カウンセラーの杉本もゆるです。
突然ですが、あなたはコスプレに興味がありますか?
マンガ・アニメ大国と言われる日本では、コスプレはもはや文化としての位置づけとなりつつあり、その影響は世界にも広がっています。
また、近年ではハロウィンの仮装としてコスプレをする人たちも増えています。
何かのキャラクターに扮する人もいれば、警察官やナース、CAなど憧れの職業に扮する人もいますね。
いまやアニメゲームマンガ好きな人でなくとも、コスプレにチャレンジする時代ですが、そんなコスプレにはどのような心理が隠れているのでしょうか。
今回は、コスプレをする人の心理についてお話ししていきます。

コスプレと言っても、ハロウィンの仮装パーティーや、コミケでのアニメや漫画のキャラになりきるなど、クオリティや楽しみ方は人それぞれ色々とあるよね。たしかに近年では「コスプレをする人」が急増しているみたいだけど、そんなコスプレにはいったいどんな心理が隠されているのかな?またコスプレにはどんなメリットやデメリットがあるのかな?

今回は「コスプレをする人」に共通する「6つの心理」や「コスプレのメリット・デメリット」などが詳しく紹介されているみたいね。またセルフカウンセリングで「コスプレをする人の心理」を自己分析できるから、「コスプレが大好きな人」や「これからコスプレにチャレンジしようとしている人」にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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心理的な「満足感」が大きく関係!?
「コスチュームプレイ」、略して「コスプレ」。
コスプレを楽しむ人のことを呼ぶ、「コスプレイヤー」という言葉まででき、「コスプレ」は私たちの日常の中でもよく耳にするものとなりました。
※参考サイト「コスプレ(ウィキペディア)」
意識的にも抵抗が少なく身近なものになりつつあり、コスプレグッズは店頭でも通販でも気軽に購入できますし、ハロウィンイベントなどを通して、コスプレを体験する人々もかつてよりはるかに増加したことでしょう。
いまやコスプレ関連のビジネスは、400億円を超えるとも言われています。
コスプレの影響で、海外からも日本は注目を集め、外国人にもコスプレを楽しんでいる人がたくさんいるようです。
なぜ、これほどまでにコスプレは私たちの中に浸透し、コスプレイヤーは増加したのでしょうか。
それは、心理的な満足感が大きく関係していると思われます。
人はどんな人も、大なり小なり変身願望というものを持っています。
あの人みたいに美しくなりたい…あの人のようなかっこいい生き方をしたい…などと、誰かになりたいという、今の自分ではない他の誰かになりたいと思う願望です。
しかし、それを現実世界で実現できる人はそうそういません。
そこで、あるキャラクターになりきることで、自分ではない他の誰かに変身し、欲求を満たそうとしているのです。
コスプレで現実の自分とは異なる自分を演じることで、日頃の満たされない心が晴れていき、快感に満たされるのです。
「非現実感の体験」「自己アピール」「不満や劣等感」!?「コスプレをする人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで分析「コスプレをする人の心理」
それでは、コスプレをする人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①非現実感を味わいたい
日常生活で大きなストレスを抱えており現実に満足していないため、必死に現実から逃れようとしています。
自分と異なるキャラクターになりきることで現実の自分を遮断し、まったく違う自分として世界を楽しもうとしています。
②自分をアピールしたい
日頃は内向的な性格のため、他人に上手に自己開示することができていない人です。
しかし、本当は自分を認めてもらいたいという承認欲求が強く、自分のことをアピールしたいと思っているため、派手な格好や露出の多い衣装をまとうなどします。
③役割から解放されたい
自身の職業や家庭内での立場上などで、本当の自分をさらけ出せず息苦しさを感じている人です。
厳格な職業の人や責任を負うべき役割の人は、その役割を果たすために日頃自分を作っていますが、それに疲れコスプレで違う自分になることで、本当の自分を解放させたいと思っています。
④恥ずかしがり屋
普段はとても恥ずかしがり屋でまじめな人です。
しかし、本当は色々なことに挑戦したい気持ちがあり、コスプレをして別人になれば、恥ずかしいことも恥ずかしくなくなるため、見た目も性格も普段のその人とは想像もつかないほどの変貌をします。
コスプレをすることで、自分に自信をつけようともしています。
⑤憧れの存在に近づきたい
現実の自分に大きな不満を持っていて、劣等感の強い人です。
全体的に自分に自信がなく、大きなコンプレックスを抱えているため、コスプレをして見た目だけでなく性格すらもそのキャラクターになりたいという強い変身願望があります。
⑥注目を浴びたい
日常生活では目立つことがあまりできないため、過激なコスプレをして自己顕示欲を満たそうとしています。
承認欲求が強く、コスプレをして目立つことによる刺激を求めています。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近に当てはまる項目があった人は、気づかぬうちに自分が日常に大きな不満を持っていないか、そして自分への自信が欠けてしまっていないか、再確認してみましょう。
コスプレをすることで、ストレスを上手に発散できているのなら問題ありませんが、コスプレをした後に現実世界に引き戻され、不安感や抑うつ感が強くなる人は精神面に注意が必要です。
【まとめ】コスプレを「承認欲求」や「劣等感の逃げ場」にするのは危険!?「大切なことは「コスプレを純粋に楽しむ」ということ!!
自分ではない人になることを望むよりも、自分が変わればいい
コスプレは、する人や周りの人の雰囲気を盛り上げてくれたり、自分を積極的にしてくれたりする、ある意味魔法のような体験です。
いつもの自分とは違った役を演じるのも、新鮮で楽しいことだと思います。
実は、コスプレは心理学的に理にかなっているとも言えるのです。
心理学用語に「モデリング」という言葉があります。
モデリングとは、自分自身が望む結果を出している人の思考や行動を真似して、その人になりきることで、同じような結果を得ることを可能にするテクニックのことです。
※参考サイト「モデリングとは(ビジネス心理学)」
自分があの人のようになりたいと強く思い、思考や行動を真似していくことで、その人に本当に近づいていくというわけです。
ですから、憧れのキャラクターがいるなどするならば、そのキャラクターのコスプレをすることはおすすめできます。
あなた自身も「世界でたった一つだけの個性」
ただし、うわべだけ取り繕っても、今の自分から変わることはできません。
自分ではない人になることを望むのではなく、自分を変えていくという意識を持ちましょう。
どんなに頑張ったところで、あなたが他の人になることはできません。
だから、あなたが工夫を凝らし、努力しながら自分という人間を改造していくのです。
決して自分から、そして現実から目を背けないこと。
今ある環境と向き合い、自分のありのままを認めてあげましょう。
劣等感や承認欲求が強い人は、幼い頃からの環境が影響してできる心の傷、インナーチャイルドが原因になっているかもしれません。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けて、きちんと克服していきましょう。
現状に悩みや不満を抱えている人も、一人で悩まず、一度カウンセラーに相談してみることをおすすめします。
あなたの心のわだかまりを、優しくほぐしてくれることでしょう。
コスプレは非日常感を味わえる、とても愉快で楽しい体験です。
だからこそ、逃げ場として利用するのではなく、きちんと楽しめるように心の健康も意識しながら様々なキャラクターを演じていきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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