駄々をこねる女性

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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あなたの周りに駄々をこねる人はいませんか?

またはあなた自身、駄々をこねる人ではありませんか?

 

例えばスーパーのお菓子売り場で、「お菓子買って~!」などと駄々をこねる子どもは見かけます。

 

子どもならかわいいのですが、時にいい大人が家庭や職場で子どものように駄々をこねていると耳にします。

 

駄々をこね出せばほぼ会話になりませんから、周りにいる人も対処が大変です。

 

身体はれっきとした大人なのに心が成長しきれていないのか、それとも何らかの心理が働いて駄々をこねているのか、気になりませんか?

 

今回は、駄々をこねる人の心理や対処法についてお話ししていきます。

 

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たしかに世の中には、すでに大人になっているにも関わらず、思い通りにならないと男女を問わず「駄々をこねる人」ってたくさんいるわよね。もちろん本人には駄々をこねるだけの相当な理由があるのかも知れないけど、周囲の人にとっては本当に迷惑でしかないし、「子供っぽい人」「自己中な人」「人として器が小さいなぁ」なんて思われてしまうケースも多いみたいね。そんな「駄々をこねる人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?身近に「駄々をこねる人」がいる場合、どんな風に対処していけば良いのかな?

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今回は「駄々をこねる人」に共通する「6つの心理」や「3つの対照法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「駄々をこねる人の心理」を自己分析できるから、「自分は思い通りにいかないと駄々をこねてしまう(性格上仕方がない、なんとか改善したい)」という人や、「身近に駄々をこねる人がいる(ガチで迷惑している、直してあげたい)」という人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


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外見は立派ないい大人なのに、話し合いをしたり指示や指摘をしたりすると、感情むき出しになって駄々をこねだす人、あなたの周りにはいませんか?

 

自分の意見が通らないことが嫌なのか、自分のことを否定されたと思い込んで悲しんでいるのか、駄々をこねる理由はその人によって様々です。

 

子どもの駄々っ子はまだまだかわいいものですが、大人の駄々っ子はなかなか面倒に感じることが多いと思います。

 

ましてや同じ職場にそんな人がいるとしたら、対処が相当大変でしょう。

 

駄々をこねる人よりもこちらが一枚上手になって、心理を知り上手に対処していきましょう。

 

 

「注目してほしい」「自分の思い通りにしたい」「うまくいくための作戦」!?「駄々をこねる人」に共通する「6つの心理」とは!?

セルフカウンセリングで分かる「駄々をこねる人の心理」

それでは、駄々をこねる人の心理を6つ説明していきます。

この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

【駄々をこねる人の心理①】自分の思い通りにしたい

典型的なわがままで自己中な人です。

いつも自分が優先されていなければ気が済まず、思いどおりにいかないと納得ができません。

 

周りからどう思われようと関係はなく、自分の利益を優先します。

自分がどこか他人と違い優れていると思っていて、根拠のない自信を持っています。

 

【駄々をこねる人の心理②】気持ちをわかってもらいたい

駄々をこねるように感情的になることによって、自分の気持ちをより相手にわかってもらおうとしています。

 

論理的に冷静に話し合うことは苦手なのでつい感情的になり、相手からの共感を求めます。

 

結果が自分の思い通りになるかどうかよりも、自分の気持ちをわかってもらいたいという思いの方が強いのです。

 

【駄々をこねる人の心理③】うまくいくための作戦

幼い頃からなにかあると駄々をこねてきた人です。

 

今までずっとそうしてきて、駄々をこねればいつも周りが言うことを聞いてくれてうまくいっていたので、大人になってからもそのクセが抜けず行動にあらわします。

 

自制がきかず駄々をこねるというよりは、一種の作戦のような感覚に近いと思われます。

ずる賢くプライドも高い、他人を見下したようなところがあります。

 

【駄々をこねる人の心理④】注目してほしい

自分は今困っている、怒られている、我慢させられているということを、第三者にアピールするために駄々をこねています。

 

本人的には相手から否定されているかわいそうな自分を演じて、他人を味方につけようとしています。

また、自分自身に酔っているようなところもあるでしょう。

 

大げさで被害者意識の強い人です。

 

【駄々をこねる人の心理⑤】感情をコントロールできない

自分の思い通りにいかないことがあると、気持ちが整理しきれずに溢れ出して駄々をこねるような結果になります。

 

