カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに、やたらと資格や検定をたくさん持っている人はいませんか?
また、あなた自身色々な資格を取得するのが好きだったりしませんか?
社会には数えきれないほどの資格が存在します。
あなたもいくつか資格を持っているかもしれません。
ただ、中には「一体何に役立つの…?」と思えるような資格を持っている人や、「一体何を目指しているの…?」と統一感のない資格をたくさん持っている人がいます。
そんな人たちには、どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、資格を取りたがる人の心理や精神面でのポイントについてお話ししていきます。

資格には大きく分けて、転職や独立企業に役立つ「お金を稼ぐために必要な資格」と、お金を稼ぐことが目的ではない「趣味としての資格」の2つに分類されるみたいだね。もちろん、生活を豊かにするために資格を取得する人がほとんどなのかも知れないけど、中には自分にとって必要ない資格を取り続けている人も結構存在しているみたいだね。そんな「資格を取りたがる人」には、いったいどんな心理が隠されているのかな?

今回は「資格を取りたがる人」に共通する「6つの心理」や見直すべき「4つのポイント」などが詳しく紹介されているみたいね。またセルフカウンセリングで「資格を取りたがる人の心理」を自己分析できるから、「普段からよく色々な資格を取得している人」や「身近に色々な資格を取得している人がいる」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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資格重視の人は稼げない!?
社会にはたくさんの資格があります。
医師や美容師などの国家資格から、産業カウンセラーやソムリエなどの民間資格、その他数えきれないほどの資格があります。
日本は特に、資格をとても重視する人が多い傾向があるように感じます。
ただ、資格を持っているとエキスパートとして働くことができて収入もドンッと上がる、というイメージがあるかもしれませんが、実はそうではないようなのです。
例えば、一生懸命寝る間も惜しんで勉強をして、ようやく弁護士になれたような人でも、働く場所がなく収入はとても少なくて生活に困っている…という話を時折耳にします。
高収入を得ている人ほど資格に頼らず、行動力で稼ぎ出している人が多いのです。
ですから、「資格がある=生活に困らない」という考え方は、絶対ではないということです。
では、資格を重視してたくさんの資格を取得している人たちにはどのような共通点があるのでしょうか。
意外な心理が見えてきます。
以下に詳しく説明していますので、チェックしていきましょう。
「強い劣等感」「好奇心旺盛」「将来への不安」!?「資格を取りたがる人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで分かる「資格を取りたがる人の心理」
それでは、資格を取りたがる人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①自分に自信をつけたい
自分に自信がないので、資格を持つことで自信をつけようとしている人です。
たくさんの資格を取ったり難しい資格を取ったりすることで、強い劣等感を隠そうとしています。
自己肯定感は低いですが、向上心はあるタイプです。
②完璧主義
少しの知識では満足できず、学びだしたらとことん知り尽くしたいと思ってしまう完璧主義な人です。
資格を役立てるものというより、コレクション的な感覚として捉えているところがあります。
収集癖があったりオタク気質だったりするタイプの人です。
③好奇心旺盛
色々な分野に興味を持つ、好奇心旺盛な人です。
一つのことを深く研究するのはあまり得意ではなく、あっちもこっちもというような気が多いタイプです。
飽きっぽいところもあり、常に新しいことや面白そうなことを探しています。
④勉強が好き
勉強が好きだからその流れで資格を取得している人です。
机上で学んだり練習したりすることは好みますが、その資格を活用するのはあまり得意ではありません。
学んでいる自分が好きで、人から褒められたいという強い承認欲求があります。
⑤不安感が強い
将来に対しての不安感がとても強い人です。
これから先何か起こったら困るからと、生活に役立ったり就職に有利だったりする資格を多く取ります。
ネガティブ思考なので、どれだけ資格を取得しても不安感は消えず、いつも悩みを抱えているような人です。
⑥趣味になっている
資格の取得が趣味になっている人です。
頑張って勉強して試験に合格することで達成感や満足感を得ることができるので、その快感を求めて色々な資格に挑戦します。
ある意味、ゲームのような感覚で資格の取得を楽しんでいます。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、何のために資格を取得しようとしているのかを今一度考えましょう。
そして、そこに自分が隠そうとしている心の隙間はないかどうか、無意識の部分に着目してみましょう。
「資格の取得が目的」になっていたら要注意!?「資格を取りたがる人」が見直すべき4つのポイントとは!?
その資格は今のあなたにとって本当に必要ですか!?
資格を取得しようとすること自体は、向上心があってとても素晴らしいことです。
ただし、自分が何のためにその資格を取得しようとしているのか、深く考える必要はあるでしょう。
表向きは、その物事についてもっと学びたいからだとか、仕事に役立つかもしれないから、という理由かもしれません。
けれど心の奥底では、今の自分に自信がないからだとか、強い劣等感や承認欲求があるからなのかもしれません。
心の奥底にそのような問題を抱えている人は、いくら資格を取得したところでその隙間を埋めることはできません。
以下のポイントをチェックしながら、資格に囚われている自分を解放してあげましょう。
①今持っている資格を活かせる方法を探して実践する
せっかく取ったけれど結局活かせていないような資格があるのなら、その資格を活かせる方法を考えましょう。
仕事としてでなくとも、趣味やボランティアなどで活かせるところがないか探してみましょう。
②取得しようとしている資格があるなら、その資格をどのように活かすか考える
資格は取得することで満足するものと考えず、その先どうやって活かすかというところまで具体的に考えましょう。
その資格を取得して、なりたい自分の理想を鮮明に描き、叶える方向に進路を持っていきましょう。
③コミュニケーションスキルを学ぶ
資格を取得したけれどイマイチ活かせていないと思っている人は、コミュニケーションスキルを向上させるといいでしょう。
人間関係の輪を広げ親密な人を増やすことで、その資格を活かせる機会を与えられたり、その資格によってできることを披露できたりするかもしれません。
コミュニケーショントレーニングを受けたり、コミュニケーションセミナーに参加したりすると良いでしょう。
④カウンセリングを受ける
資格にとらわれている人の多くは、自己肯定感の低い人です。
また、過去に自分の能力を否定されたことがあって、それがトラウマになっているのかもしれません。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けて、凝り固まった心を少しずつほぐしていきましょう。
資格に頼らなくても、自分に自信を持てるようにトレーニングしていくのです。
【まとめ】「資格を取りたがる人」から「世の中の変化に対応できる人」へ!大切なことは資格だけに頼らず自分の知識や経験を100%活用すること!!
今のあなたにとって本当に必要な資格を見極める
資格は取得することで達成、というわけではありません。
その知識や技術をいかにして活用するかに、資格の醍醐味があるのではないでしょうか。
資格を持っていなくとも活躍している人はたくさんいます。
ただ、あなたが何らかの資格を持っているのなら、それを活かさない術はありません。
仕事だけに限らず、人間関係の輪を築くためにも大いに役立ちます。
資格にこだわり、資格だけで人の能力を判断するのはよくありませんが、自分の資格や資格を持つ人の知識や能力を有効に活用し、濃厚な人生を楽しんでもらえたらと思います。
あなたが自分自身の努力で、なりたい自分になれるよう祈っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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