ヒーローになりたい女性

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

▶ 杉本もゆるのプロフィール

 

あなたの周りにヒーローになりたい人はいませんか?

またはあなた自身、ヒーローになりたい人ではありませんか?

 

ヒーローになりたいという意識を持ち、幼い頃から警察官や消防士などを目指す人がいますね。

 

人を救いたい、人の力になりたいと思うことはとても素敵なことですが、その心理を探っていくと自分の心理的欲求を満たすためだったりすることもあります。

 

少年の夢とも言えるヒーローを大人になっても追いかける人の心理は、一体どのようなものなのでしょうか。

 

今回は、ヒーローになりたい人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

 

チャチャマル♂チャチャマル♂

たしかに世の中には、正義感が強くて悪いことは絶対の許すことのできない「ヒーローになりたい人」って存在しているよね。たとえば会社の同僚の悪い行いをこっそりと上司に報告したり、街で見知らぬ人に上目線で注意をしたり、自分とはまったく関わりのない問題に首を突っ込んだり。人の力になりたい、人を助けたいという考えはとても素晴らしいことだけど、そんな「ヒーローになりたい人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「ヒーローになりたい自分」をもうやめたいと思ったらどうすれば良いのかな?

リン♀リン♀

今回は「ヒーローになりたい人」に共通する「5つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「ヒーローになりたい人の心理」を自己分析できるから、「子供の頃からずっとヒーローになりたいと思っている(正義感が強い、悪いことは絶対に許せない、正義は勝つ)」という人や、「身近にヒーローになりたい人がいる(カッコ悪い、ガチで面倒な人、世の中を知らない、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


【よく読まれているおすすめの関連記事】

 

 

「ものごとはすべて善悪で判断」「最後は正義が必ず勝つと思っている」「おせっかいの達人」!?なぜ人は「ヒーローになりたい人」になってしまうのか!?

しっかりと現実も見えていますか?ヒーローはただカッコイイでは済まされない!

お腹が空いた子たちに自分の顔を分け与える優しさを持った、悪い敵をパンチで倒すヒーロー。

人類の味方として、銀河の外からやって来る敵の怪獣と戦う巨大変身ヒーロー。

 

あなたはヒーローと聞いて何を思い浮かべますか?

 

キャラクターだけではありません。

社会にはヒーローと呼べる職業もたくさんあります。

 

ヒーローは子どもたち、特に男の子の夢ともいえる存在です。

このヒーロー的な存在に憧れ、大人になってもヒーローであろうとする人たちがいます。

 

大体が心優しく、正義感の強い人ですが、中にはあまりにヒーロー意識が強すぎて、顰蹙(ひんしゅく)を買ったり空回りしたり自己犠牲が過ぎたりする人もいます。

 

ヒーローとは、とてもかっこいい存在ではありますが、一歩間違えると自分の身を滅ぼしかねない人でもあります。

 

自分自身がヒーローになりたい人は、気を付けなければいけませんし、ヒーローになりたがっている人が身近にいるなら、むしろこちらが気を配ってあげる必要があるのです。

 

 

「称賛されたい」「必要とされたい」「優越感を得たい」!?「ヒーローになりたい人」に共通する「5つの心理」とは!?

セルフカウンセリングで発見「ヒーローになりたい人の心理」

それでは、ヒーローになりたい人の心理を5つ説明していきます。

この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

【ヒーローになりたい人の心理①】称賛されたい

人から褒められたいという気持ちがとても強い人です。

 

「すごいね!」「さすがだね!」などと称賛されることに強い快感を覚える人なので、その快感をまた得たいと思うあまり人のために行動します。

 

大金を使ったり危険なことをしたりもしますが、しばしば空回りして終わることもあるタイプの人です。

 

【ヒーローになりたい人の心理②】優越感を得たい

人よりも上に立ちたいと思う目立ちたがり屋なため、ヒーローになって他の人との格の違いを見せつけたがります。

 

プライドが高く、どこか自分は他人と違うと思っているところがあるので、顰蹙を買ってしまうことがあるでしょう。

 

人のためというよりも、悪を成敗する快感や自分の優位を表現するために、良いことをしようとしています。

 

【ヒーローになりたい人の心理③】批判が怖い

自分は正しい人間だ、まっとうな人間だということを表現するためにヒーローになろうとします。

 

批判されたりのけ者にされたりすることに恐怖を感じているため、いつも社会的に正しいと思われる方にいようとし、正しいと思われるような行動をします。

 

自分に自信がなく、自分の考えを持っていない人だとも言えます。

 

【ヒーローになりたい人の心理④】必要とされたい

人から必要とされたい、人と関わりを持っていたいと思うため、ヒーローになろうとします。

承認欲求がとても強く、自己肯定感の低い人です。

 

