代表カウンセラーの遠藤まなみです。
あなたの周りに「共依存カップル」はいますか?
もしくは、あなたが共依存カップルではありませんか?
我がカウンセリングルームにも「共依存カップルなので何とかしたい」という相談が数多くあります。
人はどうして相手に依存してしまうのでしょうか?
少し前に共依存親子を書かせていただきました。
※「共依存親子」に共通する「5つの特徴」とは!?
自分も共依存カップルである、周りに共依存カップルの人がいる場合は、セルフカウンセリングしながら読み進めてください。
たしかに世の中には、お互いに依存してしまっている「共依存の恋愛関係」に陥っているカップルってたくさんいるみたいだね。たとえば相手に尽くしすぎたり、過剰に束縛したり、2人だけの世界に閉じこもりがちになったりといったような特徴があって、1番の問題は「共依存の恋愛関係」だということに気が付いていないこと。また「共依存の恋愛は危険」だとも言われているみたい。そんな「共依存カップル」には、いったいどんな心理が隠されているのかな?共依存の恋愛関係を抜け出して克服するにはどうすればいいのかな?
今回は「共依存カップル」に共通する「9つの特徴」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「共依存カップルの心理」を自己分析できるから、「言われてみれば共依存カップルの気がする」という人や「自分たちは共依存カップルだとは思わない」という人にもぜひ参考にして欲しいわね。それではまなみ先生よろしくお願いします!
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お互いに「依存し合う恋愛関係」になっていませんか?
まずは、共依存カップルとはどのようなカップルのことをいうのか簡単に説明したいと思います。
共依存カップルとは、
お互いが必要以上に依存し合っている恋人同士のことをいいます。
恋人同士が愛し合うことはいいことですが、自分を犠牲にしてまで相手のために必死になってしまう人と。その相手に依存してしまう人の恋愛関係のことを言います。
男性が女性に依存する場合、女性が男性に依存する場合、同性愛の場合も共依存カップルが成立します。
お互いに依存している恋愛関係が共依存カップルと言います。
あなたは共依存カップルという言葉を耳にしたことがありますか?
共依存カップルになってしまうのには原因があるようです。
それは、幼少期の母親との関係性が大きく影響していると言われています。
子どもは母親から無条件に愛され、たくさんの愛情をもらうことで絶対的存在価値を確認することができます。
しかし、幼少期に母親から愛情をあまりかけてもらえなかったりすることで、大人になって他者に依存することで自分の存在価値を見つけようとしてしまいます。
通常であれば、お互いを尊重し合いながら築き上げる恋愛関係ですが共依存カップルの場合は、どちらかの一方がいなくなったりすると、自分の存在価値の意味がわからなくなり死を選んでしまう場合もあります。
また、二人にとって邪魔だと思う人があらわれた場合は、排除しようとしますので本当に危険と言えます。
では、なぜ共依存し合ってしまうのでしょうか?
その心理知りたくありませんか?
そこで、共依存カップルについて心理から色々と探っていきたいと思います。
もし、あなたが共依存カップルだったり、周りに共依存カップルの人がいる場合は、セルフチェック項目にいくつ当てはまるか確認しながら読み進めていただくことをオススメします。
「自分が一番」「自己犠牲が喜び」「去られる事の恐怖」!?「共依存カップル」に共通する「9つの特徴」とは!?
セルフカウンセリングで発見「共依存カップルの心理」
それでは「共依存カップル」の特徴を書いていきます。
【共依存カップルの特徴①】一番がパートナー
共依存カップルの特徴として、何があっても一番がパートナーだと言われています。
仕事をしている人ならば仕事が優先になる場合もあると思います。
その場合お互いに理解しあうのが健全な関係だと思いますが共依存カップルの場合は、何があっても一番がパートナーになります。
【共依存カップルの特徴②】明けても覚めても相手がいないとダメ
共依存カップルの特徴として、明けても覚めても相手がいないとダメだと言われています。
下手をすると相手が仕事に行くと言うと、自分と仕事のどっちが大事か?とだだをこねて相手を困らせます。
日常生活を送ることも困難になってしまいます。
【共依存カップルの特徴③】自分が一番
共依存カップルの特徴として、相手のことは考えられず自分が一番だと言われています。
相手が友達と遊びに行きたいと言っても理解できず、自分がいるのになぜ遊びに行くのかと責めてしまう。
とにかく何をするにも自分が一番でなければ気がすまないようです。
【共依存カップルの特徴④】承認欲求が強い
共依存カップルの特徴として、承認欲求が強いと言われています。
相手に必要とされていることに喜びを感じてしまいますので酷いことをされても、自分が必要なんだと喜びさえ感じてしまいます。
【共依存カップルの特徴⑤】助けたい
共依存カップルの特徴として相手を助けたいと、自分が支えになりたいと考えていると言われています。
相手の面倒をみる、世話をすることが自分の存在価値だと思い込んでいます。
無理難題を言われてもそれに応えようとしてしまいます。
【共依存カップルの特徴⑥】自己犠牲が喜び
共依存カップルの特徴として、自己犠牲をすることが自分の喜びになっていると言われています。
良く言えば世話好きになるかもしれませんが、自分を犠牲にしてまでは中々できないのが普通だと思います。
しかし、共依存カップルの場合は「自分が我慢すれば…」「自分が頑張れば…」と思ってしまいます。
【共依存カップルの特徴⑦】去られる事の恐怖
共依存カップルの特徴として、相手を失うことを極端に恐れると言われています。
いつも、自分の元から去って行ってしまうのではと不安でたまりません。
それなら、普通の恋愛関係を築けば問題ないのですが、それはできません。
【共依存カップルの特徴⑧】ある意味ポジティブ
共依存カップルの特徴として、ある意味ポジティブだと言われています。
相手に自分が絶対に必要だというような考え方をしてしまいます。
辛いこともポジティブに考えられ、相手との関係性もプラスに考えてしまいます。
【共依存カップルの特徴⑨】自信過剰
共依存カップルの特徴として、自信過剰だと言われています。
「自分が相手の支えにならなくては…」「自分が相手を変えさせる…」「自分しか相手を理解してあげられない…」など変な自信を持っているようです。
いかがでしたか?