時間が経ってから振り返ると恥ずかしいことをした、大人げないことをしたと反省できる人なのですが、その場で感情をコントロールすることがとても苦手なので、つい駄々をこねてしまいます。

 

メンタルが弱っていたり、発達障害を持っていたりする人に多い傾向があります。

 

【駄々をこねる人の心理⑥】どうすればいいかわからない

自分の予想と違って否定されたりすると、どうしたらいいのかわからなくなってしまい、駄々をこねるような行動をとってしまう人です。

 

臨機応変さがなく、こだわりが強いため、感情面でも行動面でも上手く対処ができません。

本人としてはパニックになっているような状態です。

 

メンタルが弱っていたり、発達障害を持っていたりする人に多い傾向があります。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、大人として状況を受け止め、判断し、対処できるように、冷静さを身につける努力をしていきましょう。

 

 

「駄々をこねる人」が身近にいる場合はどうすれば良い!?相手の心理を理解し人間関係をスムーズにする「3つの対処法」を徹底解説!!

「駄々をこねる相手」に実践して欲しい「3つの対処法」とは!?

それでは続いて、駄々をこねる人への3つの対処法について説明します。

 

【駄々をこねる人の対処法①】話を聞いてあげる

相手は自分の意見や思いが通らずに感情的になっています。

そこにこちらも感情的になったり大きな声を出したりしては逆効果なことがほとんどです。

 

相手には「話を聞くから落ち着いて。」「冷静になって話し合おう。」などと声をかけてあげましょう。

 

結果がどうなるかは別として、話を聞いてもらえる、自分を尊重してもらえる、わかろうとしてくれるとわかれば、相手は大概冷静さを取り戻してきます。

 

【駄々をこねる人の対処法②】ダメなものはダメ

相手は、駄々をこねれば自分の思い通りになると思い込んでいるのかもしれません。

駄々をこねられる頻度が多いのであれば、原因はあなたにある可能性があります。

 

駄々をこねられると甘やかしてしまったり、ダメなものも時にOKになってしまったりしていませんか?

 

それでは相手に主導権を握られているようなものです。

駄々をこねられても、本当にダメなものはダメと徹底しましょう。

 

日頃から、”昨日はダメだったけど今日はOK”のような曖昧さがあると、駄々をこねられる原因になります。

 

【駄々をこねる人の対処法③】承認欲求を満たす

大人の駄々っ子は愛情不足が原因になっていることがあります。

 

自分のことを認めてもらえない、わかってもらえないフラストレーションが溜まって駄々をこねる行為になっているのかもしれません。

 

相手の承認欲求を満たして安心感を与えてあげることで、駄々をこねることは少なくなることでしょう。

 

日頃からその人のことを褒めたり尊重してあげたりすることを心がけましょう。

 

 

【まとめ】「駄々をこねる人」を「理解・共感・対処できる人」へ!大切なことは「駄々をこねる原因を知る」ことと「一緒に改善していく」こと!!

「駄々をこねる原因」を冷静かつ論理的に分析する!決して感情的にならないこと!

いかがでしたか?

取り組めそうな関わり方はありましたか?

 

人の言動には、大体理由があります。

大人の駄々っ子にも、それなりの心理的な理由があるのです。

 

ただのわがままだと決めつけて否定せずに、この人はなぜこのような言動をしているのかな、と深く考えて接してあげてください。

 

その奥には、自己肯定感の低さや精神的不安定、不信感などの原因が隠れているかもしれません。

 

相手の駄々をこねる理由がわからなかったり、駄々をこねる癖が直らなくて困っていたりする場合には、専門のカウンセラーに相談してみると良いでしょう。

 

心理的な視点から言動の意味、改善策など教えてくれることと思います。

 

また、自分自身が駄々をこねる人だと思う人も、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることで、人との関わり方を学んだり自己認識や自己肯定感を高めたりしていくことができます。

 

すると次第に駄々をこねることもなくなっていきます。

 

自分や相手が発達障害だった場合でも、対処の仕方はいくらでもありますし、改善することもできます。

 

少し時間はかかるかもしれませんが、感情をコントロールするトレーニングをしたり、自分や他者との向き合い方を学んだりすれば、気持ちが高ぶった時の行動の仕方は変わっていきます。

 

これを機に大人の駄々っ子は一日も早く卒業して、大人の対応ができる人になっていけるといいですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

杉本もゆるでした。

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

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