自己犠牲をしてでも人助けをして感謝されたり必要とされたりすることで、自分の存在価値を見出そうとしています。

 

ヒーローに憧れていながら、心はとても弱い人です。

 

【ヒーローになりたい人の心理⑤】強くありたい

強い人間でありたい、強い人間だと思われたいという願望からヒーローを目指します。

自分の弱い部分を認めたり他人に見せたりすることが苦手で、強い自分であろうとします。

 

そのため、少々無理をしてでもヒーローのような行動をとります。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、過剰に自己犠牲をしていることがないか思い返してみましょう。

 

そして、それは本当に相手のためなのか、むしろ自分勝手な行動になっていないかも考える必要があります。

 

 

「ヒーローになりたい自分」をもうやめたいと思ったらどうすれば良い!?自分を見つめ直し凝り固まった考え方を和らげる「4つの改善方法」を徹底解説!!

「ヒーローになりたい人」にチャレンジして欲しい「4つの改善方法」とは!?

それでは続いて、ヒーローになりたい人が意識を変えていくための改善方法を4つ説明します。

 

【ヒーローになりたい人の改善方法①】白か黒かで決めない

正義感の強いヒーロー気質の人は、物事を0か100か、善か悪かなど、ハッキリと決めすぎてしまうところがあります。

 

グレーゾーンが少なすぎるのです。

周りにいる人は臨機応変さのないところや妥協しないところを窮屈に感じているかもしれません。

 

すぐに決断したり白か黒かで決めたりするのではなく、よく考えてその場に合った対応ができるように、また、こうでなければいけないなどの凝り固まった思考は控えるようにしていきましょう。

 

【ヒーローになりたい人の改善方法②】自分軸で考えない

正義感の強いヒーロー気質の人は、善か悪かで決めがちです。

しかも、その善悪を自分の物差しや損得で決めてしまうことが多々あります。

 

自分では良かれと思って正義感を出して行動したものの、結果として感謝されなかったりおせっかいになったりすることもあります。

 

何か行動する時には自分の価値観で判断するのではなく、周囲の人に確認をとったり客観視したりするよう心がけましょう。

 

自分勝手に正義感を振りかざすような行動は、他人の迷惑になるかもしれないことを認識しましょう。

 

【ヒーローになりたい人の改善方法③】自分を知る

自分は正義感が強いタイプだと思っていたり、ヒーローに憧れたりしている人は、もっと自分について知っていきましょう。

 

自分の正義感がどのようなものなのか、どのような時にヒーローのような行動をしたいと思うか、その気持ちは本当に正しいのか、誰の力になりたいのか、など自分の心と向き合い研究していきましょう。

 

ヒーローを目指さなくても、なりたい自分に近づけたり、本当の理想の自分を見つけたりできるかもしれません。

 

【ヒーローになりたい人の改善方法④】カウンセリングを受ける

正義のヒーローになりたい人や、よく人助けをして自己犠牲してしまう人は、心の奥深くに満たされない何かを抱えているのかもしれません。

 

人から認めてもらいたい、人から必要とされたい、人より優位に立ちたいなどの意識には、何かしらの理由があります。

 

専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして、インナーチャイルドなどの観点から心理を探っていきましょう。

 

今まで見えてこなかった自分が見えてくることでしょう。

自分の思考や行動の理由がわかって、自分自身が生きやすくなります。

 

 

【まとめ】「ヒーローになりたい人」から「ありのままの自分を見せられる人」へ!大切なことは「自分を許し尊重する」ことと「自分を守ることをやめる」こと!!

「劣等感、承認欲求、自己犠牲」などの「心の鎧(よろい)」を脱ぎ捨ててみませんか?

いかがでしたか?

取り組めそうな改善方法はありましたか?

 

人の力になれることは素晴らしいことです。

ただし、自分ばかりがいつも犠牲になる必要はありません。

 

人と人は助け合い、協力し合うことで絆が深まります。

片方だけが頑張りすぎても良い関係は築けないのです。

 

周囲の人たちともっと楽に、良い関係が築けるように、あなたの心を変えていきましょう。

ヒーローにならなくても、あなたが良好な人間関係の中で生きていけることを願っています。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

杉本もゆるでした。

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

チャチャマル♂チャチャマル♂

もゆる先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!あなたのお役に立てれば幸いです!良かったら「いいね」「ツイート」などよろしくお願いします!!

リン♀リン♀

ほかの記事もたくさんあるので読んでもらえると嬉しいです!無料メルマガもぜひ登録してみてください!只今プレゼントキャンペーン中です!▶ 詳しくはココをクリック!!