は、現在の研究ではまだ明らかでないところが多くあります。

ただ、先天性の病気であり、脳が関係していることはわかっています。

 

一説では、脳の一部である前頭葉の発達不全が原因だといわれています。

最も有力な説は、脳障害、遺伝、社会、アレルギーなどの様々な原因によって生ずるという説です。

 

原因は一つだけではないのかもしれません。

子どもの頃にはこのADHDの症状が強く目立っていたとしても、大人になるにつれて症状は落ち着いてくるのがほとんどです。

 

ADHDがあっても大人になってからほとんど症状が目立たなくなった、というパターンはよくあることです。

ADHDの子どもの育成者は将来を悲観せずに希望を持ちましょう。

 

大人になってからは、手足に落ち着きがなかったり、指先で身近にある物をもてあそんだり、というような細かい行動に変わっていくことが多く、見た目ではさほど気づきません。

ただ、どうしても残りやすい症状には、集中力が続かない、音や刺激に敏感に反応する、注意力が足らず忘れ物やミスが多い、などが挙げられます。

 

子どもの頃よりはほとんどの場合、症状は日常生活が難なく送れる程度に落ち着きます。

自分自身がADHDであることに気づかない人も多くいます。

 

ただし、先天性の脳の病気であるため、残念ながらADHDに完治はありません

症状が落ち着くか、もしくはその症状とうまく付き合っていくほかないのです。

 

 

「忘れ物が多い」「仕事のミスが目立つ」ならひょっとして「ADHD」かも!?大人になってからADHDで困ることは?

 

発達障害の認知度が上がってきた昨今、大人になってから自分がADHDであることに気づく人もいます。

なぜ気づくのかというと、それは多くが社会人になって、仕事がうまくできないという壁にぶつかるためです。

 

他の人と比べて、仕事のミスが目立ったり、忘れ物が多かったりして上司からいつも叱られる。

集中力が続かないため、仕事がはかどらず、いつも時間内に終わらない。

などから悩み始め、原因を探っていくとADHDだったという流れです。

 

ADHDの症状のために仕事がうまい具合に進まず悩んでいる、という相談も当カウンセリングルームで多くいただきます。

それだけ珍しい病気ではないということです。

 

本人が自分なりに、いくら気をつけようとしても、ふと気づけばボーっとしてしまっていたり、違うことをしてしまっていたり、注意力が散漫になってしまったりするのです。

 

 

ADHDは改善できるのか!?うまく付き合っていく方法とは!?

 

もし、ADHDで今の仕事に支障が出てしまっているのなら、プライドは横に追いやって周囲の人に手伝ってもらいましょう。

助け合うことは決して恥ずかしいことではありません。

 

例えば、職場の人同士で自分の持っている情報を共有しあったり、ダブルチェックをお願いしたりするなどです。

自分だけでなく、他人の目や思考を借りて仕事を効率よく、ミスも少なく工夫していきましょう。

 

最近では発達障害の認知度も上がったため、偏見を持つ人はさほどいません。

仕事で信頼できる人にADHDであることを打ち明けてみると、新たな扉が開け、仕事も予想以上にうまくいくかもしれません。

 

また、近年では医療機関に発達障害外来という診療科がある病院もあります。

そこでは適切な薬を処方してもらえたり、医師や臨床心理士によるカウンセリングを受けられたりします。

 

民間のカウンセリングでも、発達障害に詳しいカウンセラーに現状を相談すれば、どれくらい現状が深刻なのか、そして今のあなたに何ができるのか、何をしたらいいのか、と親身にあなたに合ったアドバイスをしてくれるはずです。

 

そして、コミュニケーションスキルを上達させるのも良いでしょう。

 

 

ADHDの改善にはコミュニケーション力が必須!?大切なことは「病気」ではなく「個性」と捉えること!!

 

人は誰だってミスをするものです。間違えない、叱られない人はいません。

大切なのはその後の対処法なのです。

 

職場の人間関係がうまく保てていれば、あなたがミスをしても誰かが必ずフォローしてくれるはずです。

そのためにコミュニケーションは必須なのです。

 

できれば独学ではなく、コミュニケーションの講習に参加してみたり、カウンセラーからコミュニケーションについて学んでみたりするのが良いでしょう。

なぜなら、コミュニケーションは相手があってこそ学ぶことができ、実践できるものだからです。

独学で自分一人では上達は難しいのです。

 

ADHDを持っていても、あなたの努力と希望、そして周囲のサポートがあれば、決して他の人に負けることはありません。

“病気”と捉えるのではなく、これは一つの“個性”だと受け止めてください。

この個性はあなたに特別に与えられたものなのです。

 

あなたにしかできないことが必ずあります。

未来は希望でいっぱいです。

前向きに進んでいきましょう。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

コハク♀コハク♀

もゆる先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!

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