カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに保険好きな人はいませんか?
またはあなた自身、保険好きな人ではありませんか?
日本人は他国と比べて、とても保険好きだと言われています。
確かに、ある程度の年齢になるとほとんどの人が何らかの保険に入っていますね。
死亡保険、医療保険、ガン保険など…保険好きな人の多い日本だからこそ、様々な種類の保険が充実しています。
ただ、中にはそんなに必要なの?
と疑ってしまうほど、いくつもの保険に加入している人もいます。
そんな保険好きな人には、一体どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は保険好きな人の心理や、保険好きな人の注意点についてお話ししていきます。
たしかに、日本人の約90%もの人が民間保険に加入していると言われているみたいね。もちろん保険の基本は「必要な期間、必要な分(保障額)だけかけるもの」だけど、中にはありとあらゆる不要な保険にかたっぱしから加入していて、生活を圧迫するほど毎月多額のお金を支払っている人も多いみたい。そんな「保険好きな人」の心の奥には、いったいどんな心理が隠されているのかな?自分にとって必要な保険に加入するために、注意しておきたいポイントにはどんなものがあるのかな?
今回は「保険好きな人」に共通する「6つの心理」や「4つの注意点」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「保険好きな人の心理」を自己分析できるから、「保険が好きで色々な保険に入っている(保険に入らないと心配で不安だ)」という人や、「身近に保険好きな人がいる(保険ビンボーになっている)」という人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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保険に加入すれば安心!?保険にも心理が働いている!?
私たちは、もしもの時に備えて保険に加入しようとします。
色々な種類の保険がありますから、その“もしも”は異なりますが、なぜ私たちは起こる可能性の少ないその“もしも”の時に備えようと考えるのでしょうか。
その理由の一つには、私たちの心理的傾向があります。
私たちの意思決定は、いつも合理的で正確なものではありません。
実は、小さな確率ほど大きく見積り、大きな確率ほど小さく見積もってしまう傾向があるのだそうです。
だから、宝くじやその他ギャンブルなどでも私たちは、ひょっとしたら当たるかもしれない…!とつい期待をしてしまうのです。
これは、プロスペクト理論という経済学でよく用いられる人間の心理です。
あなたもこのプロスペクト理論によって、思わぬ買い物やお金の使い方をしてしまっているかもしれません。
もしかしたら、注意が必要かもしれませんね。
「守りたいものがある」「みんなが入っているから」「不安感が強い」!?「保険好きな人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで見えてくる「保険好きな人の心理」
それでは、保険好きな人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①断れない
セールスマンや知人に、この保険はオススメだ!必要だ!と勧められると、つい断れずに加入してしまう人です。
加入した後も、やめたら相手に悪いし…などと考えて解約できません。優柔不断で人から嫌われたくないという気持ちの強い、八方美人のような人です。
②守りたいものがある
大切な人や財産など、絶対に守りたいと思うものがある人です。
自分に何かあっても何とかしてもらえるように保険に加入します。
人を思いやる気持ちにあふれる、優しく愛情深い人です。
また、今いる人やある物を失いたくないという強い思いがあることから、つまり今が幸せだと感じられている人でもあります。
③みんなが入っているから
自分の周りが入っているからとか、自分の年齢や状況だと入っている人が多いからなど、なんとなく入っておいた方がいいかなという理由で保険に加入しているタイプの人です。
物事についてあまり深く考えず、周りに流されやすい性格です。
自分の意志を持っていない人だと言えます。
④欲深い
損をすることや何かを失うことを、極端に避けようとするタイプの人です。
自分に何かあった時、絶対損したくない、できることなら得したいという意識が人一倍強い、がめつい人だと言えます。
保険内容を把握し、計算してきちんと得する人もいれば、短絡的な考えで結果、損している人もいるでしょう。
⑤不安感が強い
いつも、病気になったらどうしよう…災害が襲ってきたらどうしよう…などと強い不安感に苛(さいな)まれている人です。
安心感を得るために、色々な保険に加入しますが、新たな不安が次々とやって来るので不安感は尽きません。
少々大袈裟で、不安症気質な性格の持ち主です。
⑥面倒くさがり
いざという時にも保険に入っていれば安心、保険屋さんが何とかしてくれる、などという他人任せな人です。
事前の備えをしておこうという考えや、困った時に自分で対処する思考や能力がないので、保険に頼ります。
面倒くさがりでテキトーな性格の持ち主だと言えます。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、保険に自分がどのような意識で加入しているのか、本当に必要なものなのか、などを考えてみてください。
「不安」「心配」「恐怖」が保険好きの理由だとしたら要注意!「保険好きな人」に強く意識して欲しい「4つの注意点」を徹底解説!!
保険好きな人に心がけて欲しい「4つの注意点」とは!?
それでは続いて、保険好きな人が注意すべき4つのポイントについてお話ししていきます。
①現実的な将来設計をきちんとする
もちろん、未来のことは誰にも分らないことですが、自分が将来どうありたいか、どのような生活や環境が予想されるか、現実的にきちんと考えましょう。
保険をかけていないことで将来苦しい生活をすることになってしまうかもしれませんし、必要のない保険でお金を無駄にしてしまうかもしれません。
自分が結婚したら…家族が増えたら…老後は…など、収入や貯金などを考慮しながら、きちんと将来設計をしていきましょう。
②じっくり考える
自分だけの考えで加入するかどうか即決断するのではなく、家族や友人、またはプロの意見を聞くなどしてじっくり考えましょう。
保険はメリットにばかり目がいってしまいがちですが、デメリットも把握し、他の人と相談しながら決めていくのがよいでしょう。
③周りに流されない
周りの人に相談することは必要ですが、流され過ぎてはいけません。
おすすめされたり友達が加入していたりするからといって、必ずしもあなたに必要な保険だとは限りません。
今人気な保険だから…みんな入っているから…と流されず、自分の意志をしっかりと持ちましょう。
④不安な気持ちを改善する
病気になったら…災害が起こったら…などと考えてばかりいては、悩みや不安は尽きません。
備えておくことは大切ですが、保険以外でも防げたり対処できたりする方法はあります。
あまりにも不安なことが多い場合には、その性格を改善していくことをおすすめします。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして、不安症気質な性格を変えていきましょう。
不安感をなくし冷静な思考ができるようになれば、精神的に安定し、一大事にも的確な判断、対応ができるようになります。
【まとめ】「保険好きな人」から「保険を上手に活用できる人」へ!大切なことは「保険の必要性を理解する」ことと「ポジティブ思考を持つ」こと!!
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いかがでしたか?
今私たちの周りには、様々な事態に対応してくれる保険がたくさんあります。
安心感を得たい、少しでも得したい、など保険に加入する人には様々な思いがあると思いますが、保険だけに頼らず、自らの力で予防、対処できるようにある程度備えたり、冷静な判断力を養ったりしておくことも必要だと思います。
自分や大切な人が幸せでいられるように、体の健康はもちろん心の健康にも気を配ってください。
お金があるだけでは幸せは得られません。
心の健康が幸せに直結するのです。
それを忘れずに。
あなたとあなたの大切な人が、笑顔で暮らせますことを願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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