共依存カップルの特徴9個を書かせていただきました。
あなたはチェック項目にいくつ当てはまりましたか?
共依存カップルには色々な特徴があったことがわかったと思います。
しかし、自分達は共依存カップルだとわかっている人もいますが、これを読んで、もしかしてと思った人もいたかもしれません。
恋人同士が相手に色々としてあげることは悪い事ではありません。
しかし、やりすぎは相手をダメにしてしまいます。
相手のことを大切に思うのであれば、相手のことをきちんと考えできることはしてあげてもいいですが、できないことはできないと伝えないといけません。
それを理解することが大切であり、お互いがお互いを尊重し合うカップルだと思います。
「共依存カップル」の苦痛から抜け出したい!「ひとりの自分」として自立するための「3つの改善方法」を徹底解説!!
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人間は一人では生きられません。
男性は女性を、女性は男性をパートナーとして必要とします。
一般的な恋愛の場合は、お互いを理解し合い、尊敬しながら自立した関係を構築します。
時にはパートナーを助けることも応援することもあると思いますが、自分を犠牲にしてまで、それをするかと言えばそこまではしません。
しかし、共依存カップルの場合は、お互いがお互いに依存し合うため相手に寄りかかってしまいます。
それは、健全な関係ではありません。
自分たちは大丈夫だと思っているカップルもあるかもしれません。
しかし、共依存カップルで大丈夫なわけはありません。
本格的に危険な関係になる前にいち早く、自分たちは共依存カップルだということに気づいていただきたいと思います。
そこで、共依存カップルで悩んでいる人の改善方法を書かせていただきます。
もし、自分達は共依存カップルだと感じている方は改善方法をためしてほしいと思います。
それでは、共依存カップルの改善方法を書かせていただきます。
【共依存カップルの改善方法①】自分に自信を持つ
共依存カップルの改善方法として、自分に自信をもつことが大切だと言われています。
共依存になりやすい人の多くは、全てに依存体質を持っています。
その中で、人依存が大きいようですが、自分は依存しなくても大丈夫と自信をもつことが大切になります。
少しずつ自分に自信を持つように小さな達成感と積みあけていくことをオススメします。
【共依存カップルの改善方法②】カウンセリングを受ける
共依存カップルの改善方法として、カウンセリングを受けるがあります。
共依存カップルになってしまうには、インナーチャイルドやアダルトチルドレンが関わっている場合があります。
そこを専門のカウンセラーに相談し、カウンセラーの先生にインナーチャイルドやアダルトチルドレンを外してもらうことが必要になります。
そして、認知の歪みを改善してもらうことが大切になります。
相手に依存しなくても、一人の人間として自立できるように手助けしてもらうことも方法の一つだと思います。
【共依存カップルの改善方法③】共依存カップルの本を読む
共依存カップル(共依存恋愛)本を読むがあります。
共依存カップルの怖さから改善方法まで書かれていますので、それを参考にして少しずつ相手との関係性を普通のカップルに戻していくことが大切になります。
【まとめ】「共依存カップル」を克服して「共存カップル」へ!大切なことは「もたれ合いの関係」ではなく「支え合う関係」になること!!
「相手を尊重する」ことから始めてみませんか?
いかがでしたか?
共依存カップルの9個の特徴と3個の改善方法を書かせていただきました。
参考になりましたか?
恋人同士がお互いに愛情をかけあうことは悪い事ではありません。
しかし、相手のことを尊重できなくなることが問題なのです。
お互いに尊重し合え、成長できるカップルは素晴らしいと思いますが、お互いがお互いの足を引っ張っているようでは、良い関係とは言えません。
他の人から見ればラブラブだねと言われているかもしれませんが、それはラブラブな関係ではありません。
共依存カップルは帰り道のない地獄の旅行と同じです。
楽しいと思っているのは自分だけで、本当は辛く大変な環境に置かれているということを理解してください。
共依存カップルの異常な関係をいち早く断ち切り、正常なカップルになっていただきたいと思います。
その道のりは時間がかかり大変だと思います。
しかし、今のままでは破滅の時が必ず来てしまいます。
そうならないためにも、自分に合った改善方法を見つけ出し、共依存カップルを卒業しなければいけません。
なりたくてなった訳ではない共依存カップルだと思います。
自分を責める必要はありません。
育った環境だったり、自分の性格だったり仕方ないことです。
今からでも遅くありません。
気づいたら直ぐに改善すればいいのです。
まだ間に合います。
諦めることだけはしないでください。
あなたにも本当の幸せがつかめます。
それを信じて頑張って共依存カップルを卒業してほしいと思います。
あなたがあなたらしく生きられますように願っています。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
遠藤まなみでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ
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